団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

薬局

2013-01-11 17:50:52 | 健康・病気
                           薬局

                                                    2013年1月11日(金)

 薬局の役割って一体何だろうと、疑問に思うことがありました。

1月10日、非効率な公立病院(冗談です)において蕁麻疹の薬の処方を受けましたので、近くの薬局で薬を買いました。保険で7割)以前から薬局で薬を受取るたびに疑問に思っていたですが、副作用についての十分な説明がありません。

 私が、副作用について説明したペーパーをもらいたいと言うと、気軽に応じてくれたのは良いのですが、要求しなければ出さないという姿勢が理解できません。その点について疑問を言うと、「患者が(副作用の説明に)懸念を持ってきちんと服用してくれるか心配」という趣旨の説明がありました。

 ちょと待って下さい。それって、患者を医療従事者より一段と低くみて信用・信頼していなことではないですか!(これほど強烈ではありませんが、このような趣旨の意見を言いました。薬剤師とおぼしき方は、これに対しては何もおっしゃいませんでした。)

 私は、病気を治す主体者は患者本人だと考えていて、医師も看護師も薬剤師もその他の医療従事者も全てそのサポート役だと思っています。主体者である患者に必要な情報を隠して、一体病気を治すという行為ができますか?、私はできないと信じています。

 ただ、私が要求した「くすりのしおり」を見ると、「副作用」として多くのことが書かれていて、本当に大丈夫かな?と疑問に思うようになるのは確かです。しかし、そこを患者に分かり易く説明し自発的な服薬管理ができるようにするのが、名医、名薬師たる条件ではないでしょうか。

 スタッフに、「私が経営者なら、患者から要求がなくても、副作用についての説明書を渡します。」と言ったのは余計なことだったかな・・。




 「今日のおくすり説明」は黙っていても渡してくれるのですが、説明としては「毒にも薬にもならない」とい表現がピッタリです。




 私が要求すると、「くすりのしおり」なるものを渡してくれました。結構詳細な説明です。




 「用法・用量」の中の説明に、「絶対に2回分を一度に飲んではいけません」とあります。「絶対」が付くほど重要なことであるはずですが、「今日のおくすり説明」では、そのような記述はありません。摩訶不思議な医療界の常識です。


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マウンテン

2013-01-10 18:56:53 | 食べること
                        マウンテン

                                            2013年1月1日(火)

 昔懐かしの喫茶店です。
 喫茶店なるものに、初めて入ったのは高校になってからでした。
 親友と入ったのですが、コーヒーとホットケーキを注文し、ホットケーキ用の蜜をコーヒーに入れて、親友に笑われたのを覚えています。彼の方はませていて、何回も経験があったのです。もっとも、経験が無くったて、間違うことは普通はないと思いますけど・・。彼女とでなくて良かったと、今にして思います。


 喫茶店に数多く行ったのは、浪人or大学の時だったでしょうか。今にして思うと、何を友達と話していたのだろうと思います。


 今は、喫茶店なる店が随分と少なくなっています。
 私はその理由は、長時間ネバル客が多いからだと思います。私も、コーヒー一杯でhの単位で長居していましたから。


 大学の講義という機会利益を捨ててでも、無為に過ごすという選択をしたことは、非常に不経済だったと、今にして思います。


 最近は、機会利益を無為にする人が少なくなったのかも知れません。


・2012年11月24日、山口県岩国市「マウンテン」。







 こういう雰囲気だったんです。



 妻が注文したサンドイッチ。



 私が注文したパスタ。少々塩辛かったです。



 川沿いの店でした。




 実は、雁木という銘柄の酒蔵が近くにあって、本当の目的はそこだったのですが、閉まっていたんです。
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トランヴェール

2013-01-09 17:53:04 | 食べること
                     トランヴェール・エクスプレス

                                                     2013年1月9日(水)

 広島の新たな観光名所になれば良いと思います。
 電車を改造したレストランです。友人2人で行ってみました。


(広島電鉄のホームページから)

