キキ便り

アメリカ便り、教員・研究者生活、シンプルライフ、自閉症児子育てなど

Showingの達人??

2011-08-26 14:55:06 | アメリカ便り

今レンタルしている家が木曜日より売りに出されることになった。昨日は、不動産と顧客の訪問が1回、今日は2回、明日と明後日もそれぞれ1回ずつ予約が入っているが、このペースで進めばもっと予約がありそう。

家賃を払いながら、たえず家を見せなければならないのは非常に負担だが、とりあえず数週間は協力することに・・・

このShowing、最低24時間前に連絡をしてくれる〔ワシントン州の場合)と思ったが、ここではそうではないらしい。ひどい場合は30分後に家を見せなければならないことを知る。昨日は、あと45分後に家を見せてくださいという連絡が来る。

前にも何度かブログに書いたが、家を売るためにはモデルハウスのようにきれいに掃除し、整え、顧客に住みたいと思わせるような空間づくりが要求される。個人趣味を強くカンジさせるハウスは人気がなく、ニュートラルな住まいの方が好まれるらしい。

アメリカで4度も家の売買をしてきた私は、不動産に習いながらこのShowingのコツがだんだん見えてきたが、なぜか写真のアングルを通して自分の家を見る習慣がついたのか〔ブログに家の写真を掲載してきたせい?)、シーツにしわがよっているとか、花瓶に入れた花が曲がっているとか、そんなことまで見えてしまって、変なところで完璧症になっている自分を実感〔笑)。

まず朝5時半に起き〔息子の起床時間)、家族の世話をしながら、順番に寝室のベッドメーキングをし、子どもが一人ずつ学校に行くたびに、その部屋を整理整頓。朝食が終わった頃には、台所をキレイに整理し、まな板、包丁、台所洗剤、スポンジまで皆流し下に隠す。前の不動産屋には台所まわりを広く見せるために、コーヒーメーカー、トースター、Vitamix、炊飯器、みんな流し台の下に隠すように指示されたが、今回は炊飯器以外は皆出しっぱなし。それが終わると洗面台、浴槽をキレイに整理し、歯ブラシやハンドソープも皆シンク下に隠す。そして新品の白のタオルを置く。

いい香りをさせるために、キャンドルを灯したり、コーヒーを入れたり、お菓子やパンを焼くことが勧められているが、スーパーで安い冷凍のクッキーの種を買って保存し、予約が入った時にそれをただ鉄板に並べて焼き、クッキーの香りを漂わせるのが一番簡単だということを発見。まあ、子どもたちのおやつになるので、一石二鳥かな。

このリンクは、去年家を売る時にメモしたものです。

http://blog.goo.ne.jp/yokomam/d/20100722

コメント (2)
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