団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

クラウン試乗

2013-01-28 17:54:56 | 
                         クラウン試乗

                                                    2013年1月27日(日)

 数日後の新聞の経済面には、「ハイブリッド効果で○万台」という趣旨の見出しがでると思います。(注 私は3万台と予想しています。)


 新型クラウンの受注が好調です。自動車雑誌によると、「1月中旬までには2万台の大台を突破したようです。そのうちHVは全国平均では70%だが、首都圏域では90%と大半を占めている店舗もあり納期は約2カ月。」と報道されています。

 これまで、クラウンのハイブリッド比率は約1割でしたので、様変わりです。(2012年クラウンの販売台数ガソリン27,266、HV2,697、合計29,963台)
 ハイブリッドの本質は燃費の向上なのに、3.5ℓエンジンにハイブリッドシステムを載せ高出力に振ってしまっていたのが、そもそもの間違いで、今回は2.5ℓに載せましたので本来の姿になったと私は考えています。(もっとも、素人の私が考えるようなことはトヨタが考えないはずはなく、技術的課題があったものと思いますけど・・。)

 首都圏で90%というのが凄いです。凄いというのは高い率というだけではなく、実はHVモデルはまだ実車がなく試乗もできないのに、予約する人がいるということです。

 予約した人の相当多くはクラウンユーザーと思いますが、トヨタは良い顧客を持っているものだと関心いたします。また、その期待を裏切らない車になっていると思います。


 今回私が試乗したのは、ロイヤルサルーンの2.5ℓで、409万円也のプライスタグが付いています。


 静粛性が高く(アイドリングではエンジン音はしません、というより車外の雑音の方が大きいので、マスキングされるのでしょう。)、振動も少なく、乗り心地がよく(路面の大小の凸凹をよく吸収し、ゴツゴツ感が少ないんです。)、後は何を望むのでしょう。・・といった車です。特に後席はラクチンだと思います。



 この車がベーシックグレイドで353万円也というのは、私には信じられないと言うしかありません。世界の自動車メーカーでこれだけの性能、品質の車を造ることができるのは、トヨタぐらいではないかと思います。




 ただ、私のような車の乗り方では、面白くない車なんです。
 パドルシフトが付くのはアスリートの3.5ℓのみで、他のグレードにはオプションでも付かないのです。また、フロアシフトの位置が高く手前にあり、ハンドルから自然に手を降ろした位置にないのです。私はAT車でも頻繁にシフトチェンジをするので、操作性に難があり、ストレスを感じると思います。

 アクセル開度と加速感にリニアリティがないのも、気になります。重い車なのでどうしても発車が重苦しなるのは仕方ないのですが、軽くフワーと加速が乗っていくようなトルクを望みたいです。アクセルを吹かせば鋭く加速するのでしょうが、それはアクセクしているようで、軽いアクセル開度で加速が乗るのが気持ちの良いフィーリングになるのです。


 HV車は2月下旬から試乗が可能になるということで、楽しみです。動き出しの加速がモーターによるアシストで強力だろうからです。




 アスリートのフロントです。妻は気にいってます。



 ロイヤルのフロントです。












 後ろに乗る人は楽チンと思います。






 約7㎞の試乗で燃費は、9.1㎞/ℓとでました。
 私のゴルフⅥで同条件で走ると11㎞/ℓ程度と思います。
 クラウンはレギュラーガソリンですから、ガソリン代はそう大きく違わないと思います。



 商談中と思われるテーブルがいくつかありました。
コメント
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