ブラック大賞
2017年7月30日(日)
「一点の曇りもない」の次に、「李下に冠を正さず」と来たー!
今年の流行語大賞は、これまでのところ、「忖度」で間違いないでしょう。」「大賞」!?、えーっと、最近の、安倍晋三総理大臣の立ち居振る舞いを見て、私ゃ、「ブラック大賞」なる賞があれば良いと考えました。ネットを調べると、「ブラック企業大賞」というのはありましたが、「ブラック大賞」というのはありません。ので、私originalということであります。(エヘン!)
さて、「ブラック」ですが、
①ブラックジョークとかブラックユーモアのブラックですね。
②被疑者の被疑度に関して、限りなく黒に近い灰色という表現をしますが、その黒ですね。
③ダーティという言葉に色を付けるとブラックになるのではないでしょうか。
「一点の曇りもない」
安倍氏は、加計学園疑惑に関して、「一点の曇りもない」と宣いました。昭恵夫人が加計学園系列の名誉園長になっておられますが、これ一点の曇りもないとは到底言えないでしょう。森友事件の際には、名誉園長をそそくさとお辞めになりましたですね。やましかったからですよ。(加計学園に関して今辞めると益々疑惑が深まるので、竦んでいる状態と思います。)
「李下に冠を正さず」
安倍氏は、自身で加計理事長から「驕ってもらったことがある」と宣いました。総理大臣は行政府の長の長として、国の全ての事務事業を所掌している訳ですから、まぁ、言ってみれば国の事業に係わる人は全て利害関係者ということになります。加計氏がその一人であることは明々白々であります。・・な方から驕ってもらった人が「李下に冠を正さず」とは、これ以上のブラックジョークはありますまい。
「黒に近い灰色」
これを決定付けたのは、「加計学園が獣医学部を造ることを知ったのが1月20日」と「強弁」でしたことでした。・・なことある訳ないでしょ! 国家戦略特区として獣医学部の再申請後、2015年8月から(新聞の動静欄で分かっているだけで)11回も安倍氏は加計氏と会っています。「腹心の友」の関係にある者同士、話が出ない訳ないでしょ!安倍氏自身も加計氏が新学部創設に意欲がある方だと言っています。その中に獣医学部が入ると考えるのが当然です。
加計疑惑は、これでますます、真っ黒に近い灰色になったのであります。
「ダーティ」
広辞苑では、「汚れているさま。きたないさま。卑劣なさま。」とあります。
安倍氏は、国会での委員会で、野党のヤジに対してヤジを批判する言動を繰り返してきました。しかし、自らが野党に対して口汚いヤジを飛ばしたのであります。
その「ヤジ」とは、思い出すたび腸の煮えくり返る思いがしますが、「くだらない質問をするなよ」と言ったのであります。国会議員は国民の代表でありますので、いわば主権者である国民に対して「くだらない」と見下したのであります。これ以上卑劣に感じることはありません。
これ以外にも、昭恵夫人のお付きの問題とか、数限りなくブラックなことがありますが、書いていくと怒りにより、私自身の健康にあまり良くありませんので、今回はこの程度にしておきましょう。
色としての黒は私は好きですよ。黒髪なんて良いですね。この指で梳いてみたいですー。
安倍内閣打倒!が妥当!