謙虚
2017年10月24日(火)
「今まで以上に謙虚で真摯な政権運営に努めなければならない。」安倍晋三内閣総理大臣閣下のお言葉であります。これ、論理的に言うと、これまで「謙虚」であったということになります。安倍氏って、傲慢を絵に描いたようなお方ですが、この方の辞書は「謙虚」と「傲慢」が安倍こべになっているようであります。今後は益々傲慢になるという宣言に他なりません。
昨日23日の朝日新聞の記事です。→「首相の独善的な姿勢は、すでに今回の選挙の解散に表れていた。首相は憲法第53条に基づく野党の臨時国会召集要求を3カ月も放置した末、あらゆる審議を拒んで冒頭解散に踏み切った。与党の多数は、そんな憲法と国会をないがしろにした政争の果てに得たものだ。」注「ないがしろ」→他人や事物を、あっても無いかのように侮り軽んずるさま(広辞苑)
「・・臨時国会召集要求を3カ月も放置した末、あらゆる審議を拒んで冒頭解散に踏み切った」。これは、factです。朝日新聞は、このことを「憲法と国会をないがしろにした」と評価していますが、私ゃ、憲法違反であると思っています。まぁ、少なくとも、憲法の趣旨に反した行為と言って差し支えありますまい。安倍氏によると、憲法に反するような行為をしても「謙虚」なんですって。いや~、国会をないがしろにした安倍氏が国会で首班指名されるとは!ブラックジョーク以外の何物でもありますまい。安倍氏が受けなければならないのは、憲法違反の主犯指名手配であります。