水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

中学校訪問

2009年10月15日 | 日々のあれこれ
 営業の季節になった。
 二日かけて、川越市内の担当中学校をまわる。
 当然のことだが中学校さんによって、雰囲気がずいぶん異なる。
 そうじの時間帯にあたることも多いのだが、ほとんどみんながまじめに取り組んでいる場合もあれば、そうでない場合も多々ある。
 ある中学校での帰り際、車をいったん外に出して鉄柵を閉めようと降りかけた時、校門付近をそうじしていた男子がささっと近寄って閉めてくれた。
 ありがとうと言うと、さようならと声がかえってきた。
 いい気持ちになった。
 中学の先生も大変だなあと感じる学校さんと、落ち着いた感じに見える学校さんとの差が大きくなってるような気がする。
 事務室の方に来校を告げた時の応対ぶりと、すこしシンクロしてる気もする。

 本校の入試は例年通りだが、県立高校はまた制度が大きく変わる。
 中学の先生方は、みな大変だと言っておられた。
 昨年度までの制度は何が問題で、そのどの部分を改善するために、こういう改革をした、という部分がおそらく浸透してないからだろう。
 もとの制度だと、前期で受かった子や私立単願で合格を決めた子たちが、その後勉強しなくなる、後期を受ける子たちも落ち着かなくなるからというお話は耳にした。
 でも、前期合格枠を増やして、試験日をおくらせるというのは、その解決になるのだろうか。
 前期で受からなかった子が針の筵になるだけじゃないかな。
 改善するのなら、こういう小手先の手直しではなく、前期後期というシステム自体どうなの、という議論をきちんとすべきじゃないだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする