書評、その他
Future Watch 書評、その他
カレンダー
2016年11月 | ||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
![]() |
||||||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | ||
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | ||
27 | 28 | 29 | 30 | |||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
![]() |
||||||||
|
goo ブログ
過去の記事
カテゴリ
サイン集(559) |
コレクティブル(495) |
読んだ本(2947) |
映画、観劇、音楽、その他(258) |
Weblog(2) |
最新の投稿
22 世紀の資本主義 成田悠輔 |
朝比奈さんと秘密の相棒 東川篤哉 |
世界がもし100人の村だったら 池田香代子 |
死んだ木村を上演 金子玲介 |
カフネ 阿部暁子 |
イスラム移民 飯山陽 |
禁忌の子 山口未桜 |
警察官のこのこ日記 安沼保夫 |
バールの正しい使い方 青木雪平 |
人魚が逃げた 青山美智子 |
最新のコメント
htsunai/絵画展 コートールド美術館展 |
芋田治虫/王室と不敬罪 岩佐淳士 |
omachi/いつかの人質 芦沢央 |
Unknown/古書店アゼリアの死体 若竹七海 |
野っ原/ようこそ授賞式の夕べに 大崎梢 |
mimizuku/三月 大島真寿美 |
岡本 絵里奈/ミャンマーの柳生一族 高野秀行 |
神崎和幸/おれは非情勤 東野圭吾 |
bigboss/1959年 ワールドシリーズ |
衣恵/るり姉 椰月美智子 |
最新のトラックバック
ブックマーク
goo
最初はgoo |
プロフィール
goo ID |
yb2007 |
性別 | |
都道府県 |
自己紹介 |
非公開 |
検索
gooおすすめリンク
![]() |
URLをメールで送信する |
(for PC & MOBILE) |
![]() |
![]() |
旅の理不尽 宮田珠巳
おそらく著者の本は「東南アジア四次元日記」「ふしぎ盆栽ホンノンボ」についで3冊目。既読の2冊のうちでは、ベトナムの盆栽世界を紹介する「ふしぎ盆栽…」が、インパクトがあって面白かった。もう一冊は面白かったという記憶はあるのだが内容は全く覚えていない。アジア諸国の旅行記はいくつもあるし、いくつも読んでいるので、特にインパクトあったり、特殊なものを対象としていたりしなければ、ほとんど記憶には残らない気がする。本書は、普通のサラリーマンが会社を辞めて、そうした激戦区の「アジア旅行記」の世界に入り込んだという、著者の最初の1冊だ。しかも当初は自費出版だったという。読んでいると、随所にいかにも「自費出版」らしい何となく危なっかしい言い回しが出てきて面白い。自費出版といえども、本を出版するのは「出版社」だろうから、そこにはある程度の「校閲」が入るのだろうし、そこは何となくメジャーな出版社とは異なる基準や手順があるのだろう。そんな本書が、どちらかと言えば学術書の多い堅いイメージの「筑摩文庫」で復刻されたというのが何とも面白い。(「旅の理不尽」 宮田珠巳、ちくま文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )