団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

自動車会社の2016年3月期決算

2016-05-17 07:32:30 | 

自動車会社の2016年3月期決算

2016年5月17日(火)

 自動車各社の2016年3月期の決算が出そろいました。

 トヨタ、日産、富士重工業、スズキの4社が過去最高の純利益となりました。

 一方、2017年3月期は、円高の影響で、各社減益の見込みです。多くの会社は今期の為替レートを105円と見込んでいます。前期120円なので減益要因はあるものの、営業利益を上げることができますので、一定の円高対応ができる体質になっていると思います。

 

 私は、このような業績を見る場合、営業利益率に一番関心があるのですが、富士重工業のそれは凄いです。売上3兆2322億円に対して営業利益が5655億円で営業利益率17.5%! これ、多分全自動車メーカーで過去最高と思います。次いでトヨタが、10.0%、マツダ6.7%、日産6.5%、スズキ6.1%、三菱6.1%と続いています。

 富士重工業の場合、95万台の販売で5655億円営業利益を得ていますので、1台当たりにすると、59.5万円!稼いでいることになります。多分ですが、300万円の車の場合、工場から出る時点では半分の150万円もしていないのではないでしょうか。自動車も産地直売をしてもらいたいものです。(^^)/

 車を買っても登録とかの手続きがありますので、産地直売は今のところ難しいでしょう。しかし、アメリカでは車もスーパーで買い物をするように、デーラーから直ぐに乗って帰るということですので、手続きを変えれば、産地直売で買える可能性が出てくると思います。

 

 工業製品として見た場合、自動車って、本当に安いと思います。←産地直売ではなく、このことが言いたかったのです。

 

 

 

 

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「安保法廃止」で政治団体設立 小林節氏ら参院出馬へ

2016-05-17 06:49:34 | 政治

「安保法廃止」で政治団体設立 小林節氏ら参院出馬へ

2016年5月11日(水)

 5月9日の朝日新聞によると、憲法学者の小林節氏が政治団体を設立し、参院選挙に出馬するといいます。

 率直にいって、「どうもなぁ」という感じがします。

 こういった無党派の政治団体って、今まで成功した試はないように記憶しています。もっとも、これまでの経験則が当てはまるとも限りません。今回の「安保法」の強引な成立は、これまでの、政府の横暴の限度をはるかに超えたものだからです。

 最近朝日新聞が行った世論調査では、「安全保障関連法が、憲法に違反していると思いますか。憲法に違反していないと思いますか」という問いに対して、違反している50%、違反していない38%でした。憲法に違反している法律は無効ですので、違反していると答えた人は、当然廃止を望んでいると考えるのが相当です。そういった意味では、小林氏の動きは大きな流れになる可能性はあると思います。

 

 余談ですが、この朝日の調査は、郵送により行われています。電話での世論調査が多いですが、最近は固定電話を持たない人が多く、私は電話調査は「?」と思っていたので、「なるほど」でした。

 

 でも、やはり「どうもなぁ」」です。現在、地方区では、野党共闘と市民運動の連帯により、(確か)24選挙区で統一候補の擁立が決まっています。これとの関連で、運動が分散しないかという懸念があります。もっとも、小林氏の方は比例区での立候補ですので、直接的にバッティングすることはないのですが・・。

 

 私の見方は、ひょっとして、小林氏は、民進党へ揺さぶりをかける狙いではないかということです。小林氏は、共産党を除く野党各党の「統一名簿」方式を提唱しているといいます。この方式は無党派層を受け入れる受け皿として大きな力を発揮するように感じます。これが威力を発揮すると、自公+おおさか維新は、真っ青になるでしょう。

 もうすこし時間が経つと、民進党もなんらかの動きをすると思いますので、注視です。

 

 小林氏の狙いが、民進党に揺さぶりをかけ、「統一名簿方式」成立のための戦術であるとすると、私は、「なるほど」です。

 

 

(2016年5月17日、追記)

 

 小林氏の狙いが民進党へ揺さぶりをかける、と書きました。少なくともその意図はあると思います。と、同時は、何時如何なることが起きても、万全の用意をしておく必要があるということもあると考えました。

 熊本の大地震で、ダブル選挙はないとの観測が広がったものの、ここにきてオバマの広島訪問を手柄にして、ダブル選挙もあるのではないかという観測も出てきたのです。オバマとヤベー首相が一緒に核廃絶を訴えるなんて、『格好良い』ではないですか。

 どのような政治状況になろうと、直ちに対応できる体制にしておくことは必要なことです。民進党が小林氏の考える方向に舵を切れば、小林方式の方は止めれば良い訳ですから。

 

 一方、参議院選挙へ向けての野党共闘ですが、32選挙区のうち26選挙区で統一候補が実現しています。最終的には、ほぼ全選挙区になるでしょう。兎に角、共産党が熱心ですから。民進党も共産党が応援するというのを断る理由は少なくとも戦術的に有り得ません。

 また、衆議院選挙でも統一候補に向けて努力するという方向性で野党同士が合意しました。これまで、民進党が背を向けていましたので、これも画期的なことです。

 

 私は、小林氏の動きも含めて、少なくとも現時点ではあらゆる可能性に対応するため、声を挙げるのと同時に行動を起こす必要があると思います。そして、選挙が近くなると、それは収斂する可能性が高いです。目標は同じですから。戦争法廃止、立憲主義、安倍内閣退陣!

 

 7月は熱くなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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