昭和52年に電車開業65周年を迎え、記念行事のセレモニーを催したとき、「海外の路面電車を購入しては」という話が持ち上がりました。
どの国の路面電車が最適か、いろいろ検討を重ねた結果、路面電車先進国、西ドイツのドルトムント市の路面電車が、広島で使用できることが判明しました。
そこで、ドルトムント市が、路下電車を導入する計画により、当時走っていたGT-8を代替するという時期に、2編成購入することを決断しました。

〈ドルトムント電車(GT-8)諸元〉

1959年製。西ドイツの工業都市ドルトムント市を走っていた。
同市の地下鉄計画により、運行中止。
•三両編成
•全長:27.16メートル
•幅:2.3メートル
•定員:150人
•最高速度:70km/h



・2012年12月26日、広島市中区千田町「トランヴェール・エクスプレス」









 隣接のビルに広島電鉄の本社があり、そこで3,500円のコース(ベルリン)を予約しました。



 随分と複雑な操作機器です。



 予約席は2人掛けだったのですが、超狭いんです。



 4人掛けに替えてもらいました。



 この個室には男性ばかり8人位のグループが入りましたが、女性が似合いそうな部屋なんですけど・・。









 このソーセージの盛り合わせはボリュームがありました。




 この料理にはワインが合います。



 ドイツ風ミートローフでしょうか?



 グリューワインって、ホットワインのことで、珍しいので注文してみました。




 私の口には合いませんでした。



 このパスタがまたボリューム満点で、食べきれません。お持ち帰り禁止ということでもったいないです。


 料理の味ですが、ドイツ人って、こんな単調な味の料理を楽しんでいるのでしょうか?それとも、もっとお金を出さないと本物のドイツ料理は食すことができないのでしょうか。
 私は分かりません。何処のどいつなら分かるの?




・リピータイ度(また行きたい度)      ★★☆☆☆
 料理は単品の方が良さそうです。ただ、割高にはなります。
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雲州寿司 2012.12

2013-01-08 20:33:53 | 食べること
                       雲州寿司 2012.12

                                                     2013年1月7日(月)

 このブログでも度々登場している、私達兄弟が2番目に良く行く店です。

 私達兄弟の店選びの基準は、①安い②旨いことは勿論ですが、③雰囲気が良いというのがあります。ここのマスターは実に気さくな方で、マスターを選んでくる客も多いと思います。




・2012年12月27日、広島市南区「雲州寿司」。








 本日お勧めのメニューです。プロ野球シーズンだとカープの試合のTV番組が載ります。



 この日は、珍しくお客が少なかったです。



 冬の味覚の定番、ナマコ。私は必ず注文します。



 写真には載せていないのですが、ゲソも刺身で出してくれました。美味です。



 鯛のアラ炊き。



 ブリのカマを食べるのは久し振り。



 この団子はなんなんでしょう。美味しかったという味覚だけは記憶しているのですが・・。



 写真では良く分かりませんが、これは寄せ鍋です。作って出してくれます。私は自分達で作る方が良いのですが・・。







・リピータイ度(また行きたい度)      ★★★★★
 
 とにかく料金が安いです。4人で食べて飲んで、一人約3000円ですから。

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被爆二世検診

2013-01-07 17:48:30 | 健康・病気
                          被爆二世検診

                                                     2013年1月7日(月)

 私の母親は、看護助手として、被爆者の治療に当たっていました。
 どの程度従事したかまでは良く知りません。しかし、「ぞろぞろと被爆者が上がって来た」、と言っていましたので相当沢山の人だったのでしょう。「上がって来た」とは、私の母が住んでいた島に上陸して来たという意味です。


 被爆者と接触があったということで、一定の要件を満たし、被爆者手帳の交付を受けました。

 ということで、私は被爆二世ということになるのです。


 被爆者は結婚差別があると言われています。この場合の「差別」とは非常に難しい概念になると思います。強力な放射線を浴びた人間には後遺障害があること及びその子にも影響があることは疫学的に明確になっています。

