水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

8兆点

2016年12月07日 | 日々のあれこれ

 

 結局J1は浦和レッズが2位。年間勝ち点で15点も(だっけ?)差をつけて1位になったのに、CSの2試合で合計点が同じながらアウェイゴールの差で負けるという、年間勝ち点一位のアドバンテージがまったくない、不思議なシステムだった。せめて勝ち点差の分ぐらい点をとらないとダメ方式にしないと、普段の試合の意味じゃね。
 その理不尽さに、その当事者やサポーターになって初めて気づいた人も多いのだろうが、最初からわかってた方々も多いはずだ。やってみてダメなことがわかったから来年はもう変更するというのは、潔いとは言えるかもしれないが、去年と今年はなんだったのだろう。
 理不尽なのが世の常だとはいえ、スポーツの世界で、勝敗や順位を決める枠組みに理不尽さを設けるのはやるせない。最後の問題だけ8兆点もらえるバラエティ番組のクイズと同じだ。本気のクイズ番組でそれをしたら、やはり批判が起きる。
 だから、地道に勉強した子が一点刻みでセンターで点をとって、目標に近づける方式をつくるのがいい。ちゃんと採点ができるかどうかも未知数の記述や論文で、最後に8兆点もらって逆転する受験システムをつくろうとするのは、文科省にしか入れなかった人々の怨念がこもった改革なのだろうか。一度かえたら、Jリーグほど機敏に再変更することは難しい。

コメント (2)
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