前回、舞台『ベイジルタウンの女神』の感想を書こうとして、一行も書けず(苦笑)
前説?だけで終わってしまいました~~(汗) → こちら
なので、感想を少々・・・長いけど(苦笑)
「ベイジル・・」は、9月19日の政府発表の自粛解除を受けて、
東京公演の千穐楽前日と千穐楽は、8割の入場者で上演することができたようです。
兵庫公演、九州公演を前に、キャスト・スタッフ全員がPCR検査を受け、全員が陰性で地方公演に出発。
兵庫芸術文化ホールは、10月以降のチケット販売は全面発売。
でも、10月1日~4日の公演は、観客5割のままということになりました。
追加発売はなかったですね・・・(北九州は追加発売が出て、当日券もあったようですが・・・)
なので、今回、私が観劇できたのは2日のマチネのみ。
東京公演の生配信と2回の観劇ということになります。
それでも、観られただけでうれしいから。
入り口で、検温、チケットは自分でモギり、フライヤーは棚から欲しいものを自分で取る。
パンフのみ販売はあるけど、自分で取ってお金はトレイに。
オリジナルトートバック、東京では販売されたようですが、地方ではナシ。
飲食コーナーも閉鎖。
入り口前には、いつもは華やかに並んでるスタンド花もなく(涙)
兵庫芸文、中ホールは700人キャパ。
前から2列は空席にして、3列目からかの子状、市松模様の客席です。
中段の下手やったので、役者さんの顔はオペラグラスでガン見することに。
ケラさんの舞台は、オープニングのステージングがステキです。
バラックのような舞台のセット、そこを乞食姿の役者さんたちがそれぞれの動きをします。
音楽と、照明と、そして映像・・・プロジェクションマッピングね。
大小さまざまな形をしたパネルを役者さんたちが持ち、
それを移動させながら・・・パネルに映像が映し出され・・・
秒刻みでステージングされてるようですよ。
・・・・芝居以外に、あの動きを覚えるのもたいへんそう~
最後に、真ん中に乞食姿の役者さんが集まってこちら(客席)を見る・・・
そんなプロローグがあって、
役者さんたちが持って運ぶパネルには映像が映し出されます。
いつものことですが・・運んでる(つまり動いてる)パネルに映像が映しだされるんですから、
パネルを運んでる役者さんも、段取りを間違えられませんよね。
キャストが一人ずつ登場しつつ(動きはいろいろですが)
タイトル、役者の名前がローマ字でセットに大きく映し出されるんですね。
キャスト紹介やから、ここで、乞食の衣装からそれぞれの衣装に着替えてるんですよね?
オペラグラスで役者さんをガン見してたら、名前の文字も素敵やのに見逃して(汗)
そっちを見てたら、役者さんを見逃してしまいそうで~~~(汗)
そんなこんなのオープニング。音楽も照明も、みんな素敵です。
最後は、ソファがあっちきこっちいきしながら(役者さんが動かしてるんやけど)
ヒロインのマーガレットを演じる緒川たまきさん、婚約者ハットン役の山内圭哉さん、
弁護士チャック役の菅原永二さんがソファーに腰かけてるシーンになって、物語が始まります~
物語のあらすじ、出演者に関しては、前回生配信の時に書いたので → こちら
今回は、ざっくり印象に残っているところを書き留めておきます。
もう、記憶も薄れてるので、ほんまにざっくりですが・・・
マーガレットは父から会社を受け継いだロイド社の社長。
ハットンから「貧民街をつぶしてきれいな街に生まれ変わらせない?」って言われ、
その気になって、所有者の一人であるソニック社の社長、タチアナと会うんですね。
タチアナを演じるのが、劇団☆新感線の看板女優の高田聖子さんですが、
貧しさから、幼いころに、ロイド家に小間使いとして仕えてて、
その時の、マーガレットとのささやかな思い出を大切にしていたんですね。
でも、再会した時、マーガレットはすっかり忘れていて・・
マーガレットの日記をたどって読むタチアナのシーンで、涙がこぼれました。
私の数少ない、劇団☆新感線での聖子さんと、印象がかなり違っていて・・・重厚で繊細やなぁと。
(パワフルで骨太な印象でしたんで)
後半、タチアナとのことを思い出したマーガレットとベンチで語り合うシーンも、
ほんと、涙、涙、でしたね~~~お二人がステキで!
