おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

伏見にて

2011-06-15 23:13:43 | マイブーム・落語


先日、伏見にある「夢百衆」さんへ行ってきました~
地元の老舗酒造、月桂冠が大正8年に建てた旧本店社屋で、
清酒を販売するほか、喫茶でゆったりとくつろげるところです。

ここへ行くのは二度目。
前回はたしか、2年前の年末やったかな。
何しに行ったか・・・落語会ですよ~
その名も、「酒蔵寄席」。
利き酒付きです。

朝から大雨やったけど、この日の落語会に行きたいという、
晴れ女の友だちの力で? 伏見に着いた時は暑いくらいのお天気でした。

丹波橋からブラブラ歩いて桃山界隈へ。
龍馬商店街から酒蔵がたくさん並ぶところまで。



有名な「黄桜」。
カッパ博物館があります~
いたるところに、水が出てるイドがあって、
ペットボトルを持った人が並んで、汲んではりましたね~
そう、伏見は、水が良いところやしね。

水といえば・・・伏見は、実は港町。
大阪まで淀川を下ったという、三十石船が出たところです。
今は、観光用に、三十石、十石舟が出てるそうですよ → こちら



船の発着場。
このすぐ上に、あの歴史上で有名な、寺田屋があります~
建物は当時のものとは違うとか聞いてるんやけど、
開館は3時半ぐらいまでらしく、見学できませんでしたけどね。



おっと、落語のことはちっとも書いてなかった!!

酒蔵寄席は、毎回、若手とやや若手?と、噺家さんは2人出はるんです。
お酒のケースを積んで毛氈をかけ、それが高座です。
お客さんは約50名ほどかな。近いところで噺を聞けるんで楽しいですよ。

今回の出演は、桂そうばさんと、桂よね吉さん。
友だちがご贔屓なのは、桂よね吉さんね。
京都出身の噺家さんで、吉弥さんの弟弟子。

開館前に、玄関横でお会いしましたわ。

「今日は、何をかけはるんです~?」 って声を掛けたら。

「まだ、わかりません~」 って、教えてくれませんでしたけど。

マクラで、車で来た話から乗り物の話になったんで、
友だちと、「住吉駕篭」かなとヒソヒソ話してたら、気配を感じたのか、
こっちをチラッと見て、

「まだ、わかりませんよ。人力車もあるし、ほら、いらち車かも・・」

なんて、よね吉さん、そうムキになって隠さんでも~(笑)

時々、素になったりして、ホンマ、かわいい方です(笑)

で、案の定、「住吉駕篭」でしたけどね。
吉弥さんとはまた違って、やっぱり、面白い噺やったですよ~


ちなみに、お土産に買ってきたものは・・・



神聖の純米酒「京の龍馬」。
お酒の飴、ラムネ味の生八つ橋。

半日ほどの行楽でした~