玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

無表情な黒い目

2024-02-07 11:02:27 | 政治

ネットで国会中継を見た。とてもライブで見る気にはならない。兎も角時間の無駄、そして議会規則、慣習と云った無駄、CM以上に嫌悪感がある。

ネットでは切り取られているが、どうせ答弁が空っぽなのでそれで充分である。

新潟の米山隆一の質問が良かった。彼は弁護士資格があり、元新潟県知事でもある。その彼が二階元幹事長の50億円の使途を追求したが、格好つけた前置きの無い直截な質問で、「1時間ごとに10万円」使っていたというくだりが特に良かった。

一番の見どころは、「認識と確認は違う」と言ったことだろう。そこは質問通告に無かったのか、キシダはすれ違い答弁も云えず、ただ、官僚のつくった答弁を何度も読むだけだった。そういえば、彼は「認識」で逃げるヒトだ。

そんな答弁を平気で作る官僚も変だが、それが許されるのは自民党絶対多数の議会だからだ。その絶対多数は小選挙区制で造られ、選挙期間の短期化で名前が通る世襲議員が選ばれる。つまり選挙制度の作為的な欠陥によって造られる政治勢力である。

しかし、権力はガンガン使うと言った岸の孫のアベからこの圀の政治が明らかにおかしくなった。それを気付かぬふりのキシダの偏差値高校出の愚人の眼鏡の奥の無表情な黒い眼が気に懸かる。

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