 結婚とは子孫を残す営みであり、放射線の影響を避けない子どもを設けたいということは、私は決して結婚差別とは言えないと思います。


 福島の原発事故で「風評被害」ということが言われています。危険「かも分からない」というものから、距離を置きたいと考えるのは人間として当然で、私はそれは「風評被害」に含めるべきではないと思います。



 安部総理大臣は、これから建設する原発は、「福島で事故を起こしたようなものではなく安全対策を十分行った原発である」という趣旨のことを言い、原発建設を推進しようとしています。しかし、私はいくら安全対策を行ったからといって、事故を起こす「かも分からない」ような原発は建設するべきではないと思います。




( 


 私自身には、被爆二世だからということで心身に影響があるという自覚はありません。
 しかし、多くの被爆二世の検診データを蓄積することにより、医療技術の進歩も相まって、その影響が明らかになる「かも分かりません」。
 私は、その可能性にかけて、被爆二世検診を受けることにしています。



・2012年12月21日、広島市中区「広島市健康づくりセンター」。
 









 身長が、慎重な測定にも係わらず、MAX時より約1㎝縮んでいました。




 骨密度の測定を初めてしましたが、指数が108でした。20歳代並みとか・・。




(2013年1月8日、追記)

 「強力な放射線を浴びた人間には後遺障害があること及びその子にも影響があることは疫学的に明確になっています。」と書きましたが、これは定説ではありません。と言うより、間違いでした。「その子にも影響がある」ということは科学的・医学的に証明されていません。8日私が知合いの保健師に教えてもらいました。


 間違った情報をネットに流して、申し訳なかったと反省しています。
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株価の上昇とアクセスランキングの上昇

2013-01-06 19:33:33 | Weblog
                     株価の上昇とアクセスランキングの上昇

                                                     2013年1月6日(日)

 株価が急上昇しています。
 昨年12月4日9,432円であったものが、1か月後の1月4日は10,688円と、13.8%も上昇しました。

 その理由はアベノミクスと言われていますが、私は日本の株価が諸外国に比べて安すぎたというのが一番の要因だと思っています。ただ、金融緩和→円安→輸出産業の業績回復といった期待が大きいのも事実だと思います。

 その円の対ドル為替レートですが、昨年12月5日79.7円であったものが1か月後の1月5日88.12円と10.6%も下落(ドルから言えば上昇)しました。

 この株高、円安がどこまで続くのか分かりませんが、こういった傾向は勢いが付きますので、株価11,000円突破、円90円突破まではいくのではないかというのが、私の無責任な予想です。


 株高、円安になっても、景気が良くなるかどうかは別問題で、日本景気の本当の回復は、消費拡大、そのための賃金引き上げが必要と思います。


 私は賃金の上昇がない(嘱託職員なので5年間全く同じです。)なかそれを補うものとして、涙の雀ほどの投資をしていて、ファンドなるものを買っているのですが、この私のファンドも株ほどではりませんが、上昇しています。
 昨年11月末から約1か月後の1月4日までで、7.5%上昇のパフォーマンスでした。もっとも、株も同じですが、何時反転して下落するか分からないのが、不安の種ではあります。



 
 これら以上に異常に上昇しているのが、私のブログのランキングです。
 昨年12月30日、ランキングで429番/1,808,423と初めて400番台に突入しました。その後1週間ほぼ同じランキングを続け、12月30日から1月5日までの週刊ランキングは429番/1,808,423 (9,629PV,5,990IP)と出ました。その前の1週間のランキングが1,556番/1,805,266(5,501IP,2,582 PV)ですから、「異常」に高いと言わざるを得ません。


 私としては、株価等の上昇とブログランキングの上昇が重なっているので、株価上昇がランキングの上昇と因果関係があるのではないかと夢想しています。
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BMW3シリーズ アクティヴハイブリッド試乗

