竹中平蔵氏暗躍 希望・維新 東京・大阪候補者すみ分け
2017年10月2日(月)
希望と維新が、東京と大阪で候補者のすみ分けをすると報じられました。
10月1日の朝日新聞です。
・・で、仲介したのが、元経済財政相の竹中平蔵氏と言います。
竹中氏といえば、新自由主義者で、弱肉強食を平気で口にするお方ですたい。まぁ、言ってみれば、資本の走狗であります。いつぞや、TVで平然と労働者をクビにする話をしていたのを聞き、ゾッと危機感を覚えました。
なぜ、竹中氏がこのような暗躍をしたのか?
それは、資本が野党共闘を恐れていたからに違いないと、私はピンときました。
この選挙、民進党が分裂して、一部が「希望」という名の小池ガラクタファッショ私党に吸収されるという流動的な流れになっていますが、野党共闘が実現していたら、自民党は大きく議席を減らす可能性があった訳ですね。大義なき解散とか言われていますが、選挙中に森友・加計疑惑の再燃といったことになれば、過半数を割れるやもしれません。
それに対して、資本が保険をかけた訳であります。自民党が負けても、補完勢力がいれば、資本にとっては、なんら不都合はありませんので。竹中氏を使いとしてよこしたんですね。
今度の選挙は、自民VS希望という構図がマスメディアでは主流になっていますが、国民の選択という観点からすれば、全く違うと思います。小池氏は、原発と消費税で自民党との違いを出そうとしていますが、小池氏は、かつて原発は必要、消費税も必要と主張していました。違いを出そうとするのは、選挙目当ての目くらましの術に他なりません。
小池私党を、ガラクタ、ファッショと言ってきましたが、「虚偽」を付けてもよいかも知れませんね。