今オーディオブックで聞いてるのが、キャスリン・ストケット作の「The Help」
「The Help 」とは、白人家庭で働いている黒人メイドの呼称だそうです。
今映画館で上映されているので、ストーリーは明かしませんが、ミシシッピー州ジャクソンを舞台にした人種差別をテーマにしたストーリーです。主人公は、白人家庭でメイドとして働いている黒人のエイブリイン、ミニ。そして大学を卒業したばかりでジャーナリストを目指す白人女性、スキーター。
オーディオブックで聞くと、黒人女性のその独特の語り口で、思わず感情移入してしまいます。言葉の選び方から文法まで、黒人文化を理解するにはうってつけの本です。
そういえば、私の大学院の最初のアドバイザーはミシシッピー出身の黒人教授でした。詳しいことは話してくれませんでしたが、幼少の頃、かなり差別にあったそうです。しかし逆境にもめげずに、大学、大学院を卒業し、フルタイムの大学教員職を得た人です。
今、第六章を聞いているのですが、どんな展開になるかワクワクしているところです。