「町田くんの世界」 … なかなか新刊がでなかったけど、待ちに待った4巻を読んでたら泣いてしまった。
「恋は雨上がりのように」 … こんなに長く続くとは思わなかった。でも読んでてせつなすぎるから、そろそろまとめてほしい気もする。発展しなくていい。あきらちゃんにドロドロしてほしくない
「僕たちがやりました」 … たらたらした高校生が、からまれた不良たちに復讐しようと、不良の通う高校に爆弾をしかける。それが死傷者が出る大事件に発展し … からはじまったドタバタ劇かと思いきや、いつのまにか希望と絶望のはざまを生きる若者のやるせない思いが描かれるドラマになっていた。若いうちって、希望もあるから絶望も大きいのだ。歳をとると、絶望力も衰える。
「いつかティファニーで朝食を」 … 食レポ系の漫画でしょと軽い気持ちで手にして、アラサー女性の生き方をしみじみと考えてしまった。いや年齢性別関係なくうったえてくるし、「東京タラレバ娘」より救いがある。
「機械仕掛けの愛」 … 今3年生を受け持っていたなら、小論文を書く生徒さんには強制的に読ませるだろう。来年そうしよう。もう一巻ぐらい出るかな。「天声人語」を読んでもマイナスにしかならないが、これほど考えさせられ、ネタになる作品はない。