団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

舛添知事「私的に支出」 政治資金 飲食代など45万円返還

2016-05-15 15:14:47 | 政治

舛添知事「私的に支出」 政治資金 飲食代など45万円返還

2016年5月15日(日)

 東京都の舛添要一知事が、13日記者会見を行い、疑惑について説明しました。

 14日の朝日新聞です。

 

 私は、記者会見のTV放送を見ましたが、さすが頭だけは良い人だと、関心しました。(大分以前TVで、ご本人が言っていましたが、東大法学部で、鳩山邦夫と主席を争っていたと自慢してました。)現行政治資金規正法を前提としては、上手く言い逃れをしたという印象を受けましたが、多くのマスコミでも指摘しているように疑惑は深まったと思います。

 

 一番問題とされた、家族旅行中に会議を行ったとされる件ですが、記者の「誰と、会議したのか?」という質問に対して、「政治的機微」の問題として答えませんでした。記者が「人数もですか?」という再度の質問に対しても答えません。人数は機微にはならないでしょう。何か都合が悪いので、隠していると思われても仕方ありません。(今日のTV放送で、新党改革の元同士の方が証言しておられました。「(舛添氏の性格として)そんな会議は絶対にする訳がない」と。)

 

 私費と公費が混同されていたことに関して、資金管理を同一人物に任せていたことを認め、今後は改めると説明しました。しかし、公金と私金を区別しなければならないという認識そのものは最初からあるはずですので、こりゃ、裏があると思いました。つまり、私の推測するところ、私的支出であっても、うまく公金の方へ潜り込ませることができればその方が都合が良いと考えていた訳であります。会計責任者もその知事の意図を慮って、私的支出を公的な方に潜り込ませていた訳ですね。どうせバレても、収支報告を修正すれば良いし、その言い訳も用意しています。つまり、その飲食店では家族でも会議でも利用していたので、間違いました、と。これ、知事自身が問わず語りで同様のことを言っていましたですよ。

 

 舛添氏は、ファーストクラスの利用について、体調を万全にし、直ぐに仕事ができるようにするため必要だと主張しています。しかし、知事にファーストクラスを認めているのは、その職のステイタスに対してなんです。体調を万全にするために認められているものではありません。体調を万全にするために必要だというのであれば、同行の部下職員に対してだって認める必要があるでしょう。「いや、部下はそんなお金がかかるようなことは認めない」という認識であれば、そりゃ、封建時代の領主のようなものですよ。

 

 何件か、収支報告書に虚偽事実があることを認めた訳です。このように嘘を言うような人物の説明を信じろというのが土台無理な話で、舛添氏が真に説明責任を果たそうと思えば、全て証拠を示す必要があります。それをしないのであれば、都合が悪いので隠していると言わざるを得ません。

 

 今日のTVで新たな疑惑が報じられていました。舛添氏は、ヤフオクで絵画などを買っているのです。それが資産目的ではないかと言うのです。また、週刊文春が二の矢、三の矢を用意していると思います。

 こりゃ、バッタoutでございます。東京は、トリプル選挙の可能性も。

 

 元妻の片山さつき氏が言っていました。「セコイ、小さい、悲しい」。

 

 

 

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