2013-01-04 17:40:29 | 
                BMW3シリーズ アクティヴハイブリッド試乗

                                           2012年12月31日(月)

 圧倒的な静粛性というのでしょうか、私がかつて試乗した車を含めて乗った車の中で最も静かでした。
 BMW3シリーズアクティヴハイブリッドは、6気筒3000㏄ターボエンジンに、モーターを併せて駆動するハイブリッド車です。トヨタ方式は、プラネタリーギアによる2モーターですが、BMWは1モーター2クラッチに8速オートマチックを組み合わせたものです。

 スペックが凄いです。エンジンは、306PS、40.8kgm、モーターは54PS、21.4kgm。それでいて、JC08燃費は、16.5㎞/ℓです。動力性能と経済性を併せて訴求した車です。


 スタートボタンを押してもエンジンはかかりませんが、フロアシフトをマニュアル側にシフトすると、瞬時に力強くエンジンがかかります。セルモーターではなく駆動用のモーターでエンジンを回しているものと思います。「ブン」と瞬時にエンジンがかかるこの「演出?」は心を駆り立てます。


 一転、走り出すと、モーターのみの走行ですから、非常に大人しい印象を与えます。ハイブリッドシステムは、日産フーガと同じもの、すなわち、エンジン→クラッチ→モーター→クラッチ→プロペラシャフトという駆動の流れになっているものと思われます。(カタログに駆動系の説明がありませんので、私が推測しました。)このシステムは、クラッチの断続が非常に難しいと聞いていますので、切り替えのショックがあると思っていたのですが、私が試乗した範囲では、クラッチ断続のショックは感じられませんでした。ただ、モーター駆動からエンジン駆動へ、そしてエンジン駆動からモーター駆動へ切り替わる際、車が僅かではありますが前後に揺すられるような動きをみせました。大袈裟に言うと、アクセルをパタパタした時のような動きです。この動きは同乗者にも分からない程度でしたし、そもそも車では前後・左右・上下の動きが道路状況・アクセルの踏み具合、変速機の切替時等にありますから、気にする必要はないのかも知れないのですが、クラッチの切替ソフトが上手く機能していないのではないかと考え、私のような人間は気になるのです。


 高速道路に入る手前に急なこう配の上り坂があるのですが、ハイブリッドシステムで重量が約200㎏も増えているにも係わらす、何らものともしません。圧倒的なトルク感です。高速走行は100㎞/hでエンジンは1500rpmと余裕です。この低回転は静粛性にも大いに係わっていて、音といったら、風切り音だけ聞こえるといった状況で、むしろ風切り音が他車より高いのではないかと疑うようになるくらいです。(328i、320dにも試乗しましたが、同じボディ形状でアクティヴハイブリッドほど風切り音を感じませんでしたので、やはりエンジンの静粛性が高いのでしょう。)


 高速道路のコーナーの操縦性は感動ものでした。いつも私のゴルフⅥで走っている道ですので良く分かるのですが、ゴルフはFF故のフロントヘヴィーでどうしてもアンダー傾向が出るのです。一方3シリーズはFRしかも重量が前後50:50で絶好のバランスです。高速のコーナーでハンドルを回した方向に「スッ」と頭を向けるこの爽快感はFRいやBMWならではかも知れません。


 私が一番期待していた、直列6気筒のエンジンフィールですが、率直に言って、ハイブリッドシステムにより、エンジン単体でのフィーリングはあまり感じることができませんでした。BMWのシルキー6を感じるのはエンジン単体の車でないと無理なようです。


 BMWの6気筒エンジンに乗ってみたいという気持ちは強いのですが、このアクティヴハイブリッドのプライスタグは699万円也!と付いています。残念ながら、私には手がでそうにもありません。
 

 買う予定もないのに、試乗させてくれたBMWディーラーには感謝です。











 スタートボタンを押しても、エンジンはかかりません。







 約10㎞の試乗で、燃費は13.6㎞/ℓとでました。私のゴルフ1400㏄ターボと同程度と思います。



 ここまで派手にする必要はないと思いますけど・・。
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広島電鉄開業100年

2013-01-03 08:30:14 | 我が街
                      広島電鉄開業100年

                                           2013年1月3日((木)

 どこでも、お国自慢はあると思いますが、我が広島は、カープ、サンフレッチェ、広島交響楽団、それに広島電鉄でしょう。

 プロ野球球団、プロサッカー球団、プロ交響楽団と三つそろっている都市は、全国に10程度と思います。それに加えて、路面電車が走っている都市は、私の知っている限りでは広島と東京(一昨年東京の荒川線に乗りました。)しかありまっせん。もっとも、広島には地下鉄がありませんけど。(^_^;)


 この広島電鉄ですが、非常にユニークな会社で、全国の不要になった市電を買って走らせていることで有名な他、様々な事業を行っています。


 

 路面総延長は全国一です。



 これは被爆電車で、今でも現役で走っています。私も朝の通勤に時々乗ります。



 被爆わずか3日で運転を再開したということです。今なら、放射能の問題で無理でしょうけど・・。



 本社へ行くと、広電フォトコンテストの写真が展示してあります。









 右の写真の雲はどういう気象条件か知りませんが、迫力がありました。



 昨7月には、本社の隣のスーパー(広電経営)の前の広場で、電車をレストランに改造して開業しました。





 ドイツのドルトムントの市電です。



 その名は、「トランヴェールエクスプレス」。


 車窓から見えるのは、、最新鋭の市電です。


 洒落ています。






 このラウンジ席は、グループ利用に最適です。


 




 ユニークな事業として、こんな演劇もやっているんです。
 戦時下には、若い女性が電車を運転していたのです。



 広電本社の担当者へ、トランヴェールエクスプレスを広島の新たな観光スポットとしてもっと売り込むことを提案したら、熱心に聞いていました。

 間違いなく、広島の観光スポットとして価値のあるものだと思います。

 


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クラウンモデルチェンジ

2013-01-02 10:01:27 | 
                    クラウンモデルチェンジ

                                            2013年1月2日(水)

 自動車に関心がない方でも、クラウンという車名を御存じない方はおられないでしょう。
 トヨタクラウンは、日本の乗用車史を築いてきたといっても過言ではありませんから。

 そのクラウンが昨12月25日、第14代目としてモデルチェンジし発売されました。
 クラウンはこれまで4年でモデルチェンジを繰り返してきたのですが、今回は4年10か月と約5年振りのモデルチェンジで、トヨタの力の入れようが分かります。


 最大の「ウリ」は、ハイブリッドを4気筒2500㏄にダウンサイズし、燃費性能を圧倒的に高めたことです。JC08モード燃費で23.2㎞/ℓ! 参考までにフィットハイブリッドが26.4で、その差約13%です。
 
 ハイブリッド車の価格もベーシックグレイドで410万円と約100万円程度安くしました。(もっとも、前はV6 3500㏄で装備も違っていますから、同じように比較という訳にはいきませんが。)

 ロイヤルシリーズの場合、ハイブリッド車はガソリン車(2500㏄V6)に較べて、54万円から60万円高くなっています。従って、ハイブリッドシステムでそれだけ高くなっているかと思いきや、4気筒とV6エンジンの違いがありますので、それを考慮すると80万円程度高くなると私は推測しています。トヨタさん、これはチト高過ぎやしませんか。私は少なくとも30万円は安く、つまり410万円ではなく380万円程度にすることは可能だと思います。(トヨタのハイブリッドシステムの場合、ガソリン車に較べて、バッテリー、プラネタリーギア、モーター2個、インバータの追加が必要ですが、変速機が要らなくなるのです。変速機は車にとってエンジンに次ぐ高価なものなんです。)


