姫路での、「米朝一門DNA落語会」の感想をひとことだけ、
やっぱり、記録しておかないとね~
1月28日から3月20日までの、特別展の期間中に、
DNA落語会は、3回開催されます。
米朝さんの家で内弟子修行をした直弟子と、
吉朝門下、米團治門下の孫弟子の方々の中から、
4人ずつ、出演されます。
私が行った22日は第2回目で、吉朝門下の4人。
吉の丞くん、佐ん吉さん、よね吉さん、吉弥さんです。
定員100名で、この会は即完売。
一番人気のようですよ。平日やのに。
友だちが申し込んでくれたんやけど、行けて良かったです~
3月10日(金)に最後の会があります。
米團治さん、米平さん、団朝さん、團治郎くんの4人。
米朝師匠のご子息の米團治さんがご出演なので、行ける方はぜひ!
さて、孫弟子たちの落語会ですが、
歴史博物館の地下にあるホールで開催。
最初に、特別展の企画をした学芸委員の中川渉さんが、
高座のあるステージに上がられて、挨拶されました。
米朝師匠に、そっくりのお顔 → こちらの方です。
三男の方なのですが、考古学を専攻されてるみたいです。
ちなみに、次男さんは学校の先生とか。
落語家を継いだ米團治さんが長男。
「後ろの方の方まで、みなさん、聞こえますでしょうか~
なんと言いましても、私は、シロウトなんで~」
それだけで、爆笑でした~
お客さんはみなさん、よくわかってる方ばっかりですからね。
「まぁ、顔を見ていただいただけで
お気付きの方もあるかと思いますが・・・」
いやいや、みんな知ってますから。
特別展を開催するに当たってのいきさつなどを語られ、
米朝師匠に直に教えてもらった弟子、孫弟子たちは
落語家米朝のDNAを受け継いでいるであろうと、
落語会を企画したそうなんですね。
米朝師匠は、自分の家に弟子を住まわせて、
今では珍しい内弟子修行をさせた人なんですね。
なので、常に、噺家のタマゴが家にいた環境で、
渉さんら兄弟が生まれ育ったんですね。
「私は双子なんですが、私らが小さい時は、
ざこばさん、枝雀さんらが面倒をみてくれはりました。
聞くところによると、エライこともあったようですが・・」
会場、爆笑です~
みんな知ってはりますよ~!
ざこばさんが、米團治さんを自転車から落としてケガさせたことを(笑)
「今日、出演する噺家さんは、米朝の孫弟子にあたる方々で、
僕らの子どもたちを、お世話してくれた人たちです~」
そうなんですね!
渉さんたち師匠のお子さんの、子どもさんを面倒見たんですね。
「最初に登場する吉の丞さんを、ウチの子は、ジョーくん、
そう呼んでまして、二番目に登場のよね吉さんは、ヨネリン。
三番目の佐ん吉さんは、サンリン・・・
だいぶん安い呼び名ですけど(笑い)
そして吉弥さんのことは、きっちゃんと呼んでます」
話し方が、米團治さんに似てはるんですよね~
ま、兄弟やし、当たり前か~
特別展の会場で、ジョーくんにも会いましたし、
三味線の大川貴子さんをお見かけしました。
米朝一門ではおなじみのお三味線の方やそうですよ。
一門の色紙を見ながら、おっしゃってました。
「これを見てるだけで泣けて来るわ~」
師匠を思い出さはるんですね。
孫弟子たちの落語ラインナップはこんな感じ。
吉の丞 七度狐
よね吉 蛸芝居
中入り
佐ん吉 犬の目
吉弥 かぜうどん
「ジョーです」で始まった吉の丞くん。
見た目はやんちゃそうですが、ほんとにお上手です。
落語に対しては、すっごく真面目やと思います。
師匠も亡くなってるし、いつまでも末っ子。
可愛がられてるようですね。
米朝師匠の家で内弟子をしていた頃は、
師匠はもう国宝やったそうです。
七度狐、よく知ってるネタやけど、ほんまに面白い。
ジョーくんの噺がなんやったか忘れるくらいにさせたのは、
よね吉さんですよね~
やっぱりというか、案の定というか、
え~? マクラが20分? 噺が25分?
都合40分以上もしゃべってしまって、中入りも短め?
三番目の佐ん吉くん曰く、
「ひとり25分の持ち時間を、よね吉兄さんが42分も使って、
僕は8分になってしまいました~」
渉さんのお嬢ちゃんが「ヨネリン」と呼ぶ、よね吉さん、
米朝師匠がお孫さんに、
「ヨネリン(→→→↓)て、それは違う。
よねりん(→→↑↓)や~」
というたらしいけど。
(「ほんまの噺ですからね」って念を押してましたよね?)
そういうことを含め、師匠の思い出をいろいろ。
そして、いつもの?歌舞伎の話。
チケットの値段が高い話(今日は2000円」と何度も!)
