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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

球技大会

2013年10月30日 | 日々のあれこれ

 昨日一日雨模様で、今日はさわやかな秋晴れ。
 中間試験明けに設定した球技大会を昨日に延期したのは、ぜったい晴れそうだからという理由だったのだが、昨日だけ曇りのち雨だったではないか。
 ま、ほぼすべての種目を最後までやれたからよかったけど。
 グランドの一番職員室に近いところでソフトボールをやってて、「おいおい、このクラス、野球部の3、4番いるのかい」と言われて見ると、夏に準優勝した主力がバットをふっている。「この間、ソフトの国体選抜に入った子もいるんですよ」と隣で3年の学年主任が答える。なんとハイレベルなチームだ。しかも、そのチームが1年生に負けてるし。
 部活動による出場制限がないので、種目によってはかなりハイレベルな戦いが繰り広げられていて、テニスなども先の新人戦で県チャンピオンになった子がふつうにやっている。容赦ないなあ。でもたとえば吹奏楽部員でも、そういう子と一戦交えることができるのはいい経験だろう。
 校内ロングトーン大会があれば、うちの部員も上位に食い込むだろう。まて、ロングトーンだとあやしいか、ハーモニー大会はなお不安だし、そうだ、演劇部門、ダンス部門の方が確実か。
 学校さんによって、うちの球技大会はサッカーがやたらハイレベルなんですよとか、うちはバスケットが、とかあるだろう。城北埼玉さんではない方のお隣の高校なんかは、全種目すごいレベルなんだろうな。
 逆に学校さんによっては、全般に低調という場合や、球技大会に選手がそろわない場合ということもある。
 一般的にいって、勉強面でもう一つふるわない高校さんが行事でもふるわない状態なのが、今の高校の問題点だ。
 自分のなかでは、センター試験のやり方なんかよりはるかに大きな問題だ。
 これは先日の教育再生会議が提示した、入試の小手先の変更のようなものではなんともならない。
 公のお金を費やして開く教育再生会議とかで、素人ぽい入試改革を提言するくらいなら、碩学とよばれる方々の知性を、もっと有効に活用してほしいと思う。
 そのためにまず現実を見て、つまり議論のための材料をもったうえで貴重な時間をつかってほしい。
 そうじゃなかったら、こどもはふりまわされるだけだ。

コメント
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