おかんのネタ帳

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ヴォーリズ建築、旧伊庭邸

2014-11-01 21:56:59 | 湖国日記
11月ですね~ もう、今年もあと2ヶ月ですよ~
早いな、時が過ぎるのって、ほんまに。

昨日、ハロウィンでした。
いつの頃から、日本でもハロウィンが慣例になったんかな。
娘が言うてましたけど、昨年のハロウィン翌日の朝、
出勤するのに、JRの電車に乗ったら、ハロウィン明けと思われる、
数人の人たちが、電車の座席で爆睡してたそうな。
衣装を着け、化粧がはがれ、めっちゃ、怪しい顔のまま、
辺り構わず爆睡・・・で、終点の米原駅で、まだ寝てたらしい。

「どこまで行きたかったんやろな」

今年、ハロウィン明けの今日は土曜日。
娘は仕事が休みやから、電車に乗ってなんでわからんけど、
そんな、ハロウィンの残骸のような人、全国でいてはるんでしょうかねぇ。


さて、ヴォーリズ建築の特別観覧。
最後に行ったのは、安土町にある旧伊庭邸。

 

1913年に建築された伊庭慎吉氏の旧邸宅。
慎吉氏は、近江八幡出身で住友第2代総理事を務めた伊庭貞剛氏の四男。
絵画を学び、八幡商業の美術教師を経て、佐佐木神社の宮司や旧安土町の町長もした人。
戦後、京都に転居したので人手に渡り、1979年に安土町所有になったらしい。

現在は、オレガノという市民団体が結成されて常時公開されています。


 
外観は、上部のハーフティンバーや煙突など洋風ですが、
玄関から中に入ると、和風の内装になっています。



和風の玄関の向こうに見える屋根は洋風ですね。



入ってすぐの間にあるふすま。なたねと太陽が描かれています。
ここで、オレガノの方に、建物の説明を受けました。



次の間は、書斎のような部屋で、階段下を利用した部分や、
船底のような天井が、特徴的です。



座敷にあった、掛け軸。



慎吉氏の作品やそうです。
キレイな顔をした女性も、中身はみな同じしゃれこうべ・・・
というような詩が書かれている風刺絵のようです。



座敷にある書院の窓が個性的な形です。



リビングには、テラスがあります。
もともとは土間やったようですが、今はカーペット敷きになってます。



お庭も広かったようですが、今、お庭の向こうには、
保育園があるそうです。



リビングの天井にあるシャンデリア。
これは、時代的には新しいものみたい。



暖炉があります。
この部屋は洋風ですね~

茶室が奥にありました。
その手前に、トイレとかがあって、廊下の突き当たりに手洗いがありました。



洗面台は大理石ですって!
石けんを置くところがちゃんとありますね。


旧伊庭邸を見学し終わったらもう5時まじか。夕方です。
出発した小幡駐車場まで大急ぎでバズが戻ります。
小幡のバス停から近江八幡駅に向かうバスが、5時9分発らしい。

午後3時に出発して、約2時間の特別観覧コース。
急ぎすぎて、ちょっと物足りなさもあったけど、
なかなか見られない旧佐藤邸など、面白かったです。

ヴォーリズメモリアルも、この3日で終了。
お天気が曖昧やけど、たくさんの人出かもね~


さてさて、私は、明日は朝から取材。
2年前に国指定遺跡となった、伊勢遺跡のお祭りです。

雨、降りませんように~













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