歌舞伎通が役者に声をかける、おおむこうの話、
屋号であったり、住んでる街であったり。
吉朝師匠は、尼崎競艇場の近くに住んでたから、
声をかけるなら、
「尼崎センタープール前」
もう、せんど、なんべんも聞いた話ですが、言うてくれました。
そして、友だち曰く、今年に入ってこればっかり、という、
「蛸芝居」をなめらかに、キレイに、ノリノリで?
演じきらはったんですね~
お好きなようです、この噺が~
中入り後の、佐ん吉くん。
一昨年、NHK新人落語大賞を受賞して、
米朝一門で一番売り出し中で、成長中という噺家さん。
ヨネリンが長かったので、あっさりと噺に入りましたね。
私が聞き始めた頃に比べたら、ほんとに成長しはったわ~
言葉もハッキリと、丁寧な噺っぷりが好印象です。
たこ焼きを返す要領で目を入れたり出したり、
わかってる噺やのに、やっぱり笑えますよね~
トリは、この日の一番お兄ちゃんの吉弥さん。
声がかかりましたね~
「あまがさき~」
「センタープールやなくて良かったです~」
マクラで米朝師匠の思い出を少し。
私たちも行ったけど、お墓参りをしてきたって。
「私が内弟子になって人間国宝になりまして、
私が、内弟子になって人間国宝に・・
私が! 内弟子になって・・・・」
よく言うてはりますが、こんなんでも、笑える(苦笑)
今の朝ドラの歌、ミスチルの、あれを歌うか?って思ったけど、
・・・聞くところによるとやってるらしい(笑)
この日は、売り声だけ?でしたね~
なので、やっぱり、かぜうどんです。
吉弥さんのうどんネタは、なんべん聞いたかわからんけど、
でも、やっぱりおいしい、やなくて、面白い(笑)
うどんをすするところは絶品!
会場から、思わず拍手が起こりましたしね~
ほんとに、うまいなぁって思います。
帰りにうどんが食べたくなるし。
吉弥さんの落語を聞き始めて10年。
「ちりとて・・」終了後は、毎月のように、
繁昌亭の「お仕事です!」に通いましたよね~
ネタおろしの会は、本当に楽しかった。
昨今は売れてはるんで、「お仕事です!」は、
昨年行った、島之内教会ぐらいなのかな。
島之内は、遠いし、夜やし、田舎からは、なかなか行けへん。
梅田のブリーゼの独演会は、平日やし、高いし(涙)
また、滋賀にも来てください~
せんど聞いた噺もええけど、他の噺も聞きたいもんです。
次の落語会は・・・来月か、4月か・・・
やっぱり、記録しておかないとね~
1月28日から3月20日までの、特別展の期間中に、
DNA落語会は、3回開催されます。
米朝さんの家で内弟子修行をした直弟子と、
吉朝門下、米團治門下の孫弟子の方々の中から、
4人ずつ、出演されます。
私が行った22日は第2回目で、吉朝門下の4人。
吉の丞くん、佐ん吉さん、よね吉さん、吉弥さんです。
定員100名で、この会は即完売。
一番人気のようですよ。平日やのに。
友だちが申し込んでくれたんやけど、行けて良かったです~
3月10日(金)に最後の会があります。
米團治さん、米平さん、団朝さん、團治郎くんの4人。
米朝師匠のご子息の米團治さんがご出演なので、行ける方はぜひ!
さて、孫弟子たちの落語会ですが、
歴史博物館の地下にあるホールで開催。
最初に、特別展の企画をした学芸委員の中川渉さんが、
高座のあるステージに上がられて、挨拶されました。
米朝師匠に、そっくりのお顔 → こちらの方です。
三男の方なのですが、考古学を専攻されてるみたいです。
ちなみに、次男さんは学校の先生とか。
落語家を継いだ米團治さんが長男。
「後ろの方の方まで、みなさん、聞こえますでしょうか~
なんと言いましても、私は、シロウトなんで~」
それだけで、爆笑でした~
お客さんはみなさん、よくわかってる方ばっかりですからね。
「まぁ、顔を見ていただいただけで
お気付きの方もあるかと思いますが・・・」
いやいや、みんな知ってますから。
特別展を開催するに当たってのいきさつなどを語られ、
米朝師匠に直に教えてもらった弟子、孫弟子たちは
落語家米朝のDNAを受け継いでいるであろうと、
落語会を企画したそうなんですね。
米朝師匠は、自分の家に弟子を住まわせて、
今では珍しい内弟子修行をさせた人なんですね。
なので、常に、噺家のタマゴが家にいた環境で、
渉さんら兄弟が生まれ育ったんですね。
「私は双子なんですが、私らが小さい時は、
ざこばさん、枝雀さんらが面倒をみてくれはりました。
聞くところによると、エライこともあったようですが・・」
会場、爆笑です~
みんな知ってはりますよ~!
ざこばさんが、米團治さんを自転車から落としてケガさせたことを(笑)
「今日、出演する噺家さんは、米朝の孫弟子にあたる方々で、
僕らの子どもたちを、お世話してくれた人たちです~」
そうなんですね!
