越中富山いろいろ紹介

高山植物の花から身近な野草の可憐な花を。また野山でであった野鳥を含め又北陸の祭りや観光スポットなど紹介。

アオツヅラフジ(青葛藤)

2009-09-05 21:04:45 | 山野草(その他)
【アオツヅラフジ(青葛藤)】
野草:ツヅラフジ科アオツヅラフジ属
花期:7月~8月
別名:カミエビ

つる性の雌雄異株の木本です。果実の表面に白い粉がふいています。別名のカミエビはこの白い粉をカビと見ているものです。エビはブドウの古名だそうです。
和名の「アオ」は緑色を意味しており、植物名で使われる場合は、色を示す場合と常緑か落葉かを意味する場合がある。アオツヅラフジの場合は、落葉であるので、1年目の茎が緑色であることによるのであろう。

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タカサブロウ(高三郎)

2009-09-05 16:09:29 | 山野草(白花)
【タカサブロウ(高三郎) 】
野草:キク科タカサブロウ属
花期:8月~9月

田の畦や湿り気のある場所に生育する1年草。葉は披針形で、細かい不明瞭な鋸歯がある。茎や葉の両面には短い毛が生え、ザラザラした感触がする。葉は柄はなく対生して、基部は緩やかに茎に沿う。葉腋から花柄を出し、先端に直径約1㌢の頭花をつける。花の中心部に淡黄緑色の筒状花で、舌状花は2列に並び白く細い花びらを多数つける。花後のそう果は緑色から黒く熟し、大きさは違うが、ヒマワリの花を連想させられる。類似種にアメリカタカサブロウがある。

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イトイヌノヒゲ(糸犬の髭)

2009-09-05 14:55:34 | 山野草(白花)
【イトイヌノヒゲ(糸犬の髭) 】
野草:ホシクサ科 ホシクサ属
花期:8月~9月

一年草。貧栄養性の湿原に生育し、鉱物質土壌の湿原に多いが、泥炭質の湿原にも見られる。一年草であるので、湿原の中でも安定した場所には生育せず、侵食傾向のある場所や、破壊された場所、水の流れる場所などに生育する。株元から細長い花茎が放射状に何本も伸びていて、それらの先端に直径5mmほどの白っぽい花が咲きます。

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イヌホオズキ(犬酸漿)

2009-09-05 08:25:36 | 山野草(白花)
【イヌホオズキ(犬酸漿)】
野草:ナス科ナス属
花期:8月~10月
別名:バカナス(馬鹿茄子)

道端や畑地などに生える1年草で、高さ30~60センチ。葉は互生し、広卵形で、縁は全縁か波形の鋸歯がある。茎の途中から花序を出し、散形状に4~8個の白い花をつける。花冠は深く5裂し、後ろに反り返る。液果は黒く熟す。


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イボタノキ(疣取木、水蝋の木)

2009-09-05 07:28:18 | 山野草(白花)
【イボタノキ(疣取木、水蝋の木)】
野草(落葉低木):モクセイ科イボタノキ属
花期:5月~6月

面白い名前の語源は、カイガラムシの仲間のイボタロウムシという昆虫が樹皮に寄生し、分泌した白いロウ状物質であるイボタ蝋が取れることから。これは家具の艶出しや織物のつやづけ、薬品にも使われていた。
枝先に花穂を付ける。花は筒状の合弁花であり、先端は4枚に分かれている。雄しべは2本。

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