ふぶきの部屋

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1%の奇跡は少子化問題対策ドラマ?

2005-09-03 17:39:49 | ドラマ・ワイドショー

愛するヨン様。本当にお疲れ様でした

あなたが滞在していた日々は本当に幸せで

心に涼やかな風が吹いていました

また日本に来てくださいね。必ず・・・必ず・・・

という事で、本日の夜は「ブロードキャスター」見なくちゃ!!

 

1%の奇跡

とうとう今週終ってしまったんですけど、このドラマって

「少子化に悩む韓国社会」の「希望の光」なんじゃないかと思ったんですよ。

全編通して語られているテーマは「家族は素晴らしい」という事で、

核家族よりも親と同居する大家族主義」が好ましいという事ですね

カップル別に書くと・・・・

チェインとタヒョン

チェインは財閥の御曹司で傲慢で我儘で女性の気持に配慮しない男。

そんな彼を変えたのが高校教師のタヒョン。

タヒョンがチェインを躾ていくことによってチェインは

「妻や家族を大事にする」夫になるわけです

タヒョンはチェインの家に同居しつつ高校教師を続けるのですが、

主に家事を担うのが姑。この姑さんとチェインの妹がよく出来た性格の人たちで

家事の出来ないタヒョンを責めずに何事につけてもタヒョンの味方になるの。

タヒョンはチェインに家事を分担させ、チェインは仕事のしすぎを家族中から

責められて早く帰ってくるように努力するし、妻が妊娠したらそれこそ妻の

望みを全部かなえようとするのねーー理想だわ―

 

テハとヒョンジン

テハはチェインのいとこでデパートの社長。

ヒョンジンは親からのDVという過去を持ち、タヒョンの家に同居している研修医。

最初、この2人の交際にはテハの母親が大反対していたけど、

ヒョンジンが妊娠していることがわかると態度が一変。

「できちゃった結婚」は韓国社会では「喜ばしいこと」なのか手放しで大喜び

しかもヒョンジンの性格が気に入ったのかテハオンマは息子よりも嫁を

大事にしてつわりで何も食べられないヒョンジンの為に、

したことのない料理までする始末。

テハの母とチェインの母の「嫁自慢」はものすごい迫力でしたーー

ここでチェインの母は

嫁に不満がないといえば嘘だけど、そういうものだと思っている。

自分の人生の残りは明るく過ごしたいから嫁を愛する」と言って

います。理想的な姑さんたちですわーー

 

また、タヒョンとヒョンジンは母と姑にだけ指輪をプレゼントして

「育ててくれてありがとうございます」とお礼を言うのねー

つまり「父よりも母の方が偉大」という感覚です。

そして双方の姑の大いなる理解の元にタヒョンもヒョンジンも仕事を続け

「子育ての心配はしないで仕事を続けなさい」なんて言ってもらえるわけ。

 

ソヒョンとヒジン

ソヒョンはタヒョンの兄で医者。ヒジンは病気の妹を抱え住む所のない

美容師。

この2人がソヒョンの家にお世話になるところから2人の「恋」が始まるのね。

ヒジンは学歴も家柄もない女性だけど、家事が得意でソヒョンの母にも

愛されている女性。妹のユジンは家族中に可愛がられているわけ。

ソヒョンは「今までさしたる苦労もせずにここまで生きてこられた」お礼を

社会に返したいという事でソマリアへ2年間いくことに・・・

家族は反対したけど、ヒジンは「待っています」とけなげな一言を・・・

「2年」は兵役の年月ですね。

韓国では兵役を堺に別れるカップルが多いけど、

この「2年」を一途に待ちつづける女性のけなげさがいいわけねーー

学歴がなくても家柄がよくても気立てがいい女性が一番!!て事かなーー

 

ヒョンジュンとチェヨン

ヒョンジュンは財閥の顧問弁護士。チェヨンはチェインの妹。

財閥の娘との結婚にヒョンジュンの父は大反対

理由は「財閥の孫と結婚したら、息子の仕事が正当に評価されなくなる」から。

でも結局は許すんだけど・・・

「親は子供に勝てない」という事なのよーー

つまり、

結婚したい男女がいたら迷わずさせなさい。子孫繁栄のためですよ

という事なのかな・・・・と。

 

このドラマに出てくる人はみんなヒジンを抜かして裕福な家庭で育ってます。

学歴も職歴も一般家庭よりは上ですよね

だからこんな風に「理想的な家族関係」が築けるのかなとも思うのですが・・・

「嫁は姑に仕えつつ仕事もして子供を産む。

姑は嫁を大事にして助けてやる。

夫は常に嫁を尊重しつつちゃんと寄り道しないで帰ってくる」

これぞ究極の「少子化対策」だと思いません?

コメント
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