ふぶきの部屋

皇室問題を中心に、政治から宝塚まで。
毎日更新しています。

アダルトチルドレンな国

2005-04-11 08:36:11 | つれづれ日記
週末の中国における反日デモには
日頃、そういう事には無頓着な私でも
胸が痛くなった。
デモはどんどん膨れ上がり、ガラスを割ったり
投石したり。
彼らの顔をみていると「反日」というより
もっと根深い「ストレス」を感じる。
「中国は今、貧富の差が激しく政府に対する
不信感も強い。それを面と向かって言えないので
反日という形でストレスを解消している。
恐いのはこの動きが本当に反政府デモに陥ること。
ゆえに中国政府はデモを阻止しないのだ」
というのが定説。
多分そうなんだろう。冷静に見れば。

でもテレビの画面に映し出される彼らが
口々に「打倒!日本」だの「日本製品を買うな」
だのと言ってシュプレヒコールをあげ、
いかにも知ったかぶりして
「日本は歴史を歪曲して反省と謝罪がない。だから
国連の常任理事国になるのは反対。許せない」
などというのはお門違いだ。

そもそも歴史を歪曲しているのはどっち?
教科書について文句を言うけど、自国の教科書で
他国の悪口を吹き込んでいるのは中国と韓国だけ。
「日本軍が陵辱した中国と韓国」と言うけど
日本軍=日本人全員ではない筈。
そんな風にいつまでもいつまでも過去に拘るという事は
要するに日本が占領していた頃よりいい国に
なっていないからでしょう?豊かじゃないからでしょう?
そういう国にしたのはどこの誰?
中国や韓国の統治者ではないのか?

それを
「中国でデモが起こった責任は中国にはない。
日本が悪い」
これが公の場でいうセリフか?
「そもそも僕がこうなったのは自己責任じゃなくて
あんたが悪い」
アダルトチルドレンかい?

ノ・ムヒョン大統領もドイツまで行って
延々と日本の悪口を述べたのだとか。
どこの世界にヨーロッパまで行って
アジアの隣国に対する悪口を言う国家があるだろうか?
「だからどうしろというの?ドイツも日本を攻撃せよと?」
「ドイツも日本に反省と謝罪を求めろというの?」
言われた方だって当惑するし、どこまでも自国の事しか
言わない国に呆れたことだろう。

東アジアは一体どうしてしまったの?
まるで精神状態が赤ちゃん返りしたかのよう。
しかも甘やかしすぎたお陰で「オレ様化」している。
それこそ「教育」が悪かったとしか言いようがない。

そして無関心な日本にも問題がある。
今一度、あの当時の歴史を振り返って
日本の「加害者度」をチェックすべきでは?
子供の言いなりになってはいけない。
大人は大人の感覚できちんと物事を理解し
しつけをしていかないと。
このままでは北京オリンピックだって危ない。
世界中に東アジアの「アダルトチルドレン度」を
さらすのは避けるべきだ。
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名作平積み大作戦

2005-04-11 08:09:49 | つれづれ日記
NHKハイビジョンとBS2で始まった
名作平積み大作戦
とっても面白いので欠かさずに見ることにした。
毎回テーマにそって二人のプレゼンターが名作をアピール。
オーディエンスがその名作を読みたくなったかどうか
スイッチで判断。
そして3件の本屋さんがどちらの名作を平積みにするか
決めるというもの。
先週のテーマは
セレブに憧れる人の為の名作
ということで、一冊は金色夜叉
もう一冊は華麗なるギャッツビーだった。
どちらを読みたくなったかって・・やっぱりそれは「金色夜叉」だったんだけど。
だって主人公の寛一君。
あまりにぶっとんでいるキャラ。
しつこくて執念深くてストーカーみたいなんだもん。
コメディとして笑える(失礼)

そこで、私も考えた。
セレブに憧れる人の為の名作マンガってないのかな。
我が家にある1400冊のマンガの目録を取り出して
ああだこうだと考えつつ・・・・あった!と発見。
何を隠そう(隠してないけど)それはおにいさまへ・・・(池田理代子作)
これしかないでしょう!!
読み返してみて改めて「すごい作品だな」と思った。
まず登場人物の顔が全部「ベルばら」キャラと重なるのが嬉しい。
普通の大学教授の娘御苑生奈々子がセレブのお嬢様が
集う「青蘭学園」に入学したことから始まる。
青蘭学園には「ソロリティメンバー」なる
特権階級がいて、そのメンバーに菜々子が選ばれて・・・

実はこの物語、現在の韓国ドラマのお約束がぞろぞろ入ってる。
韓国ドラマのお約束といえば
出生の秘密
不治の病

さらに言うならお金持ちと貧乏人の対比。
「おにいさまへ・・・」の場合は親の職業差別かな。

読めば読むほどにドロドロしているこのお話。
ある意味「ベルサイユのばら」より名作かもって思う。
でもこんなにドロドロしていても韓国ドラマのように
やぼったくならないのは、やっぱりセリフや絵柄の
美しさだろうと思う。
いわば池田理代子はユン・ソクホ監督だったわけだ。
(そもそも物語りの初めに満員のバスの中での
奈々子とサン・ジュスト様の出会いは冬ソナそっくり)

ということで、この作品にキャッチフレズをつけるなら
元祖韓国ドラマ 超セレブな世界にあなたを誘いましょう 
なんてのはいかが?
コメント (2)
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