天真爛漫でポジティブなマーガレットは、貧民街に順応していくんですが、
成り行きで知り合ったのが、仲村トオルさん演じる王様とその妹、水野美紀さん演じる、しっかりもののハム。
この二人のバラックで暮らすようになります。
トオルさん、ホントに素敵です。なんやろ、人間味があるっていうのかな。
シンプルでわかりやすい性格やけど、天然なマーガレットに苛立ちながらも、だんだん惹かれていくんですよね。
気になって気になって、ほっておけなくなる。
しっかりもののハムが、実は、あのハットンと付き合ってたっていうのにはびっくりしたけど。
ゴミ箱をあさっていた温水さん演じるドクター、
ほんとにかわいくて、ほっこりしてて、癒しなんですよね、温水さんの存在が。
そして、ドクターの仲良し、イヌコさん演じるサーカス。
ドクターをほっておけなくて、いろいろとお世話をしてしまう、
この二人、ちょっとほろりとするところもあって、癒されます。
伝道所でボランティアをしている、吉岡里帆ちゃん演じるスージー。
そのスージーのことが好きな若者が、洸平くん演じるヤング。
里帆ちゃんは、ホントにチャーミング。頭がよさそうで、ヤングのことも好き。
でも、貧民街の乞食と付き合うことに、母親は反対してるんですね。
(当たり前っちゃ、当たり前やけど!)
ヤングあてに、ラブレターと称して娘に手紙を言づけるんやけど、ここがね。
「母からの手紙、多分ラブレターよ」
「えっ、なんで? スージーのお母さんて50過ぎだろ、なんでオレにラブレターって、おかしいよ」
「だって、本人がそう言うんだもん」
「そんなの読んだら、へんな気持ちになるじゃないか~」
(台詞は正確ではありません~。そんな雰囲気って感じです~ 汗)
でも、ここは、当該年齢以上のご婦人方がザワついたかと。
(おかしくない、おかしくない、おかしないで~~ 笑)
結局、ラブレターと思わせといて、娘と付き合わないで! という手紙なんですけどね。
母親を高田聖子さんが演じてるんやけど、これがばっちりで!
「娘が乞食になったら困ります。乞食と付き合ってもいいという人いますか?
付き合ってもいいという人~」とか言って、ベイジルの人たちに挙手させたりして・・
あのへんの演出も、楽しかったなぁ~~
もちろん、洸平くんのヤングは、かわいさ満点です!
スージーと二人並んだあの可愛いシーンは、オペラグラスでガン見!
20歳前、ぐらいの設定でしょうかね。
ロン毛のカツラ、汚れた顔、汚れた衣装。
マフラーをして丈の長いジャケットを着てます。
何をして生きているのかよくわからないんやけど、
木賃宿の客のカバンを盗んだりして、王様に叱られて。
王様に殴られるシーンがあるんやけど、洸平くんの身のこなしが軽やかで~
(身体能力が高いって、仲村トオルさんが言うてましたが~)
・・・そういや、「スカーレット」でお父ちゃんに殴られるシーンも上手かったよね、倒れか方が!
王様は親代わりのような存在で、「王様には言わないで~」なんていうセリフも・・かわいい(笑)
ヤング、二幕でギターを抱えて登場します!
洸平くんのギターが聴けるって!!
設定では、スージーのために練習したということでしたが、
貧民街のお祭りの日に、みんなで歌って踊る、この時にギターを弾くんです。
秋ドラマのキャスト紹介で趣味の欄に「ギターを弾いています」って書いてあったのですが、
なるほど、舞台のために、また練習してたんでやね~~って、了解しましたよ。
そして、男らしく、スージーに「好きだよ」っていうシーン、
あそこも二人が可愛くて、キュンキュンでしたね!
・・・でも、やはり、「スカーレット」の、「抱き寄せてもええですか?」にはなかわないけど!
愛を確かめ合ってからは、ずっとスージーの肩に手をやって、その手が、
微妙に、スージーのウデやったり、腰やったりになり・・・
オバサンはオペアグラスでガン見しながら、こそばかったです・・(笑)
ちょっと残念やったのは、ふたりが、
「いちゃいちゃしたいんだよう~」って言いながら、
ステージの中央で向き合って座るんやけど、ヤングが上手向き。
下手の私からは、スージーの表情しか見えず(涙)
スージーが、すくっと立って、「いちゃいちゃしたいんだよぉ」って、
すごみながら、ハットンを閉じ込めてるドアをけるところがあるんやけど、
急に頼もしくなったスージーを観るヤングの顔が・・・観たかった~(涙)
乞食の町には乞食たちのルールがあって、お互いを思い合いながら暮らしているんですね。
マーガレットは彼らとまじりあって、徐々に分かり合っていくんです。
でも、ロイド社を任された婚約者のハットンが悪者で、マーガレットを裏切り、
会社を乗っ取って、マーガレットごと貧民街を燃やしてしまおうとしたりするんですね。
ハットンの山内さんが、とにかく大活躍です。
双子の兄「水道のハットン」も演じるんですが、これまた秀逸で~!
