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超初心者のためのサイバーセキュリティ入門 齋藤ウィリアム浩幸

仕事の現場でも日常生活の中でも、電子機器の占める重要性がどんどん高まっていることを実感しつつ、その中に潜んでいる悪意や犯罪に絡む「リスク」の存在は常に頭の中にもやもやと感じている。おそらくそうしたリスクは、超初心者には超初心者のリスク、中級者には中級者のリスクなど、色々あるのだろう。そういう意味では「超初心者のための」とうたっている本書は、まさに自分のような人間が読むべきこと、知っておくべきことがかかれている気がする。本書を読んでいると、自分にとってそうしたリスクが顕在化していないのは、単にラッキーなだけか、それとも電子機器との関わりがまだ少ないからか、そのどちらかに過ぎないということが良く分かる。先日スマホの中の写真を見ていたら、そこに「写した場所」が表示されていて驚いた。その時は「へぇ便利だなぁ」と思ったが、確かにその便利さの裏に大きなリスクがあることは間違いない。(「超初心者のためのサイバーセキュリティ入門」 齋藤ウィリアム浩幸)

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