おかんのネタ帳

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幹事会

2017-03-17 23:57:42 | 演劇・舞台
先日、演劇鑑賞会の幹事会に初参加してきました。
初めのことなので、よくわからないこともあるのですが、
いろいろな報告のあと、会員数の激減をどうやって乗り越えるか、
という、ちょっと暗い?議題について、意見を出し合いました。

幹事の数は10人ほどですが、新人は2名。
私と、もう一人の方です。
古くからの方も多いけど、入会して2,3年、
と言う人も何人かいましたね。



近畿ブロックの各演劇鑑賞会の報告を見ていると、
どこもみんな、会員数は減ってるようで、悩みは同じ。

やはり、娯楽の多い時代やしね。
楽しいことがいっぱいあるから、
演劇に興味を持つ人は、少ないんでしょうねぇ。

興味はあっても、他にいろいろやってるから、
なんて言う人も多いやろうし。

3人で1サークルつくり、サークルがベースで、
鑑賞会は成り立っているんですね。
一人で入会してもいいけど、友だちを誘って、
早くサークルを作ってね、って、私も言われましたよ。
・・お陰様で、3人揃ったのでサークル「わかば」をつくりました。
・・・なんで、「わかば」って?? そらぁ、まぁ・・(笑)

そういうシステムなんですよね。

舞台を楽しみたいから入会したのに、
人を勧誘しないといけないって、なんか、生保レディみたいな?
営業活動やなぁ~

お金が足らないというなら、チケットを一部、
一般発売するとかしたらいいやん~とか、思ったけど、
そうすると、会員にならなくてもいいやん~ 
ということになるから、逆効果なんですね。

昔、大阪の演劇鑑賞会は、そういうふうにしてて、
結局、継続できなくなって解散したらしいです。

でも、演劇を見たことない人とかにアピールするには、
「体験してもらう」のがいいんやない?
もう一人の新人さん(男性)が言いました。

言葉で説明するより、1回だけ、
実際の舞台を見てもらったらどうかと。
それから、入るかどうかを決めてもらうとか。

私も、同じように思います。
お手伝いを担当する舞台の時に、
ゲストを一人だけ実費で観てもらう。ただし体験は1回だけ。
10サークルあれば、10人が毎回実費で観てもらえる。
毎回、10人ずつ、新しい人に観てもらったら、
そのうちの、何人かは、入ってくれるんやない?

観るだけやなくて、「運動せなあかんのはイヤ」
そういわれたとか、言うてましたね。

運動っていうと宗教か政治みたいやん。
活動、ですよね~ クラブ活動みたいなもん。

サークル会議に、幹事も参加しよう。
という意見もありましたね。
サークル会議というと堅いけど、お茶飲みながら、
舞台についておしゃべりしようというものですね。
お茶会、女子会、お食事会・・・それで結束を固めるんですね!

お引っ越しで、幹事を辞められる方が言われてました。

「自分の好きなようにしたい人が多くなったってことやね」

縛られたり、強制されたり、それはイヤ。
自分の好きなものを、好きな時に観たいから、
勉強会とか会議とか、仲間と一緒に何かをするとか、
そんなめんどくさいことはしたくない、そう思うんよね。

それはわかるけど・・・

結局、「演劇が好き」かどうか、やろうね。
好きだったら、集まってその感想を言い合うとか、
批評し合うとか、そういうことも楽しかったりします。

バックヤードが観られたり、搬入搬出を手伝ったり、
劇団やその制作の方、役者さんたちと交流したり、
それも、魅力的ですよね~

その魅力を、アピールして発信するしかないです。

演劇というと、なんとなく、反体制派、みたいなイメージやけど、
今は、そういうイメージも薄いですね。
若い役者さんとか、演劇だけで食べられない人もいるけど、
好きなことを続けられるだけで、幸せっていうか、
けして、暗くはないです。



先日の、近畿での企画会議。
2019年に、上演する舞台の演目を決める会議ですが、
40ほどの作品がリストアップされてたけど、
各劇団等からの、演劇鑑賞会で上演できる作品を提出してもらった作品。

いろいろな劇団、会社があることにビックリです。
文学座とかこまつ座・・・とかなら知ってるけどね。

3回ほどの会議で、絞り込むそうです。
いろんな作品があるので、
それも、なんか、楽しいですよ。

楽しそうやったら、興味を持ってもらえるハズ。