それにしても暑い・・・豪雨災害の被災地も暑くて、
ボランティアの人が熱中症で運ばれたとか・・・本当に、たいへん。
募金ぐらいしか・・・ほんまに、微々たることしかできないけど。
昨日は、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAへ、
「毎日を絵にした少女たち・・GIRLS」を観てきました。
大正生まれのおばあちゃんたちの絵の展示です。
おばあちゃんたちは、もうお亡くなりになってるんですが、
おばあちゃんになってから絵を描き始めたらしいです。
塔本シスコさんの作品。
・・・今回は、写真が撮れます(条件はありますけどね)
鮮やかな油絵、しかも、大きいです。
50歳を過ぎてから、画家の息子さんの100号の絵を、
表面の絵の具を削り取って、上から自己流の絵を描いたとか。
「描きたい」ものがあったんですね。
・・ネットで検索すると、シスコさんはかなり有名人?
作品展とかもしてはったようです。
幼少期の思い出とか、家族のこととかを描いてるそうです。
仲澄子さんの作品。
「すみばあちゃんの絵日記」。
絵日記は90歳から描き始めたそうです。
子どもの頃の思い出など遠い昔のこと。
描こうと思ったのは、昔のことを、孫やひ孫に伝えたかったからとか。
映像化してモニターで観ることができました。
ナレーションは、お孫さんらしいですが、とっても良い感じ。
愛のあるナレーションでしたよ。
介護されるようになってからの絵に描かれてた文が、
昭和初期にヒットした二村定一による「アラビアの唄」の歌詞。
「砂漠に日は落ちて夜となる頃」
さすがに、昭和初期の唄は知らんわ・・と思ってたら、
そばに置いてある古めかしいラジオのようなもの(CDデッキでした~)で、
聞けるようになってました。。
聞いてみたら・・・あぁ・・・あれやん!
朝ドラ「わろてんか」で、広瀬すず演じるリリコが歌ってた歌!!
そうか、あれは昭和初期に流行った歌やったのね~
幼い頃のことや、戦争の時のこととか、
リアルやねんけど、なんか童話のようで、いろいろ楽しい日記でした。
蔵を使って展示されてたのが、土方ゑいさんの作品。
水彩絵の具やサインペン、色鉛筆で描かれてます。
カラオケしたり、どじょうすくいが得意な、
アクティブなゑいさん、80歳になってから絵を描くようになりました。
100歳を過ぎるまで、描き続けたそうですよ。
やはり、家族の絵が多いですね。
わりと、俯瞰で見た絵が多いというか、
向こうの方に家が建ち並んでたり、山があったりして、
手前に、動物がいたり、人がいたり、遠近法に関係なく、
でも、かなりこだわりがあったようなんですね。
この日、17時から研究会があって、
「土方ゑいの芸術論」がテーマ。
学芸員さんとキュレーターさんが、いろいろと語ってくれました。
どういうふうにして人選したのかとか・・・
大正5年生まれのシスコさんに合わせて、それ前後の生まれの人にしたとか。
大正10年生まれだと、絵がだいぶん変わるんやって。
大正生まれだと、太平洋戦争の時にはもう結婚して子どもがいたり、
戦争体験を大人になってしているんですね。
なので、戦争の思い出もちゃんと出てきます。
ゑいさんは、お孫さんがイラストレーターで、
コラボ作品も作っていたりしてます。
・・・このお孫さんのことは大好きやったらしいです。
一定の動物へのこだわりとか・・まるでコピペしたみたいに、
いろんな絵に、同じポーズの動物が出てきたり~
いろいろ面白いですね。
この展示は、今月29日(日)まで。
興味のある方、ぜひ、見に行ってくださいね。
おばあちゃんたちのパワーに、元気づけられます!
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
近江八幡市永原町上16(旧野間邸)
開館時間 11:00~17:00、入館料一般300円。
☆トークショー 受け継がれるストーリー
(3人のGIRLSのお孫さんたち家族が集まるそうです!)