もう、山内さんしかできない役なんですね。
耳に残ってますよ。
「そそそそそそ・・・・」っていうセリフ!
それに、ロイド社の弁護士チャック。
菅原さんの、予測できない?演技にもう笑いが止まりませんでした。
純米さんのラジオで話していたように、ケラさんが稽古場で徐々に感化されて?
菅原さんにあてて書いた感じで、チャックができあがってましたね。
なんですか・・ミゲゲって(笑)
マーガレットの執事ミゲール。尾方宣久さんが演じてますが、
早い段階で自動車事故で亡くなるんですね。
そのシーンは実物の尾方さんにアニメーション映像がかぶさって表現。
アニメーションの車が来てぶつかり、ミゲールに羽が生えて昇天するという~
全く違和感なく、表現されてしまうんですよ。
中盤から、羽の生えた幽霊としてミゲールは再登場しますが、可愛くて、ほんとに楽しい~
タチアナの秘書、クールなコブを演じるのが植本純米さん。
小柄でスキンヘッドの純米さんが、髪の毛のある!見た目がちょっと可愛い?秘書です。
木賃宿の女将もやってましたよね。胸をゆらしてた~ 全部で4役ぐらいしたのかな。
ラストに、婚約者ハットンの悪事が暴かれるんですが、
瓜二つの「水道のハットン」の演説シーン、楽しかったですね。
応援する貧民街の乞食たちがやさしさ満開で、ここも泣き笑いです。
婚約者に去られたマーガレットをいたわる王様。
この二人のシーンも素敵やったなぁ。大人の雰囲気で。
たまきさんは上品で、かわいくて、キュートですしね。
王様のぎこちない愛の表現も。
「ヤングは男らしく言ったわよ」
マーガレットに言われてましたっけ?
悪は滅びて、メデタシメデタシってなるんですけど、
悪人を含め、登場人物のどのキャラクターたちも、みんなが愛おしかったですね。
そして、みんなが、楽しそうでした。
兵庫二日目のマチネはカーテンコール2回、あっさり終わりました。
もうちょっと、観たかったですね~
確かめたいところも、いろいろあったのになぁ~。
書き足りないような気もしますが、もう、記憶が~(汗)
前説?だけで終わってしまいました~~(汗) → こちら
なので、感想を少々・・・長いけど(苦笑)
「ベイジル・・」は、9月19日の政府発表の自粛解除を受けて、
東京公演の千穐楽前日と千穐楽は、8割の入場者で上演することができたようです。
兵庫公演、九州公演を前に、キャスト・スタッフ全員がPCR検査を受け、全員が陰性で地方公演に出発。
兵庫芸術文化ホールは、10月以降のチケット販売は全面発売。
でも、10月1日~4日の公演は、観客5割のままということになりました。
追加発売はなかったですね・・・(北九州は追加発売が出て、当日券もあったようですが・・・)
なので、今回、私が観劇できたのは2日のマチネのみ。
東京公演の生配信と2回の観劇ということになります。
それでも、観られただけでうれしいから。
入り口で、検温、チケットは自分でモギり、フライヤーは棚から欲しいものを自分で取る。
パンフのみ販売はあるけど、自分で取ってお金はトレイに。
オリジナルトートバック、東京では販売されたようですが、地方ではナシ。
飲食コーナーも閉鎖。
入り口前には、いつもは華やかに並んでるスタンド花もなく(涙)
兵庫芸文、中ホールは700人キャパ。
前から2列は空席にして、3列目からかの子状、市松模様の客席です。
中段の下手やったので、役者さんの顔はオペラグラスでガン見することに。
ケラさんの舞台は、オープニングのステージングがステキです。
バラックのような舞台のセット、そこを乞食姿の役者さんたちがそれぞれの動きをします。
音楽と、照明と、そして映像・・・プロジェクションマッピングね。
大小さまざまな形をしたパネルを役者さんたちが持ち、
それを移動させながら・・・パネルに映像が映し出され・・・
秒刻みでステージングされてるようですよ。
・・・・芝居以外に、あの動きを覚えるのもたいへんそう~
最後に、真ん中に乞食姿の役者さんが集まってこちら(客席)を見る・・・
そんなプロローグがあって、
役者さんたちが持って運ぶパネルには映像が映し出されます。
いつものことですが・・運んでる(つまり動いてる)パネルに映像が映しだされるんですから、
パネルを運んでる役者さんも、段取りを間違えられませんよね。
キャストが一人ずつ登場しつつ(動きはいろいろですが)
タイトル、役者の名前がローマ字でセットに大きく映し出されるんですね。
キャスト紹介やから、ここで、乞食の衣装からそれぞれの衣装に着替えてるんですよね?
