尼崎市の委託した民間会社の社員が泥酔の果てに46万件の個人情報が入ったUSBを落としたという事件があった。すぐ気にかかったのは市長が民間委託が好きな人なのか、そういう党派なのか?ということだった。
阿武市の職員が4,630万円を個人に振り込むことに職員や管理者がなぜ不審感を持たなかった。普通の常識感覚すらないようだ。公金に関わった銀行も知らんふりだ。
この事実の公表は未だ明確ではないが、外から見ればそう言わざるを得ない。
とすれば、こんな小さな町で年間、1件5千万の振り込みをすることが何件あるのか?が気にかかった。
近頃、こういう実に変な不具合がよく起こる。魚は頭から腐る!と誰か云ったような。頭が腐れば当然に尾鰭も腐っている。
経産省のキャリアや国税庁の役人が詐欺をするなら、末端の小さな市町村、小さな特殊法人、小さな天下り団体、では本当に不正なく仕事をしているのか疑問が出て来る。
この國は21世紀から、小泉政権頃から、公と民の境が何の議論もなく、無条件に雇用を流動化させ、企業側に肩入れし過ぎている気がする。
それがより顕著になったのは、安倍政権からである。この國の今の苦境は、小泉そして安倍からが大きな選択の曲がり角で、それが、今ウクライナやコロナで、大きな失敗だったという結論が割合早く出て来るのではないか。
先週久しぶりの外食だったが、客が少なかったのか、味が落ちたか?