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プーチンの正体 黒井文太郎

2月のロシアウクライナ侵攻、プーチンの略歴や人脈をコンパクトに教えてくれる一冊。緊急出版ということで、侵攻以前に書かれた文章の引用がかなりを占めているが、それがその時々の生の情勢分析からくる流れや必然性を浮き彫りにしてくれていて、侵攻前のことを何も知らなかった自分にはむしろ有難い気がした。著者の主張は、「プーチンは絶対に引かない、妥協しない」というもので、説得力があるだけに暗澹たる気持ちにさせられる。(「プーチンの正体」 黒井文太郎、宝島社新書)
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