選挙結果
2017年10月23日(月)
選挙結果について、「自公圧勝」とありますが、「あっしょっ?」と思います。なぜか?得票率がどうなっているかだからです。小選挙区の場合、比較多数が当選ですので、自民以外の党が乱立すると、仮に前回より得票率が低くても当選します。
比例区も含め、前回の選挙と比較して、得票率がどうなっているかが、問題であります。
私が応援した共産党は大きく議席を減らしました。まだ、議席確定していませんが、21→12と半減のようです。(前々回が8議席)これ、間違いなく、立憲民主党のあおりを受けましたですね。「たられば」を言ってもナンセンスなのですが、仮に立憲が出来ていなければ、批判票の受け皿の一部は共産党に行っていたと思われ、むしろ議席を増やしていた可能性があります。
ただ、注目なのは、共産党が候補者を降ろし、市民と3野党の選挙協力が行われたことにより、立憲の候補者が当選した選挙区が幾らあるかということです。これが、一定数あれば、「憲法を破壊する、民意を無視する、国政を私物化する」現内閣に対する対抗軸としての展望が開けます。
まぁ、ともかく、民意を歪める小選挙区制度が、悪の根源であります。この選挙制度を変えなければ、日本における、民主主義の確立は有り得ません。