クラウンモデルチェンジ
2013年1月2日(水)
自動車に関心がない方でも、クラウンという車名を御存じない方はおられないでしょう。
トヨタクラウンは、日本の乗用車史を築いてきたといっても過言ではありませんから。
そのクラウンが昨12月25日、第14代目としてモデルチェンジし発売されました。
クラウンはこれまで4年でモデルチェンジを繰り返してきたのですが、今回は4年10か月と約5年振りのモデルチェンジで、トヨタの力の入れようが分かります。
最大の「ウリ」は、ハイブリッドを4気筒2500㏄にダウンサイズし、燃費性能を圧倒的に高めたことです。JC08モード燃費で23.2㎞/ℓ! 参考までにフィットハイブリッドが26.4で、その差約13%です。
ハイブリッド車の価格もベーシックグレイドで410万円と約100万円程度安くしました。(もっとも、前はV6 3500㏄で装備も違っていますから、同じように比較という訳にはいきませんが。)
ロイヤルシリーズの場合、ハイブリッド車はガソリン車(2500㏄V6)に較べて、54万円から60万円高くなっています。従って、ハイブリッドシステムでそれだけ高くなっているかと思いきや、4気筒とV6エンジンの違いがありますので、それを考慮すると80万円程度高くなると私は推測しています。トヨタさん、これはチト高過ぎやしませんか。私は少なくとも30万円は安く、つまり410万円ではなく380万円程度にすることは可能だと思います。(トヨタのハイブリッドシステムの場合、ガソリン車に較べて、バッテリー、プラネタリーギア、モーター2個、インバータの追加が必要ですが、変速機が要らなくなるのです。変速機は車にとってエンジンに次ぐ高価なものなんです。)
しかし、それでも圧倒的な燃費性能、静粛性、先進性により、売れると思います。
先代の第13代クラウンは、2008年2月18日発売で5500台の販売目標に対して1か月の受注が、22000台でした。
先々代の第12代クラウンは、2003年12月22日発売で5000台の販売目標に対して1か月の受注が、同じく22000台でした。
今回14代のクラウンは販売目標4000台と随分控えめに出ました。これは景気動向を踏まえたものと思いますが、私は、1か月の受注は12・13代を上回り、30000±1000台になると予想しています。高価ですがハイブリッド効果です。

アスリートのフロントグリルですが、数か月前自動車雑誌のスクープ写真を見て、こんなアグレッシブなデザインで保守的なクラウン層に受けるのかなと疑問を持ちました。

ロイヤルは、アスリートほどではないですが、しかしそれまでのクラウンにしては、随分挑戦的なデザインです。
実物を見ると、写真と違って、立体的な造形が良く分かり、プロのデザイン力は素晴らしいと思うようになりました。クラウンのこれまでの横長グリルを一瞬の間に葬り去ったという印象です。

これまでのクラウンは、ぼってりとした印象でしたが、この横のラインは流麗になりました。

リアデザインもスッキリしたものとなりました。私的には、横長2本の排気管が見えないのが良いです。

上質感があり、さすが高級車です。

ナビは8インチですが、9インチが欲しかったです。
ナビの下の画面は、タッチ式の操作パネルですが、難しくなければ良いのですが・・。

初代から13代目までパネルにしてありました。
応対してくれた30代の女性スタッフに、「私は全部知っている世代です。」と自慢しました。「?」これはスタッフの反応です。


バブルの頃は、何と約20万台売れたんです。正にトヨタの屋台骨を支える車です。
トヨタはクラウンをあまり輸出(私の知る限り中国程度)していません。私は日本美ともいえるクラウンは世界で売れると思うのですが・・。
1448PV,913IP,373/1807011
2013年1月2日(水)
自動車に関心がない方でも、クラウンという車名を御存じない方はおられないでしょう。
トヨタクラウンは、日本の乗用車史を築いてきたといっても過言ではありませんから。
そのクラウンが昨12月25日、第14代目としてモデルチェンジし発売されました。
クラウンはこれまで4年でモデルチェンジを繰り返してきたのですが、今回は4年10か月と約5年振りのモデルチェンジで、トヨタの力の入れようが分かります。
最大の「ウリ」は、ハイブリッドを4気筒2500㏄にダウンサイズし、燃費性能を圧倒的に高めたことです。JC08モード燃費で23.2㎞/ℓ! 参考までにフィットハイブリッドが26.4で、その差約13%です。
ハイブリッド車の価格もベーシックグレイドで410万円と約100万円程度安くしました。(もっとも、前はV6 3500㏄で装備も違っていますから、同じように比較という訳にはいきませんが。)
ロイヤルシリーズの場合、ハイブリッド車はガソリン車(2500㏄V6)に較べて、54万円から60万円高くなっています。従って、ハイブリッドシステムでそれだけ高くなっているかと思いきや、4気筒とV6エンジンの違いがありますので、それを考慮すると80万円程度高くなると私は推測しています。トヨタさん、これはチト高過ぎやしませんか。私は少なくとも30万円は安く、つまり410万円ではなく380万円程度にすることは可能だと思います。(トヨタのハイブリッドシステムの場合、ガソリン車に較べて、バッテリー、プラネタリーギア、モーター2個、インバータの追加が必要ですが、変速機が要らなくなるのです。変速機は車にとってエンジンに次ぐ高価なものなんです。)
しかし、それでも圧倒的な燃費性能、静粛性、先進性により、売れると思います。
先代の第13代クラウンは、2008年2月18日発売で5500台の販売目標に対して1か月の受注が、22000台でした。
先々代の第12代クラウンは、2003年12月22日発売で5000台の販売目標に対して1か月の受注が、同じく22000台でした。
今回14代のクラウンは販売目標4000台と随分控えめに出ました。これは景気動向を踏まえたものと思いますが、私は、1か月の受注は12・13代を上回り、30000±1000台になると予想しています。高価ですがハイブリッド効果です。

アスリートのフロントグリルですが、数か月前自動車雑誌のスクープ写真を見て、こんなアグレッシブなデザインで保守的なクラウン層に受けるのかなと疑問を持ちました。

ロイヤルは、アスリートほどではないですが、しかしそれまでのクラウンにしては、随分挑戦的なデザインです。
実物を見ると、写真と違って、立体的な造形が良く分かり、プロのデザイン力は素晴らしいと思うようになりました。クラウンのこれまでの横長グリルを一瞬の間に葬り去ったという印象です。

これまでのクラウンは、ぼってりとした印象でしたが、この横のラインは流麗になりました。

リアデザインもスッキリしたものとなりました。私的には、横長2本の排気管が見えないのが良いです。

上質感があり、さすが高級車です。

ナビは8インチですが、9インチが欲しかったです。
ナビの下の画面は、タッチ式の操作パネルですが、難しくなければ良いのですが・・。

初代から13代目までパネルにしてありました。
応対してくれた30代の女性スタッフに、「私は全部知っている世代です。」と自慢しました。「?」これはスタッフの反応です。


バブルの頃は、何と約20万台売れたんです。正にトヨタの屋台骨を支える車です。
トヨタはクラウンをあまり輸出(私の知る限り中国程度)していません。私は日本美ともいえるクラウンは世界で売れると思うのですが・・。
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