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ミランダ・オットー ロード・オブ・ザ・リング エオウィン

こちらは、まだサインを入手していないので、初めての紹介となるが、「ロード・オブ・ザ・リング」で勇敢なローハンの姫君・セオデン王の姪エオウィンを演じたミランダ・オットーのコレクティブル。このシリーズは、デザイン面で非常にきれいで楽しいが、これもそれを強く感じさせる1枚。
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イニシエーション・ラブ 乾くるみ

本の帯にも本屋のポップにも「2度読みたくなる」とあり、文庫の巻末には「再読のための手引き」までついている。私も、一旦読み終えた後、30分くらい本を置くことができなかった。まんまとしてやられた感じである。さすがに2度目を読み通すまではいかなかったが、気がついた部分をいろいろ確認したくなったからである。確認したい箇所は人それぞれ違うはずで、私が確認しなければと思った箇所だけでも10カ所はあるので、おそらくそうした箇所は全体で100以上はあるのではないか。というよりも、良く考えると、まず目次からして仕掛けが施されているし、時代の設定等も、この仕掛けをうまく着地させるための必然のように思える。全てが、この本に施された仕掛けを成立させるための重要なパーツということになるのだろう。恐れ入りましたというほかない。(「イニシエーション・ラブ」乾くるみ、文春文庫)
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