おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

近江八幡にて

2016-06-14 23:08:20 | 湖国日記
日曜日は、長女と近江八幡まで行ってきました。
ボーダレス・アートミュージアムのNO-MAで、展示されてる作品が、
なかなか面白いというので、娘に誘われたからですけどね。



ボーダレス・アートミュージアムNO-MAは、
アールッブリュット作品を、展示している美術館です。
野間家の古民家を改修した建物なんやけど、それがまた、
独特の雰囲気ですね。



アールブリュットは、正規の美術教育を受けていない人が、
自発的に生み出し、既存の芸術のモードに影響を受けていない、
絵画や造形のこと。フランス語らしいです。

精神の療養の手段として、絵を描くなど創造をすることがあるので、
治療の一環として描いた絵が、後にアール・ブリュット作品として、
評価を受けるというケースが多いようですね。

なので、ビックリするような作品に出会ったりします。
すごいな~というような。

今回も、チラシにあるように、方眼紙に、
船、自動車・・などをひたすら描いてある作品が、
部屋いっぱいに貼ってあって、圧巻でした。

多彩なものが混在する都市の絵をひたすら描いた絵、
街中の目にした看板にある文字をひたすら書いたノート、
ほんとに、すごいです。

中でも、NO-MAの学芸員さんからおすすめ?されたのが、
鉛筆の真っ黒な画面の中に田んぼや新幹線の軌道、富士山・・
など、記憶の世界の情景を描き、裏に、主にカタカナで、
その情景の説明文を書き連ねてある作品。

読みにくいけど、読めた時にうれしくなるんで、不思議です!
絵は真っ黒やけど、雲とか、富士山の冠雪とか、白くて、
それも不思議ですね~

NO-MAには、アールブリュット作品が4000点以上、収蔵しているとか。

また、面白いものがあれば、行ってみたいと思います~



お昼をだいぶん回ってから、「カフェ風来居」でランチ。



名物、近江牛のカッパ焼き丼。1200円。
香ばしくって、おいしい~~



娘は、牛すじカレーを食べたかったらしいけど、
もう、売り切れてました~~



それにしても、日曜日。
近江八幡、人が多かったですわ。
さすが、観光の町です~