オペラグラスで役者さんをガン見してたら、名前の文字も素敵やのに見逃して(汗)
そっちを見てたら、役者さんを見逃してしまいそうで~~~(汗)
そんなこんなのオープニング。音楽も照明も、みんな素敵です。
最後は、ソファがあっちきこっちいきしながら(役者さんが動かしてるんやけど)
ヒロインのマーガレットを演じる緒川たまきさん、婚約者ハットン役の山内圭哉さん、
弁護士チャック役の菅原永二さんがソファーに腰かけてるシーンになって、物語が始まります~
物語のあらすじ、出演者に関しては、前回生配信の時に書いたので → こちら
今回は、ざっくり印象に残っているところを書き留めておきます。
もう、記憶も薄れてるので、ほんまにざっくりですが・・・
マーガレットは父から会社を受け継いだロイド社の社長。
ハットンから「貧民街をつぶしてきれいな街に生まれ変わらせない?」って言われ、
その気になって、所有者の一人であるソニック社の社長、タチアナと会うんですね。
タチアナを演じるのが、劇団☆新感線の看板女優の高田聖子さんですが、
貧しさから、幼いころに、ロイド家に小間使いとして仕えてて、
その時の、マーガレットとのささやかな思い出を大切にしていたんですね。
でも、再会した時、マーガレットはすっかり忘れていて・・
マーガレットの日記をたどって読むタチアナのシーンで、涙がこぼれました。
私の数少ない、劇団☆新感線での聖子さんと、印象がかなり違っていて・・・重厚で繊細やなぁと。
(パワフルで骨太な印象でしたんで)
後半、タチアナとのことを思い出したマーガレットとベンチで語り合うシーンも、
ほんと、涙、涙、でしたね~~~お二人がステキで!
天真爛漫でポジティブなマーガレットは、貧民街に順応していくんですが、
成り行きで知り合ったのが、仲村トオルさん演じる王様とその妹、水野美紀さん演じる、しっかりもののハム。
この二人のバラックで暮らすようになります。
トオルさん、ホントに素敵です。なんやろ、人間味があるっていうのかな。
シンプルでわかりやすい性格やけど、天然なマーガレットに苛立ちながらも、だんだん惹かれていくんですよね。
気になって気になって、ほっておけなくなる。
しっかりもののハムが、実は、あのハットンと付き合ってたっていうのにはびっくりしたけど。
ゴミ箱をあさっていた温水さん演じるドクター、
ほんとにかわいくて、ほっこりしてて、癒しなんですよね、温水さんの存在が。
そして、ドクターの仲良し、イヌコさん演じるサーカス。
ドクターをほっておけなくて、いろいろとお世話をしてしまう、
この二人、ちょっとほろりとするところもあって、癒されます。
伝道所でボランティアをしている、吉岡里帆ちゃん演じるスージー。
そのスージーのことが好きな若者が、洸平くん演じるヤング。
里帆ちゃんは、ホントにチャーミング。頭がよさそうで、ヤングのことも好き。
でも、貧民街の乞食と付き合うことに、母親は反対してるんですね。
(当たり前っちゃ、当たり前やけど!)
ヤングあてに、ラブレターと称して娘に手紙を言づけるんやけど、ここがね。
「母からの手紙、多分ラブレターよ」
「えっ、なんで? スージーのお母さんて50過ぎだろ、なんでオレにラブレターって、おかしいよ」
「だって、本人がそう言うんだもん」
「そんなの読んだら、へんな気持ちになるじゃないか~」
(台詞は正確ではありません~。そんな雰囲気って感じです~ 汗)
でも、ここは、当該年齢以上のご婦人方がザワついたかと。
(おかしくない、おかしくない、おかしないで~~ 笑)
結局、ラブレターと思わせといて、娘と付き合わないで! という手紙なんですけどね。
母親を高田聖子さんが演じてるんやけど、これがばっちりで!
「娘が乞食になったら困ります。乞食と付き合ってもいいという人いますか?
付き合ってもいいという人~」とか言って、ベイジルの人たちに挙手させたりして・・
あのへんの演出も、楽しかったなぁ~~
もちろん、洸平くんのヤングは、かわいさ満点です!
スージーと二人並んだあの可愛いシーンは、オペラグラスでガン見!
