ウリパパの日記

自由気ままに・・・

陣馬高尾縦走

2007-11-18 20:50:58 | 高尾山・陣馬山
朝晩に秋の深まりを感じるようになりました。今朝は最低気温が1.7℃まで下がり八王子で平年より12日遅い初霜を観測しました。畑や車の屋根など、辺り一面真っ白でした。
今日は子供達と約束した陣馬高尾スタンプハイクへ。高尾駅北口から陣馬高原下まで急行バスで直行し、寒さの残る8時30分から山上り開始です。2年前は和田峠まで車道を歩きましたが、バイクや車が林道を通行しては山登りの気分が台無しになったため、今回は和田峠をパスして陣馬新道を選択。でも急坂続きで子供達には相当辛かったようです。


80分かけて標高857mの陣馬山頂に到着。草原の頂きからの見晴らしは格別です。まずは澄み切った青空に富士山がくっきり。そして紅葉の奥多摩から大菩薩、三つ峠、丹沢まで見事なパノラマ。西にはかすかに北奥千丈岳と国師ガ岳が見え、南には相模湾に浮かぶ江ノ島や三浦半島まで望むことができました。何気なく入った茶屋では、なめこ汁をすすりながら、おじさんのきのこ狩りの自慢話しを聞きました。クリタケを採りに行った話やこの辺りでも松茸が採れるけれど日帰りでは厳しいことなどなど・・・


40分ほど美味しい空気と絶景パノラマ、そして真っ赤なモミジを満喫した後、高尾山へ向けて尾根歩きスタート(時刻は10:20)。上の写真はこれから目指す景信山から小仏城山、高尾山方面の遠望です。


ここから尾根歩きは、アップダウンが比較的少なく整備も行届いているため爽快です。山道の大半は静寂に包まれた針葉樹林で、峠や山頂付近では紅葉が鮮やかな広葉樹林が現れます。晩秋ということもあり花の種類は少ないですが、ところどころにノハラアザミやリンドウが咲いていました。鮮やかな赤い実はホソバナテンナンショウ(上の写真)。毒があり鳥も食べないため残っているのでしょうか。。。


陣馬山から約100分。やっと標高727mの景信山に到着。ここの名物はなめこ汁です。なめこは地元で栽培されたもので、肉厚で笠の直径が4~5cmもあります。スーパーで売っているものと全く食感が違います。ゆず味の味噌汁との相性も抜群で、お弁当と共に楽しみました。



子供達は、なめこうどんと山菜天ぷらを追加注文。大満足です(^^♪。さらに晩ご飯のおかず用になめこを買い込みました。

ここまで来ると、ハイキング客が多くなり静かな山歩きは期待できません。高尾山から往復可能なため、ちょっと足を延ばすハイカーが多いのでしょう。さて、お腹も一杯になり、山歩き再開です。小仏峠、小仏城山(標高670m)、一丁平と進むにつれ、人の多さと比例して色鮮やかなモミジが目立つようになります。


紅葉台まで来ると、赤色に色づいたもみじ一色です。陽に当たった姿は本当に美しい!更に高尾山に近づくと、人・人・人・・・本来であれば高尾山頂をショートカットしたいところですが、スタンプを押すため人込みに突入。薬王院を抜けて霞台まで来ると、もう通勤ラッシュのよう。案の定帰りのリフトは長蛇の列です。パパはびわ滝のスタンプを押すために、家族の皆と別れて霞台へ戻り一人でびわ滝経由で清滝駅へ向かうことにしました。このルートは人も少なく、足取りも快調。霞台から20分で清滝駅まで下山しました。


清滝駅でリフトで降りてくる子供達と奥さんを待つこと30分。ふらふら時間つぶしをしていたところ、おそうじ小僧の頭上に桜が!どう見ても桜です。紅葉とのミスマッチが何とも不思議。皆さんあまり気付かないようですが、パパは気になって仕方ありません。早咲きの桜なのでしょうか。

さて、スタンプハイクのほうは12箇所中11箇所のスタンプを押印しました。残り一箇所は城山下売店で、ここは城山から相模湖まで降りないと辿り着きません。来週にでも訪れてみます。

本日(11/18)の山行記録
 7:43 高尾駅北口 ⇒ 8:25 陣馬高原下 ⇒ 9:40 陣馬山頂 ⇒ 10:20 出発 ⇒12:05 景信山  
  ⇒13:05 出発 ⇒ 13:30 小仏峠 ⇒ 13:50 小仏城山 ⇒ 14:00 出発 ⇒ 14:50 高尾山頂
  ⇒15:30 かすみ台 ⇒ 15:50 清滝 (リフト着は16:20) 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする