昔々、大学で仏語を落としそうになって、水道橋のアテネ・フランセに通ったことがある。
帰りにわざわざ「舟」という喫茶店に寄り、お茶の水の聖橋に行くと、眼下にニコライ堂の緑の丸い屋根が見えた。しかし一度として傍に行ったことがなく、ただ緑の屋根だけが残像として残っている。
どうしても一度そばでしっかり見ようということで、仲間で行くことになった。
先ずは、藤沢からJRで東京駅へ。コロナ禍で数年ぶりだ。
そして、中央線でお茶の水、聖橋口で降りた。外はけっこうな雨だった。
念願のニコライ堂。眼下では見えなかった。高いビル群の隙間にあった。
隣接する建物。
暫し眺めたが、存外に小さかった。何なのだろう、・・・。記憶はあいまいなものだ。