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伝説のエンドーくん まはら三桃

書評誌で推奨されていた1冊。ある中学校に赴任してきた新人教師が、学校内で「エンドーくん」という落書きをみつける。注意して探してみると、学校の至る所に「エンドーくん」に関する落書きがある。果たして「エンドーくん」とは何者なのか?何故このような落書きが残されているのか?少しだけミステリー要素を持ちながら、中学校という場所の日常が教師の立場から描かれる。著者の暖かい感性に共感しながら、心地よく読み終えた。著者の本、他にも色々あるようなので、是非読んでみたくなった。(「伝説のエンドーくん」 まはら三桃、小学館文庫)

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