高校野球の夏の大会、各地で予選が始まってます。
なんか、母校も今のところ勝ってるような・・・遠い昔、
一度だけ、甲子園に出場したことがあるけど、ほんまに遠い昔(汗)
母校に限らず、この暑さに負けないで、
球児たちには、頑張って欲しいもんです。
そういや、沖縄は、もう代表が決まったみたいね。
高校野球、沖縄と言えば、
8月のひこね演劇鑑賞会で上映する作品は、
関西芸術座の「遙かなる甲子園」なんです。
タイトルからわかるように、
高校球児が甲子園を目指すお話なんですけど、
単なるスポ根ものではないんですね。
球児たちは、耳が聞こえない聴覚障害者なんです。
実際にあった実話を元にした作品で、
小説にもなり、漫画にも描かれ、映画化もされてます。
舞台化は20年ほど前で、今回は再演です。
私も、今回、この作品をするというので、
いろいろ調べたんですけど、ビックリしました。
1964年、日本が東京オリンピックで盛り上がってる頃、
世界的に風しんが流行し、アメリカでも大流行。
まだ、アメリカの統治下にあった沖縄も、
その半年後から風しんが流行したそうです。
風しんは、いわゆる「三日ばしか」と呼ばれ、
熱がでたり発しんが出るんやけど、
わりと軽い目で治っていく病気です。
でも、妊娠初期の妊婦がかかると、胎児が、聴覚障害や心奇形など
「風しん症候群」という障害を引き起こすことがあるそうです。
今でこそ、知られているけれど、当時の沖縄では、
医師でさえも、ほとんど知らなかったらしい。
その結果、沖縄全土で400人以上の風しん障害児が産まれ、
その多くが、聴覚障害児やったそうです。
前年に流行したアメリカでは、2万人以上の、
風しん障害児が産まれたといいます。
米軍が駐留する沖縄は、流行をそのまま、
受け入れてしまったんですよね。
それはともかく、300人以上の聴覚障害児のために、
期間限定で、単学年だけのろう学校がつくられました。
それが、モデルとなった北城ろう学校ですが、
中学、高校の6年間だけ存続し、
彼らが卒業すると同時に閉校になりました。
生徒の中で、野球好きな子どもたちがいて、
硬式野球部をつくり、野球経験者の教師が指導、
甲子園を目指したんですね。
でも、当時の学生野球憲章には、高野連への、
ろう学校の加盟は認められてませんでした。
結果としては、高野連は沖縄県大会への参加を認めるんですけど、
そこへ至るまでの日々が、描かれているんです。
京都の某高校の芸術鑑賞で上演されると聞き、
先月、観に行ってきたんですけど、
俳優さんたちは、一から習ったという手話を使いながら、
役を演じてはるんですね。
聴覚障害者のような発声でセリフを言うときもありますが、
後半は、「心の声」として、あらかじめ録音されたセリフが流れます。
俳優さんたちの演技に合ってて違和感がなく、熱演されてました。
いろいろな舞台がありますが、
手話を使って会話をする、こういう表現方法もあるんですね。
野球が好きなこと、甲子園を目指すことに、
障害のあるなしは無関係やし。
近所のお兄さんが甲子園に行ったので、
一人で沖縄から応援に行った主人公の一樹。
甲子園で、「音を見た」って言うんです。
球音、球児や観衆の声、それらを「見た」んですね。
ルールに基づいて戦うことに、健常も障害もない。
彼はそう思って、野球部を作ろうとするんですね。
そういえば、最近の男の子って、
サッカーはしても野球はしないらしくて、
関西芸術座が再演をするのに、若い俳優さんが、
野球ができなくてたいへんやったとか。
へぇ~
昔は、三角ベースとか、男子はみんな野球やってたのにね。
俳優さん、手話と同時に野球も練習したらしいですよ。
野球と言えば、オールスターも終わって、後半戦ですよ。
あんだけ負けたのに、まだ2位ですからね、トラは。
・・・うれしいというか、情けないというか・・・
そして、心配は、藤浪・・・
なんか、母校も今のところ勝ってるような・・・遠い昔、
一度だけ、甲子園に出場したことがあるけど、ほんまに遠い昔(汗)
母校に限らず、この暑さに負けないで、
球児たちには、頑張って欲しいもんです。
そういや、沖縄は、もう代表が決まったみたいね。
高校野球、沖縄と言えば、
8月のひこね演劇鑑賞会で上映する作品は、
関西芸術座の「遙かなる甲子園」なんです。
タイトルからわかるように、
高校球児が甲子園を目指すお話なんですけど、
単なるスポ根ものではないんですね。
球児たちは、耳が聞こえない聴覚障害者なんです。
実際にあった実話を元にした作品で、
小説にもなり、漫画にも描かれ、映画化もされてます。
舞台化は20年ほど前で、今回は再演です。
私も、今回、この作品をするというので、
いろいろ調べたんですけど、ビックリしました。
1964年、日本が東京オリンピックで盛り上がってる頃、
世界的に風しんが流行し、アメリカでも大流行。
まだ、アメリカの統治下にあった沖縄も、
その半年後から風しんが流行したそうです。
風しんは、いわゆる「三日ばしか」と呼ばれ、
熱がでたり発しんが出るんやけど、
わりと軽い目で治っていく病気です。
でも、妊娠初期の妊婦がかかると、胎児が、聴覚障害や心奇形など
「風しん症候群」という障害を引き起こすことがあるそうです。
今でこそ、知られているけれど、当時の沖縄では、
医師でさえも、ほとんど知らなかったらしい。
その結果、沖縄全土で400人以上の風しん障害児が産まれ、
その多くが、聴覚障害児やったそうです。
前年に流行したアメリカでは、2万人以上の、
風しん障害児が産まれたといいます。
米軍が駐留する沖縄は、流行をそのまま、
受け入れてしまったんですよね。
それはともかく、300人以上の聴覚障害児のために、
期間限定で、単学年だけのろう学校がつくられました。
それが、モデルとなった北城ろう学校ですが、
中学、高校の6年間だけ存続し、
彼らが卒業すると同時に閉校になりました。
生徒の中で、野球好きな子どもたちがいて、
硬式野球部をつくり、野球経験者の教師が指導、
甲子園を目指したんですね。
でも、当時の学生野球憲章には、高野連への、
ろう学校の加盟は認められてませんでした。
結果としては、高野連は沖縄県大会への参加を認めるんですけど、
そこへ至るまでの日々が、描かれているんです。
京都の某高校の芸術鑑賞で上演されると聞き、
先月、観に行ってきたんですけど、
俳優さんたちは、一から習ったという手話を使いながら、
役を演じてはるんですね。
聴覚障害者のような発声でセリフを言うときもありますが、
後半は、「心の声」として、あらかじめ録音されたセリフが流れます。
俳優さんたちの演技に合ってて違和感がなく、熱演されてました。
いろいろな舞台がありますが、
手話を使って会話をする、こういう表現方法もあるんですね。
野球が好きなこと、甲子園を目指すことに、
障害のあるなしは無関係やし。
近所のお兄さんが甲子園に行ったので、
一人で沖縄から応援に行った主人公の一樹。
甲子園で、「音を見た」って言うんです。
球音、球児や観衆の声、それらを「見た」んですね。
ルールに基づいて戦うことに、健常も障害もない。
彼はそう思って、野球部を作ろうとするんですね。
そういえば、最近の男の子って、
サッカーはしても野球はしないらしくて、
関西芸術座が再演をするのに、若い俳優さんが、
野球ができなくてたいへんやったとか。
へぇ~
昔は、三角ベースとか、男子はみんな野球やってたのにね。
俳優さん、手話と同時に野球も練習したらしいですよ。
野球と言えば、オールスターも終わって、後半戦ですよ。
あんだけ負けたのに、まだ2位ですからね、トラは。
・・・うれしいというか、情けないというか・・・
そして、心配は、藤浪・・・