加須は遠い。
学校から乗っけていったFlのKくんは「かす」と読んだ。埼玉県民でありながら、そんなのでいいのか。「かぞ」と教えても「信じたくない」と言う。この譲らなさがKくんのいい点でもあるけれど。
ちなみに埼玉県民でなければ「越生」も読めまい。
ちなみに埼玉県民として言わせていただければ、「八ツ場ダム」の必要性はまったく感じていない。
上田知事には切におねがいしたい。
本気でダム(ダムそのもの)の完成を望む埼玉県民はいない。
いたら、たぶんあやしい人だ。
なので、もうわれわれの税金を何百億も八ツ場ダムに注ぎ込むのは(お、縁語?)やめてください。
ダムはむだだが、加須に向かう122号線バイパスは実に快適だった。
信号も少ないし、眺めもよかった。
でも、もう少し近ければなあと思いながらいった。
不動岡高校につき、電車組と合流して、校内に入っていく。
「何これ、やばくね?」の会話がきこえる。
「うちなんか、むだに土地あるだけじゃん」と思わず本校を卑下したくなる気持ちはよくわかる。
公立高校でこれは卑怯なのではないか。
公立高校のなかで、こんなきれいにつくってもらえた学校と、そうでない学校があるのはなぜだろう。
これは差別のレベルではないだろうか。
おれが高校生だったらそう感じるな。
春日部高校さんと、不動岡高校さんは、授業料無償にしなくてもいいんじゃないかなとちょっと思った。市立浦和さんは、まいいかな。
本校金管8重奏メンバーは、午前中から教室で練習。
お昼過ぎに見学メンバーもそろった。
講習会は、その講師でもあられる先生方のコンサートからはじまった。
1曲目で鳥肌が立ち、古田先生のTpソロ、大塚先生のTubaソロに度肝を抜かれた。
古田先生のトークもさえた。
「今日は、お客さんがみなさんでよかった。現役プレーヤーどおし、仲間の前で演奏する気持ちでやります。ですから安心してはずします。みなさん、金管のこのへんがきついとかわかってますよね。われわれプロは、結果が求められるので、ときに慎重な演奏をしますが、今日は仲間のまえですから、せめます。安心して攻めの演奏します」
ツボをわかってらっしゃる。
この時、立川談志師匠のノリと似てると思ったのは、会場でたぶん私一人だろうな。
談志師匠は独演会の最後のネタがおわるとカーテンコールをして言うんだよね。
「今日は、いつもとちがったふうにできた。おれをこんなふうにしてくれた、今日のお客さんに感謝したい」みたいなこと。
こういうのを計算じゃなく、自然に言える人を「人たらし」とよびたい。
それにしても、この金管五重奏をただで聞けただけで、とんでもないもうけもんだ。
やく1時間のコンサートのあとは、クリニックである。
うちは、Trbの石川先生にみていただいた。1時間半ぐらいかな。
そして、クリニックを受けた5チームの発表。
この日、うちのメンバーが受けた恩恵はどれだけ大きいだろうか。
来てよかった。
加須は全然遠くないね。
学校から乗っけていったFlのKくんは「かす」と読んだ。埼玉県民でありながら、そんなのでいいのか。「かぞ」と教えても「信じたくない」と言う。この譲らなさがKくんのいい点でもあるけれど。
ちなみに埼玉県民でなければ「越生」も読めまい。
ちなみに埼玉県民として言わせていただければ、「八ツ場ダム」の必要性はまったく感じていない。
上田知事には切におねがいしたい。
本気でダム(ダムそのもの)の完成を望む埼玉県民はいない。
いたら、たぶんあやしい人だ。
なので、もうわれわれの税金を何百億も八ツ場ダムに注ぎ込むのは(お、縁語?)やめてください。
ダムはむだだが、加須に向かう122号線バイパスは実に快適だった。
信号も少ないし、眺めもよかった。
でも、もう少し近ければなあと思いながらいった。
不動岡高校につき、電車組と合流して、校内に入っていく。
「何これ、やばくね?」の会話がきこえる。
「うちなんか、むだに土地あるだけじゃん」と思わず本校を卑下したくなる気持ちはよくわかる。
公立高校でこれは卑怯なのではないか。
公立高校のなかで、こんなきれいにつくってもらえた学校と、そうでない学校があるのはなぜだろう。
これは差別のレベルではないだろうか。
おれが高校生だったらそう感じるな。
春日部高校さんと、不動岡高校さんは、授業料無償にしなくてもいいんじゃないかなとちょっと思った。市立浦和さんは、まいいかな。
本校金管8重奏メンバーは、午前中から教室で練習。
お昼過ぎに見学メンバーもそろった。
講習会は、その講師でもあられる先生方のコンサートからはじまった。
1曲目で鳥肌が立ち、古田先生のTpソロ、大塚先生のTubaソロに度肝を抜かれた。
古田先生のトークもさえた。
「今日は、お客さんがみなさんでよかった。現役プレーヤーどおし、仲間の前で演奏する気持ちでやります。ですから安心してはずします。みなさん、金管のこのへんがきついとかわかってますよね。われわれプロは、結果が求められるので、ときに慎重な演奏をしますが、今日は仲間のまえですから、せめます。安心して攻めの演奏します」
ツボをわかってらっしゃる。
この時、立川談志師匠のノリと似てると思ったのは、会場でたぶん私一人だろうな。
談志師匠は独演会の最後のネタがおわるとカーテンコールをして言うんだよね。
「今日は、いつもとちがったふうにできた。おれをこんなふうにしてくれた、今日のお客さんに感謝したい」みたいなこと。
こういうのを計算じゃなく、自然に言える人を「人たらし」とよびたい。
それにしても、この金管五重奏をただで聞けただけで、とんでもないもうけもんだ。
やく1時間のコンサートのあとは、クリニックである。
うちは、Trbの石川先生にみていただいた。1時間半ぐらいかな。
そして、クリニックを受けた5チームの発表。
この日、うちのメンバーが受けた恩恵はどれだけ大きいだろうか。
来てよかった。
加須は全然遠くないね。