ウリパパの日記

自由気ままに・・・

笠間稲荷神社の釿始式 2016.1.5

2016-01-05 22:54:18 | Weblog
常陸国出雲大社に続いて笠間稲荷神社を訪れました。いつもは無料の駐車場も年末年始は有料(500円)となります。まだ10時前で時間に余裕があり、せっかく正月に訪れたので、駐車料金払って初詣に行くことにしました。


正月らしく賑やかな楼門です。


拝殿の前では何か儀式が執り行われてるようです。話を伺うと「釿始式」(ちょうなはじめしき)が始まったとのこと。実は先ほど20:45の茨城県のローカルニュース(NHK)でも紹介されていました。


笠間稲荷神社のHPに紹介されていたので、以下に引用します。

「釿始式」(ちょうなはじめしき)は「木造り始め」ともいわれ、釿とは手斧のことで、釿を以て用材を造り始める儀式です。当社に於いては、御祈祷者に授与する御神札を始め、交通安全・厄除・方位除など、お守り類を社内にて奉製しており、「釿始式」はその御用材を始め、社殿の修復や、菊祭り会場作りなど、木工作業に関わる木造り始めの儀式として行っています。
工匠(宮大工)は侍鳥帽子、直垂(ひたたれ)姿で古式豊かに釿始を行います。

引用終わり。


木工作業に関わる木造り始めの儀式が続きます。


これが釿(ちょうな)ですね。久しぶりに姿を見ました。


儀式で用いられる木工作業道具一式です。

15分ほど釿始式を見学してからお参りをして、アパートへ向かいました。
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常陸国出雲大社へ初詣 2016.1.5

2016-01-05 22:28:25 | 茨城県
今日は仕事始めでした。午前中に休暇を取得して常陸国出雲大社と笠間稲荷神社にお参りしてから出社することにしました。茨城県に単身赴任を始めて1年4か月が経過。昨年は茨城県で初詣に出かけるゆとりがありませんでしたが、今年は計画的に年始の計画をたてることができました。

朝7時15分に自宅を出発。高尾山ICから五霞ICまで圏央道を利用、そこから国道4号バイバスを小山まで北上し、国道50号を笠間へ向かいます。渋滞もなく2時間5分で笠間市福原の常陸国出雲大社に到着しました。


まずは駐車場脇の大鳥居を見学。稲田みかげ石をもって造られ明神鳥居形式としては我が国最大級のようです。高さ111m、笠木は14mもあります。


階段を上ると左手に手水舎。迫力ある龍が印象的です。


正面の拝殿です。正面の大しめ縄はど迫力です。長さ16m、重さは6tもあるそうです。拝殿は諏訪大社本宮の脇拝殿様式を取り入れています。ご祭神は大国主大神です。


常陸国出雲大社の説明です。HPにも掲載されていたので以下に引用します。

平成4年12月4日、島根県出雲大社よりご分霊をご鎮座。
「日本文徳天皇実録」(871年)によると、ご祭神大国主大神は、神代の昔、常陸の国(現在の茨城県)の少彦名神(すくなひこなのかみ)と共に国づくりに励まれたと伝えられています。
大神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)に国土をお譲りになり、日本の建国に大きな功績をお立てになりました。これより、国土の守護神・大地主大神(おおとこぬしのおおかみ)として仰がれ、農業・漁業・医療の神、また縁結びの神として、幸運開運・商売繁盛・災難除け、さらには人間の死後の霊魂をご守護・お導き下さる幽冥主宰大神(かくりよしろしめすおおかみ)として、実にそのご神徳は宏大なるものがあり、古くから「だいこくさま」として親しまれ、篤い信仰をうけています。

日が沈み休まる「日隅宮」(ひすみのみや)と称される島根県・出雲大社から、大国主大神の第二御子神である建御名方大神(たけみなかたのおおかみ)が鎮まる長野県・諏訪大社を通り、日が生まれる国・常陸国へと直線上で結ばれたご神縁の地・茨城県笠間市へ大国主大神のご分霊にお鎮まり戴きました。

平成26年9月16日、名称を常陸国出雲大社(ひたちのくにいずもたいしゃ)と改称し、単立宗教法人として新たな歩みを始めました。これにより、島根県出雲大社・出雲大社教との包括関係が廃止され、単立神社としての立場が尊重され、愈々大国主大神の御神徳が拡がり栄へ行き渡るよう歩みを進めております。

以上引用終わり。

比較的新しい神社だと思いながら見学していたところ、この解説を見て納得。島根県出雲大社から平成4年に分霊され、私が茨城県で単身赴任を始めた平成26年9月から単立宗教法人として新たな歩みを始めたのですね(単身赴任とは全く関係ありませんが・・・)


さっそく参拝です。拝礼作法は”二拝四拍手一拝”。正月にNHKで(再)放送されたブラタモリで出雲大社が特集されていて、そこでも二拝四拍手一拝が紹介されていました。納得。


額と天井画の一部です。


拝殿の右手には樹齢2650年の檜の大黒柱。大しめ縄に負けないほどの太さです。
拝殿左手には大国主大神のご神像が鎮座していました(4枚目の写真を参照)。


拝殿の裏手に続く本殿です。日本最古の建築様式「大社造り」により造営されています。大社造りは縄文時代の巨木信仰に基づくもので、神社様式としては最古のものです。総檜造りの大社造りは日本唯一と説明にありました。


拝殿横の展望台からの眺めです。正面に加波山、その左奥には筑波山が見えています。

今回、常陸国出雲大社に始めて訪れました。平成4年に造営されただけあって現代的な印象をうけました。

続いて笠間稲荷神社へ向かいます。


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