3月、梅香る暖かな日でしたね。
ここんとこのバタバタで、さすがに今朝は体の疲れもさることながら、
洗濯物もいっぱいあって、朝イチに事務所へ行こうと思ったのに出遅れ・・・
けど、洗濯物干しはちょっと抵抗あるよね。
お天気が良いと、花粉が~ (涙)
なので、今日も私はマスクマン。
これにサングラスをしたいところやけど、吐息でサングラスが曇るんですよ・・・
なので、目の周辺がなんとなくはしかい・・・
けど、めげずに? 行ってきましたよ。
「桂文珍独演会」
好き嫌いで言うと、あまり好きな噺家さんではないんやけど、でも面白いです。
以前、朝日新聞の夕刊で、ご自分の落語を「引き算の笑い」とおっしゃってました。
漫才の人気先行の大阪で、おそらく、ちゃんと落語なんか聴いてくれないような、
お弁当食べてお酒を飲んでるような、そんなお客さんを相手に、
花月でず~っと落語をやってきはった人やし、やっぱり、自信と余裕を感じます。
平均年齢の高いお客さんやったけど(苦笑)、
いつものように、マクラでたくさん笑わしてくれはりましたよ。
お客さんをようく見て、話をもっていかはりますわ。
すらすらっと落とす時もあれば、ゆっくりくすぐるというか・・
ストーリーをはしょって、なのに、それを後で説明したりと・・・お客さんの反応を見ながら、もう、自在ですわ。
昔は、その話し方が、なんかお高くとまってるというか、
高見からお客さんを見下ろしてるみたいで、あまり好きやなかったんですけどね。
でも、今はそんなことを感じませんよ。
お客さんをよう見てはるから、ていねいさも感じるし、
何より「笑い」を大事にしてはるなぁと感じます。
「おもしろいことが好き」というのは、落語家の基本ですもんね。
前座は、林家門下の林家うさぎさん。「ふぐ鍋」
2番目は 文珍さんで、「粗忽長屋(そこつながや)」。
3番目は、文珍さんの筆頭弟子、楽珍さん。「子ほめ」。
中トリで、文珍さんの「三枚起請」。
中入り後、文珍さんの、「天狗裁き」がトリ。
久しぶりに、「三枚起請」を聴けたのでうれしかったですね。
こういう、粋な噺は好きやなぁ~。
ま、師匠の文枝さんは、もっと粋にさらっと
「わたいもつとめの身、三千世界のカラス殺して、ゆっくり朝寝がしてみたい」
って、サゲを言うてはった。
文珍さんは、かわいく、
「ゆっくり、朝寝がしたいもん~」 って感じでした(笑)
ちなみに、今日行ったのは、野洲市、旧中主町の「さざなみホール」。
周囲の建物と合わせて、あの、黒川紀章さんが設計したとかいう建物です。 → こちら
さて、3月は落語会も地元でいろいろ開かれるんですよ。
次週も、大津まで行ってきま~す。
【今日のランチ】
今日、一緒に落語会へ行く三重県のお友だちと、駅前のポピーさんで食べたランチ。850円。
久しぶりにエビチャーハン食べましたわ。