渉さんたち師匠のお子さんの、子どもさんを面倒見たんですね。
「最初に登場する吉の丞さんを、ウチの子は、ジョーくん、
そう呼んでまして、二番目に登場のよね吉さんは、ヨネリン。
三番目の佐ん吉さんは、サンリン・・・
だいぶん安い呼び名ですけど(笑い)
そして吉弥さんのことは、きっちゃんと呼んでます」
話し方が、米團治さんに似てはるんですよね~
ま、兄弟やし、当たり前か~
特別展の会場で、ジョーくんにも会いましたし、
三味線の大川貴子さんをお見かけしました。
米朝一門ではおなじみのお三味線の方やそうですよ。
一門の色紙を見ながら、おっしゃってました。
「これを見てるだけで泣けて来るわ~」
師匠を思い出さはるんですね。
孫弟子たちの落語ラインナップはこんな感じ。
吉の丞 七度狐
よね吉 蛸芝居
中入り
佐ん吉 犬の目
吉弥 かぜうどん
「ジョーです」で始まった吉の丞くん。
見た目はやんちゃそうですが、ほんとにお上手です。
落語に対しては、すっごく真面目やと思います。
師匠も亡くなってるし、いつまでも末っ子。
可愛がられてるようですね。
米朝師匠の家で内弟子をしていた頃は、
師匠はもう国宝やったそうです。
七度狐、よく知ってるネタやけど、ほんまに面白い。
ジョーくんの噺がなんやったか忘れるくらいにさせたのは、
よね吉さんですよね~
やっぱりというか、案の定というか、
え~? マクラが20分? 噺が25分?
都合40分以上もしゃべってしまって、中入りも短め?
三番目の佐ん吉くん曰く、
「ひとり25分の持ち時間を、よね吉兄さんが42分も使って、
僕は8分になってしまいました~」
渉さんのお嬢ちゃんが「ヨネリン」と呼ぶ、よね吉さん、
米朝師匠がお孫さんに、
「ヨネリン(→→→↓)て、それは違う。
よねりん(→→↑↓)や~」
というたらしいけど。
(「ほんまの噺ですからね」って念を押してましたよね?)
そういうことを含め、師匠の思い出をいろいろ。
そして、いつもの?歌舞伎の話。
チケットの値段が高い話(今日は2000円」と何度も!)
歌舞伎通が役者に声をかける、おおむこうの話、
屋号であったり、住んでる街であったり。
吉朝師匠は、尼崎競艇場の近くに住んでたから、
声をかけるなら、
「尼崎センタープール前」
もう、せんど、なんべんも聞いた話ですが、言うてくれました。
そして、友だち曰く、今年に入ってこればっかり、という、
「蛸芝居」をなめらかに、キレイに、ノリノリで?
演じきらはったんですね~
お好きなようです、この噺が~
中入り後の、佐ん吉くん。
一昨年、NHK新人落語大賞を受賞して、
米朝一門で一番売り出し中で、成長中という噺家さん。
ヨネリンが長かったので、あっさりと噺に入りましたね。
私が聞き始めた頃に比べたら、ほんとに成長しはったわ~
言葉もハッキリと、丁寧な噺っぷりが好印象です。
たこ焼きを返す要領で目を入れたり出したり、
わかってる噺やのに、やっぱり笑えますよね~
トリは、この日の一番お兄ちゃんの吉弥さん。
声がかかりましたね~
「あまがさき~」
「センタープールやなくて良かったです~」
マクラで米朝師匠の思い出を少し。
私たちも行ったけど、お墓参りをしてきたって。
「私が内弟子になって人間国宝になりまして、
私が、内弟子になって人間国宝に・・
私が! 内弟子になって・・・・」
よく言うてはりますが、こんなんでも、笑える(苦笑)
今の朝ドラの歌、ミスチルの、あれを歌うか?って思ったけど、
・・・聞くところによるとやってるらしい(笑)
この日は、売り声だけ?でしたね~
なので、やっぱり、かぜうどんです。
吉弥さんのうどんネタは、なんべん聞いたかわからんけど、
でも、やっぱりおいしい、やなくて、面白い(笑)
うどんをすするところは絶品!
会場から、思わず拍手が起こりましたしね~
ほんとに、うまいなぁって思います。
帰りにうどんが食べたくなるし。
吉弥さんの落語を聞き始めて10年。
「ちりとて・・」終了後は、毎月のように、
繁昌亭の「お仕事です!」に通いましたよね~
ネタおろしの会は、本当に楽しかった。
昨今は売れてはるんで、「お仕事です!」は、
昨年行った、島之内教会ぐらいなのかな。
島之内は、遠いし、夜やし、田舎からは、なかなか行けへん。
梅田のブリーゼの独演会は、平日やし、高いし(涙)
また、滋賀にも来てください~
せんど聞いた噺もええけど、他の噺も聞きたいもんです。
次の落語会は・・・来月か、4月か・・・
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