おかんのネタ帳

日々の雑感や興味のあることを書いています

いちご農園

2017-03-02 23:12:56 | お仕事メモ
3月に入りましたね~~
でも、お天気はイマイチ、すっきりぜず。今も雨が降ってます~

昨日は、いちご農園の若いオーナーさんに会ってきました~

市内のいちご農園は、数軒あるようですね。

私がお邪魔したのは、「farm ハレノヒ」さん。

ネーミングがかわいいでしょ。

収穫する日は、いちごにとっての「ハレノヒ」。
そのいちごを食べた人にとっても「ハレノヒ」であってほしい。
・・・そんな思いから、名付けたそうです。

天候に左右されるし、受粉させる蜂さんの気分もあって?
今、端境期なんですって! 一番少ないってことですね。



「やよい姫」という品種が植わってるハウス。
いちごは、需要の関係から、12月から出荷する果物。
なので、ハウス栽培が主流ですよね。

こちらは、少量土壌培地耕という栽培方法で育ててるんやそうです。
滋賀県農業技術振興センターが開発した滋賀県独自の養液栽培技術で、
環境に優しく安定した品質のいちごが提供できるとか。

オーナーの川立さんは、元カメラマン!
東京で、広告写真を撮ってたらしいです~~
でも、Uターンして、地元に戻ってファーマーに!

きっかけは、幼なじみが就農して、
初めて収穫したメロンを、東京に送ってくれたこと。
滋賀県農業技術振興センターにある、農業大学校の就農科を出て、
ファーマーになった幼なじみに刺激を受け、
大阪に転勤になってから実家に帰って来る機会が増え、
自宅の畑で土いじりをしているうちに、目覚めたようです。

同じように、農業大学校の就農科で、1年間、
少量土壌培地耕や、農業の経営管理などを学び、
いちごをやると決めて、卒業前から準備をし、
農園の場所を探して、起業したそうです。
・・・卒業すると就農することが義務づけられてるらしい。



やよい姫のハウス。
やっぱり、端境期なのね~

今年、6シーズン目。
毎年、同じという状況ではないらしく、
昨年はコンスタントに出荷できたのに、
今年は、天候が不安定で、端境期ができてしまったらしい。
ここ3日ほどお日様が出てたから、もっと色づくって。
あと10日ほど経てば、出荷も安定するとか~



奥様が調理師の免許を持ってるらしく、
(たまたま、って奥様は言うてはりました~)
ジャムやチップスなど、加工品も手がけてはります。

忙しいときは、実家の両親や親戚まで、
お手伝いしてもらうらしいです。

ハウスの中には、蜂箱もおいてあって、
ある程度暖かくないと、蜂も動かないし、
中途半端な受粉だと、形がいびつないちごになるらしい。

日照時間が短いと赤くなりにくいし、
ファーマーって、ほんまに、お天気頼みなんやね。

農園で、いちごを販売。
ほかに、お店など契約しているところにも。
5月ぐらいまで、章姫とやよい姫の2種類。

いっぱいお話してくださって、
「いちごを通じて、お客さんの背景が感じられたり、
 人と出会うことが、自分のハレノヒでもある・・」
なんて、おっしゃてたのが印象的。

めちゃめちゃ、人なつっこい方です。



人と接することも好き、っておっしゃてました。



手塩に掛けたいちご・・・

甘くて、おいしい~~~