水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

ありがとうございました

2016年01月11日 | 演奏会・映画など

 

 1月10日 ニューイヤーコンサートイン南古谷@東邦音大グランツザール

 1月11日 吹奏楽コンクール新人戦@さいたま市文化センター

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新人戦

2016年01月11日 | 日々のあれこれ

 

 6回目の新人戦。三日に分かれていた高校部門が一日実施となり、参加校すべてに順位がつく。
 会場は、久喜、所沢ではなく、夏のコンクールと同じさいたま市文化センター。
 祝日で空いている17号バイパスを走り、かつやで朝食をとって会場につき、メンバーが来てる感じだったので安心し、何人かの先生にお声をかけて客席に向かうと、なんか例年より本気度の高い雰囲気が漂っている気がした。
 大滝先生のごあいさつに続き演奏がはじまる。役員でなかったので、午前中は落ち着いて演奏を聴けた。

 立教新座さんが20人強で「三つのジャポニスム」を曲にしているのに驚いたり、緻密さの増した星野高校さんの自由曲に驚いたり。中でも花崎徳栄さんの演奏は圧倒的だった。よほどのことがないかぎり最優秀の評価を得ることになると確信した。立派なものだなあ、人数はうちと変わらないのだけど。
 昼休みに楽器をおろし、自分も着替えをすませる。新人戦はチューニングのみの25分間練習。ちゃんと音が出るかどうかは、ステージに行ってみないとわからない。でも、東邦音大での演奏を昨日の帰りにビデオで見て、自分のあぶないところはここだと、ある程度意識を持てた子もいたようだ。前日の演奏にくらべれば、ずいぶんいい感じにできた気がした。いまの自分達の力は出せたと思いながらステージを降りることができた。
 あえて難しい課題曲を選んだ以上銅賞でもかまわない、何を学べたかの方が大事だから、と思ってのぞんでいた大会だったが、演奏後は、銀賞でもおかしくないよねと内心思ってた。
 写真撮影のあと、慶應志木さんのディープパープルに手拍子したくなったり、和国さんのシンフォニックな演奏を味わったり、成長し続ける市立浦和さんの演奏に驚いたりした。

 休憩中スマホの電源を入れたとき、「北川景子さん結婚」の報が目に入る。
 ついに、か … 。
 いつぞや、福山雅治さんが結婚したときに、「ましゃロス」で仕事も手につかないなどとのたもうた女性がいたと聞く。仕事なめてんのか、とそのときは思った。
 ひょっとして、突然わが身をおそった、心に穴があいたかのような感覚は、これが景子ロスなのだろうか。
 だとしたら、仕事をなめてる女性の気持ちがわからないでもない。帰って寝たい。
 取り立ててファンだとか意識したことはなかった。たんにきれいぽいから好意を抱いていた、というわけでもない。
 意図せざる気品というか、嫌みのない上品さというか、自分のポテンシャルを素直に受け止め感謝しながら、それを仕事に生かしている姿勢が、やわらかな矜恃として伝わってくるのだ。
 会って話したら心が通じ合えたはずだ。あたしたち相性いいですよね、ときっと彼女の方から口にする。
 どこかのタイミングで会ってさえいれば、彼女は自分の運命に驚くこととなったろう。
 問題は出会いだ。出会いの機会を得ることができるかどうかが、人の運であり、分なのだ。
 こんなに心が通じ合っているのだから、今生では会えなかったものの、多生でいつか出会うことにはなるだろう。
 そのときはAJA、新しい人生を歩みたい。

 出会えないことには何ともできない。
 出会いさえすれば、たとえば最初はふられたとしても、次の対策を立てていける。
 最終的に思うような結果にならなくても、その経験は自分のものになる。
 新人戦も同じではないか。無理に出なくていい大会なのだ。
 結果は惨敗だった。こんな思いをするために出ないといけないのか、部活って何のためにやっているのかとさえ思った。
 しかし、どれくらいだめか、何がだめなのかを、大滝先生や審査員の先生から教えていただいたではないか。
 現実は現実だ。現実は結果だ。現実は正解だ。
 次にどうするかだ。

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