1988年作品、ジョディー・フォスター、マーク・ハーモン主演、そろそろ引退の野球選手が故郷から、昔の初恋の人が死んだと知らせを受ける。
遺言によって、男は女の骨を落ち着き先を任される。男はその骨壺を預けられて唖然とするが、青春の頃の年上の彼女の事を思い出し、自らの青春も辿ることに成った。
結果として故郷に再会したことにより自堕落な生活から変わることになる。
その間、彼女の思い出から、散骨すべき場所を気が付き、其処に行き空高く巻き散らす。まあ、ありふれた青春物映画かもしれない。
ただ、ジョディ―・フォスターが若く、身体が小さいが筋肉質であったことが判った。
既にその頃から、現在の生き方の端っこが在ったのかもしれない。
見ていて、一番うらやましいと思ったのは、骨を蓋つき瓶に入れて、散骨できるという行為であった。
自らの肉体と魂の処分権の自由が自らの意思で死後も選択できるという欧米人の徹底した「個人の自由」というものに敬服した。