昨日は、取材で知り合いになった社会人落語家、
神楽家小粋さんの勉強会があったので行ってきました。
そう、昨秋、社会人落語日本一大会でチャンピオンになった方です。
前回は、NHK大津放送局の放送で紹介されたこともあり、
かなりのお客さんでしたけど(100人ぐらい?)、
今回も、市の公報で紹介されて、7、80人?ほど入りました。
市民交流センターの和室にパイプ椅子を入れてます。
2か月に1度、10回目の勉強会だそうですが、
チャンピオンになるまでは、毎回、10~20人ほどだったとか。
すごいですね。メディアの力って!
お客様の平均年齢は高めですけど、
英語落語をやってる子どもたちも来てましたよ!
今回の噺は、「初音の鼓」。
上方ではほとんど聞かないお話ですよね。
「初音の鼓」は、義経が静御前に与えたといわれる鼓で、
歌舞伎演目「義経千本櫻」、「狐忠信」に登場するアイテム。
狐の皮が張られており、本物であれば大金にもなる由緒正しい品。
骨董好きの殿様に、らしきもの?を百両で売りつけようとする古物商の吉兵衛。
鼓をたたくと、そばにいるものに狐が乗り移って「コン」となく、
という話を殿様にして、自分がないてみせる。
殿様の家臣の三太夫にも協力してもらい、売りつけようと画策・・・
最後は、殿様が、吉兵衛に鼓をたたかせて、
自分に狐が乗り移るか試したい、と言い出しますが、
殿様も「コン」とないて、えっ、もしや本物? と思う吉兵衛。
オチはわかりやすく、「余と三太夫の分となき賃を差し引いた」、
となるのですが、殿様の、「前後忘却のあまり何も覚えておらん」
というところが、なんともソーリのあべちゃんぽくて、可笑しかった!
二席目の前に、高座に座ったまま小休止。
小粋さん曰く、「お客さんと世間話をする時間」。
お客さんのお一人が(高齢のおじさま?)
「江戸落語と上方落語、やはり上方が面白い」
というようなことを言われて、小粋さんが、「深い話ですね」と。
・・・結局は、好みになると思います。
江戸落語であっても、面白いと思ったら好きになりますね。
私は生まれも関東で、学生の時から江戸落語をやってますが、
関西に住んで20年、こちらでは、やはり、間とかが異なるので、
江戸落語をやってますが、そういうところを変えてます。
ふ~ん。なるほどね。
なので、小粋さんの落語は違和感がないんやね。
確かに、「間」は違います。
というか、関西人は「間」にこだわりますし。
余裕のある噺家さんとかは、間をみながら話しますしね。
若手ほど、焦って急いでしまって、間を逃したりします。
お客さんがついてきてないなと思ったら、もう一度言うたり。
新喜劇でもそうですけど、繰り返しで笑わせたり。
二席目は、「金明竹」でした。
この噺も、どちらかといえば江戸落語で、
最近、上方でもやる人が増えたように思いますが、
畳みかけるような口上が出てくる、前座ネタといわれる噺です。
いや~びっくりしましたね。
後半の、その口上の部分が、なんと関西弁なまりのアメリカ人。
英語と関西弁が相まって、それを与太郎と女将さんが聞き違いして、
とんでもない話になっていくんですけどね。
小粋さんの、この日のパンフに書かれてましたが、
「崇拝している好きな噺家さんの真似をしてアレンジ」してるのだとか。
あとでお聞きしたら、志らくさんですって~
そうそう、上方落語では、丁稚と御寮さんが登場しますが、
江戸落語では、親戚の与太郎と女将さんなんですね。
面白かったです!
神楽家小粋さん、
昨日は、朝から勉強会で、午後からは大津の百町館の落語会で出演、
(演目をチェックしたら、「悋気の独楽」やて~)大忙しのようです。
ちなみに、普段は、某大手企業のエンジニア。
お子様二人がいる休日噺家さんです。
いただいたチラシを見たら、今月も予定がびっしり。
3月10日(火)14時~
河内家葉論 大学5年で卒業記念落語会(きふね神社=尼崎市)
3月24日(日)14時~
火まつり寄席 (火まつり交流館=守山市勝部)
3月31日(火) 13時30分~
レンガのえんとつ寄席(レンガのえんとつとまれ=東近江市)
5月25日(土) 14時~
午後の小噺 みなみぐち寄席「イクメン寄席」
宝塚私立国際文化センター小ホール)
すべて無料です。
関東でも、出番があるようです。
すごいですね!
