団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

オバマジョリティとオバマイノリティと

2016-05-11 13:03:26 | 社会

オバマジョリティとオバマイノリティと

2016年5月11日(水)

 オバマ米大統領が広島を訪問すると発表されました。

 広島市民として一大ニュースですが、日本としても、いや世界的に大ニュースということになります。

 

 広島に原爆を投下したアメリカの現職大統領が、原爆犠牲者に対して、慰霊の気持ちを表す。アメリカの中には原爆投下を正当だとの主張が多いなか、異例の行動とも思われます。

 

 私しゃ、きれい事としての理由はいろいろとあるかも知れませんが、オバマ氏としては、歴史に名前を残したいという思いもあるのではないかと思います。キューバとの国交正常化もその一つでしょう。

 オバマ大統領の来広を反対する人達もいます。理由は、原爆投下に対する謝罪がないということです。私は、一理あると思いますが、将来的に謝罪を求める前段階ということで、私は前向きに考えています。

 

 私が、オバマ氏に一番望みたいことは、広島の原水爆運動の到達点を肌身で感じてもらいたいということです。広島の原爆被爆者は、アメリカを恨むのではなく、この原爆という悲惨なことを何処の地でも再び起こしてはならないという考えなのです。したがって、オバマ氏が核廃絶に向かって努力を示すなら、歓迎することになると思います。

 

 ただ、あの歴史的といわれたプラハの演説で、核の廃絶を訴えた訳ではありますが、その後の状況は、決してそのようになっていません。広島への来広を機に、核廃絶を訴えるだけではなく、核兵器禁止条約の国際交渉開始を求めるなどの行動を起こすことが強く期待されます。

 

 私はオバマ氏が大統領に就任したときから、シンパシーを持っていました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/25d9e9e65d3f9ee13dceec2b4256189e

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/34513ad5fa84bed478f656264209e9eb

 

 標題ですが、「オバマジョリティ」。オバマ大統領の核廃絶を目標に掲げたことを多数派にしようとする運動です。

 「オバママイノリティ」は私の造語です。オバマ大統領と私の髪型が似ています。縮れ毛もそうなんです。マイノリティなのです。

 

 広島市民多しといえども、オバマ大統領との共通項を一番多く持っているのは、不肖私なのであります。極め付けは、誕生日が8月4日と同じなのであります。(^-^)V

 

 ヤベー首相もオバマ大統領に同行するといいます。日本の総理大臣として、結構なこととは思いますが、参議院選挙に有利になるようなプロパガンダとしての利用は厳禁です。

 

 

 

 

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