先週の日曜日は、「ほたる寄席」に行ってきました。
遠方から、落語友だちが二人、落語ファンに引き込んだ?
職場の方が二人・・・席は別々ですが、5人で行ってきました。
市民ホールの小ホールです。
お盆のせいか少なめ、かな?
でも、よう笑うお客さんでしたよ~。
笑うだけやなくて、独り言を言う、音を立てる・・人もいたけどね(汗)
3席、一般で1600円。
手頃な落語会です~
職場の方たちも、満足してくれてたみたい~
桂華紋 二人ぐせ
桂雀太 代書
笑福亭銀瓶 質屋蔵
トップバッターの華紋さんは、出張ほたる寄席でお馴染み。
出張ほたる寄席は、3ヶ月に1回ぐらい?の開催で、
公民館などで、無料で行われてる寄席なんです。
いっつも満員 ← 無料やしね!
でも、出張・・で華紋さんを知ったお客さんも来てたみたいですよ。
・・1600円払って来てくださってありがとう、って言うてはりました(笑)
声もいいし、しっかり、丁寧な落語でしたね。
2番目の雀太さん。
以前に比べると、ちょっと痩せはった感じですけど、
でも、相変わらず、ベタ~っと暑苦しい?落語でした!
会場も、よう笑ってましたわ。
マクラで、すでに、暑苦しい感じでした。
大阪は暑いのではなくて、暑苦しいという話やったからね。
大阪は会話がすでに暑苦しい・・・いつものマクラか?
・・・まっちゃまち、とか~
と思ってたら、ちょっと違いました(苦笑)
・・おまえ知ってるか? あんまり暑いんで、
ナニワのモーツアルトも、ついに脱いだらしいで、知らんけど。
(脱ぐ仕草入りで ← 帽子、ちゃうよ~)
笑いましたよね~ 想像して(笑)
ネタの代書は、ほんまに鉄板ですよね。
雀太さんは枝雀さんの孫弟子やけど、ちゃんと受け継いでます。
アホがね。ほんまにアホなんです。
「と~~め~~~」とか、「ポンで~す!」とか・・
職場のお二人は、すっかり、雀太さんにハマったようです~
・・・家に帰ってきてから、Youtubeで雀太さんの落語を聞いてたらしい(笑)
代書は、なんというても、枝雀さんの「生年月日!」が好きなんですけど、
雀太さんのは、ちょっと考えオチのような、
じわっと笑いが来るという感じで、上手いですね~
トリは、銀瓶さん。
前日に部屋の掃除をしていて重い物を動かし、
腰を痛めてしまったのだとか。
「ここに来れないとこでした~」って。
ぎっくり腰やなくて、良かったです~
マクラでは、そのお片付けの話から、
いただき物も困るモノがあると言う話をしてはりました。
東京とか地方へ行っていただく一升瓶のお酒。
人気者になると何本もいただくので、宅配で送ることになるとか。
できれば、ビール券でください、とのこと~(苦笑)
地元のお酒とか、贈りたかったりしはるんちゃいます~?
できるだけ、軽いものを贈らんと、困らはるんやろうな・・
私の大好きな役者さんも、重い差し入れは迷惑やったやろな(汗)・・反省
そしてネタは質屋蔵。
幽霊が出るという質屋さんの蔵の話ですが、
さすがに銀瓶さん、きっちり、すっきりとした話ぶりでしたね。
前にも書いたけど、質屋さんのシステムを知ってるかどうかで、
オチのあたりは、わかり辛い噺かもですね。
前フリで、今どきの質屋さんのことを話してはりましたね。
冬場の毛皮のコートとか、タンス代わりにしてる人がいると。
預けてお金を貸してもらうんやけど、安く借りて利息も安くする。
利息さえ毎月払っておけば、ずっと置いてくれるから、タンス代わりやと。
そうなんですよね~。
利息を払い忘れたら品物は流されるんで、ちゃんと払わないとあかんけど。
毛皮のシーズンが来たら、元金を払って品物を受け取れば良いわけで。
つまり、利息が毛皮の預け賃ということですね。
ネタバレからいうと、蔵に出るという化け物は、預かった品物が、
まるで生きもののように動いてた、ということです。
旦さんが番頭さんに、繻子(しゅす)の帯の話をするけど、
それは架空の話で、それくらい、預かってる品物には、
それぞれ預けた人の思いがこもってると言う前フリですね。
旦さんが、化け物の正体を見てこいと言うのに、
番頭さんが怖がりなので、腕の立つ熊はんを呼びます。
そこで、熊はんの、今までナイショにしてた話・・
お酒をタダで飲ませてもらってる話、漬物をタダでもらった話・・
ここも長いですよね~~
化け物を待ってる間に飲み食いしてウトウトする番頭さんと熊さん、
蔵の戸の前に光るものが・・下座の大太鼓がゴロゴロっと鳴って、ビックリ。
いやいや、客席のお客さんがビックリしてましたけどね~!
腰を抜かすので旦さんが出てきて、蔵の中をのぞきます。
そしたら、預かってる繻子の帯と竜門の羽織が相撲を取り~の、
天神さんの掛け軸が箱から出てきて、
中に描いてある菅原道真公が、有名な句を詠み~の、
旦さんに言うんですね~
預けた主に伝えてくれと。
利上げしやな、また流される~
それがオチ。
太宰府に流されたのと、質流れをかけてるんですね。
それにしても30分以上の長い話。
腕のある人でないとこの噺はできませんよね~
ほたる寄席、次回は10月ですね。
それまでに、どこかで行くかな・・・行く日があるかな。
遠方から、落語友だちが二人、落語ファンに引き込んだ?
