書評、その他
Future Watch 書評、その他
ライアン・ギグス ユニフォーム マンチェスター・ユナイテッド
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スールシャール ユニフォーム マンチェスター・ユナイテッド
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ぼくと、ぼくらの夏 樋口有介
「20年前の青春ミステリーの名作の再文庫化」というふれこみの本書。20年前にはもう青春ミステリーを読む年齢ではなかったので、私はこの作品の存在を知らなかった。こうした本を読む場合、良い本だと思えるかどうかは、その20年前の舞台に、違和感なく入り込んでいけるか、古臭いとか不自然だと感じさせないかどうかがポイントになるが、本書は、その点は、驚くほど昔の作品であることを感じさせない。全く違和感なく入り込めたし、古臭いとか不自然だとかも全く感じなかった。解説を読んで、後から「携帯電話が出てこない」ことに気が付いた程だ(本書の解説は非常に良く出来ていて、読書中に感じたことを的確に指摘してくれている)。ストーリーの展開も良い。メインとなる事件の解決もさることながら、主人公とその父親の青春の行方も気になる。そういえば、学生の頃は、長い長い夏休みがあって、いろいろ事件があって、いろいろなことを考えていたなぁと、昔を思い起こさせてくれた。(「ぼくと、ぼくらの夏」樋口有介、文春文庫)
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