20歳前、ぐらいの設定でしょうかね。
ロン毛のカツラ、汚れた顔、汚れた衣装。
マフラーをして丈の長いジャケットを着てます。
何をして生きているのかよくわからないんやけど、
木賃宿の客のカバンを盗んだりして、王様に叱られて。
王様に殴られるシーンがあるんやけど、洸平くんの身のこなしが軽やかで~
(身体能力が高いって、仲村トオルさんが言うてましたが~)
・・・そういや、「スカーレット」でお父ちゃんに殴られるシーンも上手かったよね、倒れか方が!
王様は親代わりのような存在で、「王様には言わないで~」なんていうセリフも・・かわいい(笑)
ヤング、二幕でギターを抱えて登場します!
洸平くんのギターが聴けるって!!
設定では、スージーのために練習したということでしたが、
貧民街のお祭りの日に、みんなで歌って踊る、この時にギターを弾くんです。
秋ドラマのキャスト紹介で趣味の欄に「ギターを弾いています」って書いてあったのですが、
なるほど、舞台のために、また練習してたんでやね~~って、了解しましたよ。
そして、男らしく、スージーに「好きだよ」っていうシーン、
あそこも二人が可愛くて、キュンキュンでしたね!
・・・でも、やはり、「スカーレット」の、「抱き寄せてもええですか?」にはなかわないけど!
愛を確かめ合ってからは、ずっとスージーの肩に手をやって、その手が、
微妙に、スージーのウデやったり、腰やったりになり・・・
オバサンはオペアグラスでガン見しながら、こそばかったです・・(笑)
ちょっと残念やったのは、ふたりが、
「いちゃいちゃしたいんだよう~」って言いながら、
ステージの中央で向き合って座るんやけど、ヤングが上手向き。
下手の私からは、スージーの表情しか見えず(涙)
スージーが、すくっと立って、「いちゃいちゃしたいんだよぉ」って、
すごみながら、ハットンを閉じ込めてるドアをけるところがあるんやけど、
急に頼もしくなったスージーを観るヤングの顔が・・・観たかった~(涙)
乞食の町には乞食たちのルールがあって、お互いを思い合いながら暮らしているんですね。
マーガレットは彼らとまじりあって、徐々に分かり合っていくんです。
でも、ロイド社を任された婚約者のハットンが悪者で、マーガレットを裏切り、
会社を乗っ取って、マーガレットごと貧民街を燃やしてしまおうとしたりするんですね。
ハットンの山内さんが、とにかく大活躍です。
双子の兄「水道のハットン」も演じるんですが、これまた秀逸で~!
もう、山内さんしかできない役なんですね。
耳に残ってますよ。
「そそそそそそ・・・・」っていうセリフ!
それに、ロイド社の弁護士チャック。
菅原さんの、予測できない?演技にもう笑いが止まりませんでした。
純米さんのラジオで話していたように、ケラさんが稽古場で徐々に感化されて?
菅原さんにあてて書いた感じで、チャックができあがってましたね。
なんですか・・ミゲゲって(笑)
マーガレットの執事ミゲール。尾方宣久さんが演じてますが、
早い段階で自動車事故で亡くなるんですね。
そのシーンは実物の尾方さんにアニメーション映像がかぶさって表現。
アニメーションの車が来てぶつかり、ミゲールに羽が生えて昇天するという~
全く違和感なく、表現されてしまうんですよ。
中盤から、羽の生えた幽霊としてミゲールは再登場しますが、可愛くて、ほんとに楽しい~
タチアナの秘書、クールなコブを演じるのが植本純米さん。
小柄でスキンヘッドの純米さんが、髪の毛のある!見た目がちょっと可愛い?秘書です。
木賃宿の女将もやってましたよね。胸をゆらしてた~ 全部で4役ぐらいしたのかな。
ラストに、婚約者ハットンの悪事が暴かれるんですが、
瓜二つの「水道のハットン」の演説シーン、楽しかったですね。
応援する貧民街の乞食たちがやさしさ満開で、ここも泣き笑いです。
婚約者に去られたマーガレットをいたわる王様。
この二人のシーンも素敵やったなぁ。大人の雰囲気で。
たまきさんは上品で、かわいくて、キュートですしね。
王様のぎこちない愛の表現も。
「ヤングは男らしく言ったわよ」
マーガレットに言われてましたっけ?
悪は滅びて、メデタシメデタシってなるんですけど、
悪人を含め、登場人物のどのキャラクターたちも、みんなが愛おしかったですね。
そして、みんなが、楽しそうでした。
兵庫二日目のマチネはカーテンコール2回、あっさり終わりました。
もうちょっと、観たかったですね~
確かめたいところも、いろいろあったのになぁ~。
書き足りないような気もしますが、もう、記憶が~(汗)