7月28日(土)13:30~15:00 旧伴家住宅(近江八幡市新町)
ボランティアの人が熱中症で運ばれたとか・・・本当に、たいへん。
募金ぐらいしか・・・ほんまに、微々たることしかできないけど。
昨日は、ボーダレス・アートミュージアムNO-MAへ、
「毎日を絵にした少女たち・・GIRLS」を観てきました。
大正生まれのおばあちゃんたちの絵の展示です。
おばあちゃんたちは、もうお亡くなりになってるんですが、
おばあちゃんになってから絵を描き始めたらしいです。
塔本シスコさんの作品。
・・・今回は、写真が撮れます(条件はありますけどね)
鮮やかな油絵、しかも、大きいです。
50歳を過ぎてから、画家の息子さんの100号の絵を、
表面の絵の具を削り取って、上から自己流の絵を描いたとか。
「描きたい」ものがあったんですね。
・・ネットで検索すると、シスコさんはかなり有名人?
作品展とかもしてはったようです。
幼少期の思い出とか、家族のこととかを描いてるそうです。
仲澄子さんの作品。
「すみばあちゃんの絵日記」。
絵日記は90歳から描き始めたそうです。
子どもの頃の思い出など遠い昔のこと。
描こうと思ったのは、昔のことを、孫やひ孫に伝えたかったからとか。
映像化してモニターで観ることができました。
ナレーションは、お孫さんらしいですが、とっても良い感じ。
愛のあるナレーションでしたよ。
介護されるようになってからの絵に描かれてた文が、
昭和初期にヒットした二村定一による「アラビアの唄」の歌詞。
「砂漠に日は落ちて夜となる頃」
さすがに、昭和初期の唄は知らんわ・・と思ってたら、
そばに置いてある古めかしいラジオのようなもの(CDデッキでした~)で、
聞けるようになってました。。
聞いてみたら・・・あぁ・・・あれやん!
朝ドラ「わろてんか」で、広瀬すず演じるリリコが歌ってた歌!!
そうか、あれは昭和初期に流行った歌やったのね~
幼い頃のことや、戦争の時のこととか、
リアルやねんけど、なんか童話のようで、いろいろ楽しい日記でした。
蔵を使って展示されてたのが、土方ゑいさんの作品。
水彩絵の具やサインペン、色鉛筆で描かれてます。
カラオケしたり、どじょうすくいが得意な、
アクティブなゑいさん、80歳になってから絵を描くようになりました。
100歳を過ぎるまで、描き続けたそうですよ。
やはり、家族の絵が多いですね。
わりと、俯瞰で見た絵が多いというか、
向こうの方に家が建ち並んでたり、山があったりして、
手前に、動物がいたり、人がいたり、遠近法に関係なく、
でも、かなりこだわりがあったようなんですね。
この日、17時から研究会があって、
「土方ゑいの芸術論」がテーマ。
学芸員さんとキュレーターさんが、いろいろと語ってくれました。
どういうふうにして人選したのかとか・・・
大正5年生まれのシスコさんに合わせて、それ前後の生まれの人にしたとか。
大正10年生まれだと、絵がだいぶん変わるんやって。
大正生まれだと、太平洋戦争の時にはもう結婚して子どもがいたり、
戦争体験を大人になってしているんですね。
なので、戦争の思い出もちゃんと出てきます。
ゑいさんは、お孫さんがイラストレーターで、
コラボ作品も作っていたりしてます。
・・・このお孫さんのことは大好きやったらしいです。
一定の動物へのこだわりとか・・まるでコピペしたみたいに、
いろんな絵に、同じポーズの動物が出てきたり~
いろいろ面白いですね。
この展示は、今月29日(日)まで。
興味のある方、ぜひ、見に行ってくださいね。
おばあちゃんたちのパワーに、元気づけられます!
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA
近江八幡市永原町上16(旧野間邸)
開館時間 11:00~17:00、入館料一般300円。
☆トークショー 受け継がれるストーリー
(3人のGIRLSのお孫さんたち家族が集まるそうです!)
7月28日(土)13:30~15:00 旧伴家住宅(近江八幡市新町)