おかんのネタ帳

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懐かしの映画館

2007-09-14 23:55:28 | 舞台・映画・ドラマ
見たいな~って思っていた映画『キサラギ』 が、上映館が少なくて最寄りが京都シネマでした。京都がそれほど遠いわけではないけど、でも、いざ行こうと思うとなかなか行けないし、諦めてたんですね。そしたら、一昨日、朝日新聞の地域情報誌「あいあい滋賀」を見てたら、滋賀会館で上映してるって書いてあったのを発見したんですよ!
なんか、すっごい発見をしたみたいで、これは行かないと!って思ってたんですよ。

そしたら、昨日、長女が言うんですよね~
「お母さん、『キサラギ』見てきたで~」
「え~っ! 滋賀会館でやってるの知ってたん~?」
「『HIRO』を見に行こうと検索してたら、発見してん。でも、滋賀会館シネマホールてどこや~?って」
そら、昨今主流となってるシネコンしか知らない娘らにしてみたら、小さな公設民営映画館を知らないですよね。

滋賀会館は約50年の歴史がある建物で、かつては、年間26万人を集めた滋賀の映画文化の発信地でした。
私が初めて自分の意志で映画を見に行ったのが中学生の頃で、ここで、あの、ダスティン・ホフマンの「卒業」を見たんですよ。懐かしい~
その後、映画事業は縮小されたようで、講演会とかイベントとかで使われることが主流みたいになってました。
滋賀会館シネマホールは、1995年に初の公営ミニシアター系映画館として、この滋賀会館の5階にオ-プンしたんですが、8年後の2003年にホールの閉鎖が決まったんですね。それを惜しんだ市民などが立ち上がって、市民によって結成された、シネマファンクラブが事業の運営に関わることになって、また上映が開始されたという経緯があるんですよ。
佳作の映画を順次上映するほか、年に何度か、大ホールでの「名画」の上映会があるようで、今月も、8日・9日に、小津安二郎監督の「東京物語」を上映したようです。大ホールなら、最近のシネコンの小ぶりな画面とは違って、迫力の大スクリーンで名画が楽しめますしね。
と言いながら、駅近とはいえ駐車場もないし、ず~っと、映画を見に行くこともなかったんですけどね。

でも、滋賀会館には何度も仕事とかで行ってます。
講演会や展示会、イベントなどがあるんで。でも、映画は行ってなかったですね。
来週、なんとか行ってこようっと。

長女が言うてました・・・
「滋賀会館て、なんかレトロというか、空気がぬる~い感じで、面白い建物やったわ~」
確かに、傾斜を利用した建て方で、迷路みたいなところがあったり、事務室が教室とかをイメージするような雰囲気やったりで・・・今時の娘らにはわからんよね~

そういえば、シネコンでは県内老舗の草津シネマ、いよいよ閉館ですね~
娘と「舞妓haaaan!!」見に行ったのは、7月やったっけ?
なんか、寂しいね~

画像は映画とは全く関係ない、今週の月曜日、新聞休刊日に出た駅売りスポーツ新聞。
週末の今夜は・・・首位攻防初戦、胃が痛くなったわ・・・