2005年に引退した元NHL選手、ブルース・ガーディナーのサイン。カナダ出身の選手だが、ロシアやフィンランドのリーグにも所属していたことがあるという変り種だ。NHLでの通算成績は100ゴールにも満たないもので、センター・プレーヤーとしては平凡な選手といえる。ただ彼は、2000年に創設されたコロンブス・ブルージャケッツのチーム創設初ゴールをあげた選手として記録に残っている。フランチャイズ・ファースト・ゴールというのは、やろうとして出来る記録ではないが、名前はそのチームが存続する限り語り継がれる。ある意味大変ラッキーな選手と言えるだろう。
スイス出身のNHLプレーヤー、マーク・ストレイトのジャージである。スイス出身のNHL選手というのはかなり珍しく、現役選手では彼を含めて4人しかいないという。彼は、スイス・ナショナル・チームのキャプテン、現在所属するNYアイランダースの副キャプテンということで、この4人のなかでは最も知名度の高い選手といってよいだろう。彼がチーム・キャプテンを務めたトリノ五輪では、予選でカナダとチェコを立て続けに破るという大金星をあげ、6位に入賞した。そのチェコ戦で決勝点をあげたのが彼である。