おかんのネタ帳

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雨の長刀祭り

2014-05-07 12:59:25 | 湖国日記
連日の、祭り見学。
あいにくの雨ながら、地元、小津神社の例祭、長刀祭りに行ってきました。
前から行きたかった祭りですが、用事が重なったりで行けずじまい。
遠い昔、中学生の頃に、同級生が出るからって見にいったきりです。

11地区が8つに別れ、輪番制で長刀祭りの神祭を担当します。
今年は山賀町。たまたま、仕事で自治会長さんを取材したこともあり、
進行表も見せていただいたので、行かせてもらいました~
でもねぇ、お天気だけは・・・



10時に、小津神社の大鳥居から練り込みが始まります。

山賀町は100戸あまりの町内。
各家から一人以上の参加ということで、2歳から75歳まで約130人が、
この祭りに関わっているそうです。

長刀を持った2歳児には親が付き添って練り込みが始まりました。



長刀振りを披露しながら杉江馬場を歩きます。

向かうのは、まず三ノ宮から。
その社の前で、小さい子どもさんから長刀振りの奉納をします。



最初、何をやってるのかようわからんかったけど、
長刀を回したり、それを飛んだり、投げ揚げてとったり。
小さい子どもから大人まで、妙技を披露します。

その後、その後ろから入ってきたササラ踊りが奉納されます。



鉦と歌に合わせて、手にしてるササラをこすり合わせて踊ります。

その先では、太鼓とともに踊る、太鼓踊りが披露されてます。



かわいい子どもさんが太鼓をたたきます。
これも、かわいい~

三ノ宮での奉納が終わったら、いよいよ小津神社です。
境内までの参道は道路が舗装されてきれいですね~
でも、雨が・・・

小雨の中、参拝がすむと、長刀振りは省略され、かろうじて、ササラの奉納。



笛を吹く女子もいます。



前の方では、太鼓踊りも奉納されてます。



この正面の拝殿には、御輿が置いてあり、踊りの方のが終わると、
いよいよ御輿が出されます。
本来なら、ここでもっと披露されるようですが、なんせ、雨やから・・・

白い袢纏に脚絆の男衆、3基の御輿の担当も当番が決まっていて、
今年は、玉津青年団だそうです。



順に出されて、一番最後の御輿が出た時が、いっそう雨が激しく降ってきました。
もう、ぬれてもいいからか?ハダカですから~ 

ここから、また三の宮に行き、大鳥居まで。
本来なら、その西側の山賀桟敷というところで、
長刀振りやササラの披露があるようやけど、雨で省略されたみたいです。

ここから、赤野井の御旅所まで歩きます。

私は、ダンナが休みやったので、ひとまず家に帰って昼食~

赤野井では御旅所から若宮神社までの赤野井馬場を、
練り込みながらすすみ、若宮神社で踊りを奉納。
神社の隣の本願寺西別院で昼食後、ここでも、踊りを披露するようです。

15時ぐらいに、赤野井へ。
市の史跡に指定されている、大庄屋・諏訪家の屋敷を公開してたので、
そちらを見学してから、また祭りを見に行きました。

15時15分から、御輿が出発。
諏訪家でも、御輿を担ぐ声や、お囃子が聞こえて来たので、
ちょっと気もそぞろ・・・(苦笑)

お天気は相変わらず。お昼前のような激しい雨はなかったけど、
小雨の中を、長刀振り、ササラ、太鼓踊りの披露が続きます。

赤野井はギャラリーも多く、御旅所から若宮神社に続く赤野井馬場は、
桟敷が作られ、長刀振りを見学できるようになっていました。

「所望!」というかけ声がかかると、何度も披露する・・・そういうところみたい。



小さな子から大きな子も披露。



おじさんも~



ササラも披露します。



そして、御旅所から御輿が出発。
一行も、小津神社に向けて帰っていきます。

16時半、私も、ここで帰りました。



赤野井馬場では、桟敷の竿もしまわれますね。



毎年のことなので、道路の端には、竿を入れる穴があけてあります。
さっすが、祭りのある町は、違いますね。

このあと一行は、小津神社でまた、長刀振り、踊りを披露し、
山賀桟敷で、七つの下り音頭で踊り納め、
自治会館まで戻るそうです。


地元だけに、何人か知り合いにも会ったけど、
娘が山賀に嫁いで、孫が2歳、という友だちに遭遇。
途中で、2歳児が「帰りたい」、とか、「脱ぎたい」、とか、ほんま大変そうで(汗)

「8年後は、ササラを踊るんやね~」

「あぁ・・・衣装代大変やろな~」

あ、そこ? 

ま、そういうことやね~。
そういえば、今回も8年ぶりなので、衣装も一新してるみたい。
もちろん、個人負担になるけど、でも、そうやって、受け継いで行くんですね。