 しかし、それでも圧倒的な燃費性能、静粛性、先進性により、売れると思います。

 先代の第13代クラウンは、2008年2月18日発売で5500台の販売目標に対して1か月の受注が、22000台でした。
 先々代の第12代クラウンは、2003年12月22日発売で5000台の販売目標に対して1か月の受注が、同じく22000台でした。


 今回14代のクラウンは販売目標4000台と随分控えめに出ました。これは景気動向を踏まえたものと思いますが、私は、1か月の受注は12・13代を上回り、30000±1000台になると予想しています。高価ですがハイブリッド効果です。



 アスリートのフロントグリルですが、数か月前自動車雑誌のスクープ写真を見て、こんなアグレッシブなデザインで保守的なクラウン層に受けるのかなと疑問を持ちました。




 ロイヤルは、アスリートほどではないですが、しかしそれまでのクラウンにしては、随分挑戦的なデザインです。
 実物を見ると、写真と違って、立体的な造形が良く分かり、プロのデザイン力は素晴らしいと思うようになりました。クラウンのこれまでの横長グリルを一瞬の間に葬り去ったという印象です。



 これまでのクラウンは、ぼってりとした印象でしたが、この横のラインは流麗になりました。




 リアデザインもスッキリしたものとなりました。私的には、横長2本の排気管が見えないのが良いです。




 上質感があり、さすが高級車です。



 ナビは8インチですが、9インチが欲しかったです。
 ナビの下の画面は、タッチ式の操作パネルですが、難しくなければ良いのですが・・。



 初代から13代目までパネルにしてありました。
 応対してくれた30代の女性スタッフに、「私は全部知っている世代です。」と自慢しました。「?」これはスタッフの反応です。







 バブルの頃は、何と約20万台売れたんです。正にトヨタの屋台骨を支える車です。
 トヨタはクラウンをあまり輸出(私の知る限り中国程度)していません。私は日本美ともいえるクラウンは世界で売れると思うのですが・・。 


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2013年 新年おめでとうございます

2013-01-01 09:04:14 | 社会
                2013年 新年おめでとうございます

                                            2013年1月1日(火)

 2012年9月2日、私は福島県いわき市の海岸に立ちました。遥か太平洋から打ち寄せる美しい波を見ながら、しかし、その波が一瞬の牙を剥き、反対側の陸地は家が根こそぎ無くなっている荒涼たる風景を見て、復興未だしという感を抱きました。



 2008年2月、私は広島市内福屋デパートの「福島県物産展」で、いわき市にある丸源水産の佐藤社長と知り合いになりました。縄文干という小魚の干物を買ったのですが、随分気前の良い方で、沢山のおまけを付けてくれました。それに惹かれ、「福島へ行ったら社長さんの所へ行きますからね。」と約束をしたのです。



 3.11の数日後、私に何ができるだろうかと考え、福島県で唯一の知合いの社長さんへ連帯の思いを込めて支援の品を送りました。社長さんは、感謝の気持ちと同時に原発事故により中断を余儀なくされている縄文干しについて将来の展望を語っておられました。私は気持ちが少し救われると共に、近いうちに必ず社長さんを訪れ語り合いたいと思ったのです。



 ところが、震災から1年半後、いわき市の海岸沿い近くの社長さん宅を訪ねた時には、社長さんは亡くなっておられたのです。持病の心臓病の悪化ということでしたが、明らかに震災それに続く原発事故の心労だろうと思いました。社長さんの死により、「社長さんを通じて福島で被災された方々への連帯の気持ちを表す」ということは、残念ながら語り伝えることはできませんでした。しかし、「復興未だし」という状況の中、この連帯の気持ちは私の中で生き続けています。


 not bye Hukushima!




 塩屋岬の南約2㎞の海岸です。繰返し繰返し打寄せる美波と家が根こそぎ無くなっている光景を見ながら、自然と人間との圧倒的な力の差を感じました。










 サーフィンをしている人がいました。




 丸源水産の縄文干工場です。高台なので津波の被害はありませんでした。



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