団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

道路特定財源による職員旅行(日記)

2008-03-26 15:54:02 | 社会
           道路特定財源による職員旅行(日記)

                         2008年3月25日(火)作成

 今日の読売新聞によると、
 「道路特定財源の支出先となっている国土交通省所管の公益法人が職員旅行の費用を負担していた問題で、新たに20法人が2003~07年度に実施された計74回の旅行に計1億9,600万円を支出していたことがわかった」
 とある。

 このことに関して、最も支出が多かった近畿建設協会は、「職員の自己負担もあり、過剰なものではないと考えてきたが、批判も強く見直したい」とコメントし、08年度から(職員旅行を)実施しない予定とある。

 私は、職員の福利厚生費は必要なものであり、その財源が道路特定財財源であってもよいと考えている。問題は、その程度であろう。

 例えば、先の08年度から「職員旅行」を実施しないとした近畿建設協会であるが、これまでの職員旅行の費用と同程度の額を他の福利厚生費に支出するのであれば、実質的に何ら変わることはない。

 この問題は、福利厚生費として職員一人当たりいかほど支出しており、それが、世間一般と比較して程度を超えているかどうかが問われるのではないだろうか。

 ところで、私のように「疑い深い」人間には、気にかかることがある。
 それは、旅行に参加しなかった職員に対して、何らかの費用が支払われていはしないか、ということである。

 「風が吹けば 桶屋が儲かる」式に、道路特定財源で、「駐車場」や「地下鉄」にお金を支出する「理屈」を考え出す連中である。
 旅行に行かない職員に、お金を出すぐらい、いかようにもその「理屈」を考え出すだろう。

 この道路特定財源の使途の問題は、全て明らかになれば、およそ世間の常識では考えつかないような「もの」が続出するだろう。
 問題は、その「理屈」である。私のように屁理屈を言う人間としては、参考にしたいので、是非全て明らかにしてもらいたいものだ。
コメント
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