無言館

無言館

2017年10月15日（日）

　無言館の出張展示が呉市であります。9月28日、姉夫婦と観に行きました。車で1時間弱です。

 

　会場の呉市美術館です。

　

　2階への踊り場からの写真です。

 

　長野の無言館の館内映像です。

 

　2005年に長野の無言館へ行っています。この美術館は無料なんです。えーっ！と思って入ったら、出るところで「カンパ」のお願いがあります。まぁ、準有料といって差し支えありませんが、「カンパ」というと資力のある人は多く、資力のない人は少なくという方向になると思いますので、良い方法かと思います。

 

　館主の窪島誠一郎さんは、水上勉さんの息子さんですね。

 

　150点ばかりの展示がありました。

 

　反戦絵画ではありません。日常の穏やかな生活や風物を描いています。それだけに、平和を壊された悲劇を想像することができます。東京美術学校（現東京芸大）の方が多かったです。また、多くは繰り上げ卒業で戦地に送られていました。

　絵の鑑識眼はありませんが、有為な才能が抹殺されたんですね。日本画壇にとっても大損失でしたよ。

　当時、まだ、抽象画ってなかったんでしょうか・・。ちょっとデフォルメしているかな～という絵が数点あるだけでした。

 

 

 

臨時国会冒頭解散

臨時国会冒頭解散

2017年10月15日（日）

　「政府は、当面の諸案件の審議を求めるため、来る9月28日に、臨時国会を召集することを決定いたしました。」これ、安倍内閣が9月22日に、大島衆議院議長に提出した臨時国会の召集を伝達するための文書の一文なんです。「諸案件の審議を求める」と言っていたんですね。

　ところが、安倍氏が行ったことは、臨時国会の冒頭解散で、審議を行いませんでした。だじゃれでありますが、信義に反する行為であります。だじゃれなく言えば、安倍氏は大嘘をついたということですね。国会に対してですから、主権者である国民に対して嘘をついたと同じことであります。

　そんな神をも畏れぬことをするには、何か理由でもあんの？　ＴＶでの党首討論で、共産党の志位委員長が、冒頭解散の理由を問いただしても、安倍氏は、答えることができませんでした。党首討論で、反論できないって、恥ずかしいですね～！野球であれば、投手（党首とかけました）交代のところであります。

　だじゃれを言っている場合ではありません。安倍氏が行ったことは、憲法違反と考えざるを得ません。憲法の既定により、四分の一以上の国会議員が臨時国会の開催を要求し、それに基づいて国会を召集した訳です。で、その国会で何をするかというと、冒頭書いた「諸案件の審議のため」です。それをスル～しちゃった。（余談ですが、メイルにスル～する人がいますが、私はしません。）

　こんな憲法違反をする人物が憲法を変えると言っています。悪い冗談の悪夢としか考えられませんが、新聞報道によると、悪夢が正夢になるような自民党が圧勝するという情勢分析であります。「悪夢が正夢」になると、そりゃ更に悪夢になるのであります。何が正夢か悪夢か訳分からなくなりましたが、分かっていることは、自民党が圧勝したら、この悪循環が続くということであります。