あ、次回の勉強会もお見逃しなく。
5月18日(土)10時30分~
守山市民交流センター2階和室
神楽家小粋さんの勉強会があったので行ってきました。
そう、昨秋、社会人落語日本一大会でチャンピオンになった方です。
前回は、NHK大津放送局の放送で紹介されたこともあり、
かなりのお客さんでしたけど(100人ぐらい?)、
今回も、市の公報で紹介されて、7、80人?ほど入りました。
市民交流センターの和室にパイプ椅子を入れてます。
2か月に1度、10回目の勉強会だそうですが、
チャンピオンになるまでは、毎回、10~20人ほどだったとか。
すごいですね。メディアの力って!
お客様の平均年齢は高めですけど、
英語落語をやってる子どもたちも来てましたよ!
今回の噺は、「初音の鼓」。
上方ではほとんど聞かないお話ですよね。
「初音の鼓」は、義経が静御前に与えたといわれる鼓で、
歌舞伎演目「義経千本櫻」、「狐忠信」に登場するアイテム。
狐の皮が張られており、本物であれば大金にもなる由緒正しい品。
骨董好きの殿様に、らしきもの?を百両で売りつけようとする古物商の吉兵衛。
鼓をたたくと、そばにいるものに狐が乗り移って「コン」となく、
という話を殿様にして、自分がないてみせる。
殿様の家臣の三太夫にも協力してもらい、売りつけようと画策・・・
最後は、殿様が、吉兵衛に鼓をたたかせて、
自分に狐が乗り移るか試したい、と言い出しますが、
殿様も「コン」とないて、えっ、もしや本物? と思う吉兵衛。
オチはわかりやすく、「余と三太夫の分となき賃を差し引いた」、
となるのですが、殿様の、「前後忘却のあまり何も覚えておらん」
というところが、なんともソーリのあべちゃんぽくて、可笑しかった!
二席目の前に、高座に座ったまま小休止。
小粋さん曰く、「お客さんと世間話をする時間」。
お客さんのお一人が(高齢のおじさま?)
「江戸落語と上方落語、やはり上方が面白い」
というようなことを言われて、小粋さんが、「深い話ですね」と。
・・・結局は、好みになると思います。
江戸落語であっても、面白いと思ったら好きになりますね。
私は生まれも関東で、学生の時から江戸落語をやってますが、
関西に住んで20年、こちらでは、やはり、間とかが異なるので、
江戸落語をやってますが、そういうところを変えてます。
ふ~ん。なるほどね。
なので、小粋さんの落語は違和感がないんやね。
確かに、「間」は違います。
というか、関西人は「間」にこだわりますし。
余裕のある噺家さんとかは、間をみながら話しますしね。
若手ほど、焦って急いでしまって、間を逃したりします。
お客さんがついてきてないなと思ったら、もう一度言うたり。
新喜劇でもそうですけど、繰り返しで笑わせたり。
二席目は、「金明竹」でした。
この噺も、どちらかといえば江戸落語で、
最近、上方でもやる人が増えたように思いますが、
畳みかけるような口上が出てくる、前座ネタといわれる噺です。
いや~びっくりしましたね。
後半の、その口上の部分が、なんと関西弁なまりのアメリカ人。
英語と関西弁が相まって、それを与太郎と女将さんが聞き違いして、
とんでもない話になっていくんですけどね。
小粋さんの、この日のパンフに書かれてましたが、
「崇拝している好きな噺家さんの真似をしてアレンジ」してるのだとか。
あとでお聞きしたら、志らくさんですって~
そうそう、上方落語では、丁稚と御寮さんが登場しますが、
江戸落語では、親戚の与太郎と女将さんなんですね。
面白かったです!
神楽家小粋さん、
昨日は、朝から勉強会で、午後からは大津の百町館の落語会で出演、
(演目をチェックしたら、「悋気の独楽」やて~)大忙しのようです。
ちなみに、普段は、某大手企業のエンジニア。
お子様二人がいる休日噺家さんです。
いただいたチラシを見たら、今月も予定がびっしり。
3月10日(火)14時~
河内家葉論 大学5年で卒業記念落語会(きふね神社=尼崎市)
3月24日(日)14時~
火まつり寄席 (火まつり交流館=守山市勝部)
3月31日(火) 13時30分~
レンガのえんとつ寄席(レンガのえんとつとまれ=東近江市)
5月25日(土) 14時~
午後の小噺 みなみぐち寄席「イクメン寄席」
宝塚私立国際文化センター小ホール)
すべて無料です。
関東でも、出番があるようです。
すごいですね!
あ、次回の勉強会もお見逃しなく。
5月18日(土)10時30分~
守山市民交流センター2階和室
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