職場の方が二人・・・席は別々ですが、5人で行ってきました。
市民ホールの小ホールです。
お盆のせいか少なめ、かな?
でも、よう笑うお客さんでしたよ~。
笑うだけやなくて、独り言を言う、音を立てる・・人もいたけどね(汗)
3席、一般で1600円。
手頃な落語会です~
職場の方たちも、満足してくれてたみたい~
桂華紋 二人ぐせ
桂雀太 代書
笑福亭銀瓶 質屋蔵
トップバッターの華紋さんは、出張ほたる寄席でお馴染み。
出張ほたる寄席は、3ヶ月に1回ぐらい?の開催で、
公民館などで、無料で行われてる寄席なんです。
いっつも満員 ← 無料やしね!
でも、出張・・で華紋さんを知ったお客さんも来てたみたいですよ。
・・1600円払って来てくださってありがとう、って言うてはりました(笑)
声もいいし、しっかり、丁寧な落語でしたね。
2番目の雀太さん。
以前に比べると、ちょっと痩せはった感じですけど、
でも、相変わらず、ベタ~っと暑苦しい?落語でした!
会場も、よう笑ってましたわ。
マクラで、すでに、暑苦しい感じでした。
大阪は暑いのではなくて、暑苦しいという話やったからね。
大阪は会話がすでに暑苦しい・・・いつものマクラか?
・・・まっちゃまち、とか~
と思ってたら、ちょっと違いました(苦笑)
・・おまえ知ってるか? あんまり暑いんで、
ナニワのモーツアルトも、ついに脱いだらしいで、知らんけど。
(脱ぐ仕草入りで ← 帽子、ちゃうよ~)
笑いましたよね~ 想像して(笑)
ネタの代書は、ほんまに鉄板ですよね。
雀太さんは枝雀さんの孫弟子やけど、ちゃんと受け継いでます。
アホがね。ほんまにアホなんです。
「と~~め~~~」とか、「ポンで~す!」とか・・
職場のお二人は、すっかり、雀太さんにハマったようです~
・・・家に帰ってきてから、Youtubeで雀太さんの落語を聞いてたらしい(笑)
代書は、なんというても、枝雀さんの「生年月日!」が好きなんですけど、
雀太さんのは、ちょっと考えオチのような、
じわっと笑いが来るという感じで、上手いですね~
トリは、銀瓶さん。
前日に部屋の掃除をしていて重い物を動かし、
腰を痛めてしまったのだとか。
「ここに来れないとこでした~」って。
ぎっくり腰やなくて、良かったです~
マクラでは、そのお片付けの話から、
いただき物も困るモノがあると言う話をしてはりました。
東京とか地方へ行っていただく一升瓶のお酒。
人気者になると何本もいただくので、宅配で送ることになるとか。
できれば、ビール券でください、とのこと~(苦笑)
地元のお酒とか、贈りたかったりしはるんちゃいます~?
できるだけ、軽いものを贈らんと、困らはるんやろうな・・
私の大好きな役者さんも、重い差し入れは迷惑やったやろな(汗)・・反省
そしてネタは質屋蔵。
幽霊が出るという質屋さんの蔵の話ですが、
さすがに銀瓶さん、きっちり、すっきりとした話ぶりでしたね。
前にも書いたけど、質屋さんのシステムを知ってるかどうかで、
オチのあたりは、わかり辛い噺かもですね。
前フリで、今どきの質屋さんのことを話してはりましたね。
冬場の毛皮のコートとか、タンス代わりにしてる人がいると。
預けてお金を貸してもらうんやけど、安く借りて利息も安くする。
利息さえ毎月払っておけば、ずっと置いてくれるから、タンス代わりやと。
そうなんですよね~。
利息を払い忘れたら品物は流されるんで、ちゃんと払わないとあかんけど。
毛皮のシーズンが来たら、元金を払って品物を受け取れば良いわけで。
つまり、利息が毛皮の預け賃ということですね。
ネタバレからいうと、蔵に出るという化け物は、預かった品物が、
まるで生きもののように動いてた、ということです。
旦さんが番頭さんに、繻子(しゅす)の帯の話をするけど、
それは架空の話で、それくらい、預かってる品物には、
それぞれ預けた人の思いがこもってると言う前フリですね。
旦さんが、化け物の正体を見てこいと言うのに、
番頭さんが怖がりなので、腕の立つ熊はんを呼びます。
そこで、熊はんの、今までナイショにしてた話・・
お酒をタダで飲ませてもらってる話、漬物をタダでもらった話・・
ここも長いですよね~~
化け物を待ってる間に飲み食いしてウトウトする番頭さんと熊さん、
蔵の戸の前に光るものが・・下座の大太鼓がゴロゴロっと鳴って、ビックリ。
いやいや、客席のお客さんがビックリしてましたけどね~!
腰を抜かすので旦さんが出てきて、蔵の中をのぞきます。
そしたら、預かってる繻子の帯と竜門の羽織が相撲を取り~の、
天神さんの掛け軸が箱から出てきて、
中に描いてある菅原道真公が、有名な句を詠み~の、
旦さんに言うんですね~
預けた主に伝えてくれと。
利上げしやな、また流される~
それがオチ。
太宰府に流されたのと、質流れをかけてるんですね。
それにしても30分以上の長い話。
腕のある人でないとこの噺はできませんよね~
ほたる寄席、次回は10月ですね。
それまでに、どこかで行くかな・・・行く日があるかな。